Apps入門
- 2014年9月22日
- by SendGrid
- Category: 機能・使い方
SendGridには、多数の便利なApps(アプリケーション)が標準で用意されています。ON/OFFを切り替えるだけで手軽にご利用いただけますので、用途に応じて色々お試しください!
どんなAppsがあるの?
まずは各Appsの概要について簡単にご紹介します。設定内容など、詳しくは操作マニュアル(会員登録が必要)をご参照ください。
- Address Whitelisting *
ホワイトリストを有効にします。
ホワイトリストに登録されたメールアドレス(またはドメイン)については、バウンス・ブロック・配信停止リクエストに起因するドロップ処理は行われなくなるため、「重要なメールが意図せず配信されなかった」といった事態を避けることができます。 - BCC *
メールのBCC(Blind Carbon Copy)を設定します。
配信するメールのコピーをとっておきたい場合などに利用します。 - Click Tracking
クリックトラッキングを有効にします。
メール本文中のリンクがクリックされたかどうか、そのURLは何か、などを把握することができます。 - DKIM *
メールの到達率を高めるため、SendGridから送信する全てのメールはSendGridのドメインでDKIM署名されますが、このアプリケーションを使えばお客様の独自ドメインでDKIM署名をすることができます。 - Domain Keys
送信ドメイン認証 Domain Keys を有効にします。
こちらもメールの到達率を高めたい場合に利用します。 - Lagacy Email Templates *
HTMLメールのテンプレートを設定します。
※ これは旧機能です。現在はより高機能な Template Engine がご利用いただけます。
- Event Notification
Event Webhook の設定をします。
送信したメールのイベント情報(配信、バウンス、開封、クリックなど)を、指定したURLへPOSTすることができます。※この機能は、Bronze以上、またはFreeのアカウントでご利用いただけます。
- Footer *
テキストメール/HTMLメールに、指定したフッタを挿入します。
メールの末尾に定型文を追加したい場合などに利用します。 - Forward Spam *
迷惑メール報告を指定したメールアドレスへ転送します。 - Google Analytics *
メール本文中のリンクに、Google Analyticsのカスタムキャンペーン用のパラメータを追加します。
※ 別途、Google Analyticsのアカウントが必要です。
- Gravatar *
メール送信者に関連付けられたGravatarを追加します。
※ 別途、Gravatarのアカウントが必要です。
- Open Tracking
開封トラッキングを有効にします。
メールが開封されたかどうかを把握することができます。※ このアプリケーションを有効にすると、HTMLメールの末尾に目に見えない画像が挿入されます。受信者がメールクライアント上で画像表示を有効にしたとき、この画像のリクエストがサーバに送られ、メールの開封が記録される仕組みです。
- SendGrid for NewRelic
New Relicのダッシュボードで、SendGridのメール統計情報を確認できます。
※ 別途、New Relicのアカウントが必要です。
- sendwithus
sendwithusと連携します。
sendwithusは、A/Bテスト、ステップメール、メールコンテンツおよびテンプレートの作成、リストのセグメンテーションなどの機能を有するマーケティングメールプラットフォームです。sendwithusを使ってマーケティングチームの負担を減らしつつ、メールの送信部分はSendGridに任せることができます。※ 別途、sendwithusのアカウントが必要です。
- Spam Checker
送信するメールのコンテンツをSpamAssassinでチェックし、スパムスコアが指定したしきい値を超えている場合はそのメールを送信せずに破棄します。また、指定したURLにそのレポートをPOSTします。 - Subscription Tracking
配信停止リンクを挿入します。
メール受信者がこの配信停止リンクをクリックすると、以降、その宛先へのメール送信は自動的にドロップされます。
Appsを使ってみよう!
まずはSendGridにログインし、ダッシュボードを開いてください。画面上部の「Apps」をクリックします。
ここに表示されているのが、現在有効になっているものです。
Show Disabled Apps をクリックすると、まだ有効化されていないものが一覧表示されます。
各Appsのアイコンにカーソルを合わせると、ボタンが表示されます。有効化するには Enable を、設定を変更するには Settings をクリックします。
Appsはサブユーザごとに設定を変えることができます。また、メールの送信時にSMTP APIでON/OFFを設定することもできますので、是非ご活用ください。