前代未聞のメール送信量となった2020年のホリデーシーズン

前代未聞のメール送信量となった2020年のホリデーシーズン

この記事は 2020’s Unprecedented Holiday Email Sending Volumes の抄訳です。

まず、この記事を読んでいる皆さんにホリデーシーズンの挨拶をさせてください。新しい生活様式を受け入れざるをえない中で、健やかに少しでもホリデーシーズンの気分を味わえていることを願います。

とはいえ、新しい生活様式は今年起きた多くの「100年に一度の出来事」の1つに過ぎません。「前例がない」という言葉は、今年1年を表現するのによく使われます。この1年で、私たちの習慣、挨拶の際の作法、買い物の方法などが大きく変わりました。

小売業のブラックフライデーのオンライン販売額は、前年比22%増、90億ドルを記録しました。

経済はパンデミックの影響を大きく受けていますが、オンラインショッピングではブラックフライデーで前年比22%増、90億ドルの売上を記録しました。しかし、これは驚くべきことではありません。混雑した空間を避けるため、人々は家でモバイルデバイス、PC、タブレットを利用し安全に買い物をするようになりました。そのため、オンライン販売額が急騰したのです。

ブラックフライデーとサイバーマンデーのメール送信量

オンラインショッピングにおいて必須なEメールも、勿論送信量が増加しました。Twilio SendGridは、ブラックフライデーに58億通、サイバーマンデーに57億通ものメールを処理しました。

Black Friday and Cyber Monday

ブラックフライデーの送信量がサイバーマンデーを上回ったのは、2016年以来のことです。この1年の私たちの生活の変化を考えると、これは自然な結果です。

今まで、ブラックフライデーは何の制約もなく人が集まり賑やかにセールやバーゲンが行われていました。しかし、今年はPCのクリックやスマホのスワイプで行われる静かなお祭りになったのです。

Twilio SendGrid Holiday Volume 2016-2020

ホリデーシーズンの曜日ごとの配信ボリュームを見てみましょう。全体に送信量は増加していますが、金曜日と月曜日に送信のピークがあるという傾向は変わっていません。

ホリデーシーズンの開封率

ホリデーシーズンのデータを分析すると、開封率の傾向が2019年からわずかに変化していました。昨年は、開封率はブラックフライデー前後にピークを迎え、その後サイバーマンデーに向けて徐々に減少していきました。しかし、今年はサイバーマンデーに開封率が急上昇しているのです。

Open Rates 2019 vs. 2020

この開封率の上昇は、サイバーマンデーで108億ドルの売上があり、スマートフォンの利用が37%を占めたことを考えると理にかなっています。傾向としては、ブラックフライデーでホリデーメールの配信が増え、サイバーマンデーには注文確認メールが目に見えて増加していました。

つまり、一部のアナリストが指摘しているように、これは多くの人が店や人混みを避け、より早いタイミングで家で買い物し始めたことを示しています。また、新しい生活様式の結果として、日常でのオンラインショッピングの量自体が増えた可能性もあるかもしれません。

メールはこれまで以上に重要になっている

パンデミックは私たちの世界を変えました。企業は情勢に合わせて、リアルタイムでDX(デジタルトランスフォーメーション)を進めています。フットワークの軽い小売業者は、新しいバーチャル体験の構築やオンライン注文の処理など、新たなサービス提供に奔走しています。ヘルスケア、教育、テレワークの分野は、進化という言葉では足りないほどの変化です。

このような変化の中で、Eメールの重要性がこれまで以上に高まっています。

大昔のことを覚えている人には、「デジタルグルー」という言葉を思い出す人もいるはずです。Eメールは、ソーシャルメディアの黎明期や急成長しているEコマース、その他多くのオンラインサービスを繋ぎ合わせるデジタルのグルー(接着剤)でした。今では、デジタルグルーという言葉でEメールを表現する人は余りいません。しかし、古いものが再び新しく感じられるように、今こそデジタルグルーという言葉はEメールを表現するのに適しているかもしれません。

Eメールは、今ではデジタルサービスを結びつけるだけでなく、食品や日用品などの商品を受取るためのパスポートとして、様々な用途で使われています。

これまで、数え切れないほど「メールは死んだ」「いや、2020年には死ぬだろう」「メッセージングサービスがメールに取って代わる」「AIや機械学習が受信ボックスを制御する」と言われるのを聞きました。そのほとんどがまだ実現していないことには、皆さん同意いただけるでしょう。

Eメールは、適応し進化してきたのです。

何が起きたかというと、Eメールは進化してきたのです。Gmail、Yahoo!、MicrosoftなどのメールボックスプロバイダからTwilio SendGridのようなメールサービスプロバイダまで、メールを支えるコミュニティはDMARCBIMIなどの標準規格を推進し、メールをより安全なものにするために協力してきました。同時に、メールは普遍的にアクセスできて費用対効果の高い手段として、人とサービスを結びつけてきました。

Eメールの先人たちは、(知っていたかは分かりませんが)まさにこの時代のためのサービスを提供してくれたのです。

パンデミックのホリデーシーズンの残り期間で何ができるかもっと知りたい場合は、The retailer’s complete guide to a pandemic holiday seasonをご覧ください。

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