マルチチャネルマーケティングとは?ディスプレイ広告とメールを組み合わせる方法

マルチチャネルマーケティングとは?ディスプレイ広告とメールを組み合わせる方法

この記事は What is Multichannel Marketing? How Display Advertising Supports Your Email Programの抄訳です。

マーケティング業界は複雑で、移り変わりが激しく、略語やバズワードだらけです。中でも「聞いたことはあるがよく分からない」ものの代表格がマルチチャネルマーケティングです。これは一体どういうもので、我々は何をすべきなのでしょうか?

マルチチャネルマーケティングとは、顧客や潜在顧客と効果的にコミュニケーションするために、複数のチャネルにわたったマーケティング戦略を導入することです。

マルチチャネルマーケティングの主なメリットは、こちらです。

  • 認知度の向上
  • 一貫したメッセージの発信
  • オーディエンスに関するデータや知見の獲得

デジタル時代の今、対象とするオーディエンスは恐らくデバイス間やアプリ間を頻繁に行き来していることでしょう。そうなると当然、彼らの目に触れる機会が多ければ多いほど、そのブランドを真っ先に思い浮かべてもらいやすくなります。

マルチチャネルマーケティングは、多数のチャネルやプラットフォーム(ソーシャルメディア、検索、印刷媒体、ダイレクトメールなど)で実施できます。話を簡単にするため、ディスプレイ広告+メールについて考えてみましょう。

ディスプレイ広告+メールの仕組み

ディスプレイ広告とは、プロモーション用のWebサイトやアプリ上にクリック可能な画像やバナー広告を配置することです。バナー広告は、HTML5でアニメーションになっているものや、静止画像、文字がぎっしり、ということもあります。皆さんもこれまでに一度はクリックしたことがあるのではないでしょうか。

ディスプレイ広告

他のマーケティング形式と同じように、どのような戦略でディスプレイ広告を実行するかは会社によって様々ですが、一般的には「プロスペクティング」と「リターゲティング」を繋げる際に最も有効です。プロスペクティングとはマーケティングファネルの最上段を増やすことですが、リターゲティングは次のフェーズに進んだ(=興味を示した、興味があると思われる行動を起こした)ユーザに対してリマーケティングをすることです。

マーケティングファネルのイメージ

リターゲティング戦略を構築する際は、少し複雑にはなりますが、特にメールと組み合わせると独創的で面白いものになると思います。確かにサイトリターゲティングは非常に効果的です。しかし、パーソナライズドメールでセグメント化した上で、メールの宛先リストをターゲットにする、となるとどうでしょうか?

大抵のディスプレイ広告プラットフォームにはCRMリストとのマッチング機能があり、その設定は非常に簡単です。

CRMからメールアドレスをCSVエクスポートし、それを取り込むと、クッキーと照合され、ターゲットオーディエンスが作成されます。(広告プラットフォームがCRMプラットフォームと直接連携できるものであれば、手動のCSVアップロードは不要です)

このマッチング処理は、1〜7日ほどで終わります。そこから、単にマッチしたユーザに対してリターゲティングを行うか、これを基に類似オーディエンスにまで対象を広げるかを選択します。

類似オーディエンスは既存ユーザによく似た行動や興味を持つユーザで構成されており、リーチを広げるのにうってつけです。このオーディエンスはデータとアルゴリズムから生成されており、広告プラットフォームからアクセスすることができます。

ディスプレイ広告とメールキャンペーンを組み合わせる

ここで、最初のマルチチャネルマーケティングの話に戻りましょう。ここまで出来れば、メール受信者の多くがディスプレイ広告経由であなたにアクセスできる状態になります。(ちなみにマッチ率はサービスによって異なります)

広告素材(バナー画像等)をアップロードし、広告キャンペーンの予算、頻度、期間などを設定していきます。メールのメイン画像に似たデザインや、メールの件名に似たコピーを採用し、一貫性のあるテーマやメッセージを打ち出して、結果を見てみましょう。

SendGridでもこのようなテストを実施したところ、一貫性のあるコピーや画像素材を使うと非常に良い反響が得られることが分かり、エンゲージメントの向上に繋げることができました。

ディスプレイ広告のサンプル

CRMの広告キャンペーンを始める際は、こちらを参考にしてみてください。

  • アップグレード
    あなたの商品やサービスにアップグレードはありますか?特にアップグレードして欲しいユーザには特別なメッセージを出し、結果をテストしましょう。
  • 配信停止
    ステップメールを配信停止したユーザのリストはありますか?今度はディスプレイ広告経由でアプローチしてみましょう!
  • 他の商品
    他の商品の宛先リストにも載っているということであれば、それを加味したメッセージにしましょう。
  • イベント
    参加する可能性のある人に向けて、イベント登録のリマインドを出しましょう!

我々が見つけた成功戦略は他にもあります。より詳しい資料を準備しているので今しばらくお待ちください!広告素材や、便利なTipsについても取り扱う予定です。メールマーケティングのベストプラクティスに興味がある方は、SendGrid’s 2018 Email Marketing Guide もチェックしてみてください。