宛先リストのセグメンテーション戦略
- 2019年5月17日
- by SendGrid
- Category: メールマーケティング
この記事は Email List Segmentation Strategy: Ask! の抄訳です。
もし、あなたの会社が複数の製品やサービスを提供していて、様々なタイプの顧客にアプローチする場合、顧客に合わせたコミュニケーションを取り、それぞれに適したコンテンツを配信することが大切です。
受信ボックスを見てみましょう。定期的に受信しているプロモーションメールの中には、受信者の性別を間違えていたり、初回の購入者と勘違いしていたり、興味のない商品を売ろうとしたりするものがあるのではないでしょうか。少なくとも、受信者が求めるコンテンツばかりとは言い難いかと思います。
今回の記事では、SendGridで採用しているセグメンテーションの方法を紹介し、それを皆さんのメールプログラムにどう活かせるかを考えてみます。
何から始めるか?まずは聞いてみましょう!
顧客が求めるものを尋ねるにはどうすればよいでしょうか?Spice Girlsが良いことを言っています。
あなたのしたいことを教えて / あなたが本当に本当に望むこと
SendGridのB2Bビジネスは、多くのB2Cビジネスとは少し異なるかもしれませんが、業種に関わらず参考になるポイントもあります。
SendGridでは、Freeトライアルにサインアップするとすぐに、ユーザの職種やトランザクションメールとマーケティングメールのどちらを送信する予定か?といった簡単な情報を入力してもらいます。
このような情報は、インテグレーションの方法や使い方など、新規ユーザに必要な情報を伝えることに役立ちます。
私たちはSendGridのプロダクトが大好きで、メールサービスを探すすべての方に自信を持っておすすめしています。そこで、新規ユーザをサポートし、まずはツールを使ってもらうよう働きかけることが重要だと考えています。
また、新規ユーザをナーチャリングするため、想定する利用方法についてウェルカムメールでもう一度確認しています。
このようなアプローチにより、スムーズにサービスを使ってもらい、トライアルアカウントからのアップグレードを促すことに成功しました。顧客のニーズに正確に応えているということで、この成果をとても喜しく思います。
まずは欲しいものを尋ねてみましょう
メールで尋ねる方法の他に、プリファレンスセンターを準備する方法もあります。もし、メールプログラムがB2Cをターゲットとしている場合は、関心のある製品や服のサイズのようなユーザの情報が特に重要なので、プリファレンスセンターで選択できるようにしておくのがよいでしょう。
アパレルブランドのBonobosは、非常に充実したプロフィールページを準備し、ユーザが購入したくなる商品の提案に役立てています。
これらのデータは、メール送信時のセグメンテーションだけではなく、Webサイトの内容をユーザに合わせて切り替えるためにも利用できます。プリファレンスセンターについて詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
まとめ
顧客から直接情報を集めることは、顧客をうまくサポートすることにつながります。クロスセルの観点でも、顧客の好みを正確に把握しているほど、「xという商品を購入した顧客にyを勧める」といったキャンペーンの精度も上がります。
私たちはマーケターとして、顧客に合う方法でサポートし、それぞれが求めるプロダクトやサービスを紹介するよう努めています。この目的を達成するために、シンプルな方法ではありますが、まずは顧客が求めるものを尋ねてみましょう。
宛先リストのセグメンテーションについて、詳しくはEssential Guide to Email Segmentationを参照してください。