初心者向け「POPとIMAP」基本ガイド

初心者向け「POPとIMAP」基本ガイド

はじめに

今回の記事では、Microsoft Outlookなどのメールクライアントを設定する際に見かける「POP」と「IMAP」について紹介します。「なんとなくでどちらかを選んで、とりあえずメールは読めているけど、何が違うの?」という疑問に答えます!

POPとIMAPはメールクライアントでメールを受信するときに使われる方式です。違いはメールの「受け取り方」にあります。

  • POPは、メールをクライアント端末にダウンロードしてオフラインで読む
  • IMAPは、オンラインのままメールサーバに接続して読む

現実世界に例えるなら、以下のようなイメージですね。

  • POPは手紙を「家に持ち帰る」
  • IMAPは「郵便局に読みに行く」

それぞれの方式について、もう少し詳しく見ていきましょう。

Microsoft Outlook for Macのアカウント設定画面

Microsoft Outlook for Macのアカウント設定画面
(プロバイダー選択時にMicrosoft 365やGoogleなどと並んでPOPやIMAPが選択できる)

POP:「家に持ち帰る」スタイル

先述のとおり、POPはサーバに届いたメールをクライアント端末にダウンロードして読む(家に持ち帰る)方式です。ダウンロードすると、メールはサーバ上から削除されます(設定によって、削除せずに残せる場合もあります)。
この方式は、インターネット接続の通信料が高く、常時接続ができなかった時代によく使われていました。また、サーバのディスク容量が少なくてすむことも、この方式を採用する理由になったと考えられます。

POPのイメージ

IMAP:「郵便局に読みに行く」スタイル

IMAPは、クライアント端末へのメールのダウンロードはせずに、メールサーバに見に行く(郵便局に読みに行く)方式です。これはWebメールの仕組みと似ていますが、クライアントの種類と通信手段がWebメールとは異なります。

  • メールクライアントを利用するのがIMAP
  • ブラウザを利用するのがWebメール

IMAPのイメージ

POPとIMAPの比較

POPとIMAPそれぞれの特徴は以下のとおりです。

比較項目 POP IMAP
主な利用シーン 1台の端末で見る 複数の端末で見る
インターネット環境 メールのダウンロード時には必要だが、読むときは不要 常時必要
サーバに必要な容量 小さい 大きい
複数端末間でのメールボックスの共有 不可 可能
(スマホで既読にすると、PCでも既読になる、など)
クライアント端末が壊れたら メールが消える可能性がある メールは消えない

まとめ

今回はメールを受信するときに使われるPOPとIMAPの違いを簡単に説明しました。

  • 「家に持ち帰る」スタイルのPOP
  • 「郵便局に読みに行く」スタイルのIMAP

メールの受信設定で迷ったときは、本記事を参考に、ご自身のスタイルに合った方式を選んでみてください。

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