効果的な再エンゲージメントメールについて考えてみる
- 2015年6月23日
- by SendGrid
- Category: ベストプラクティス メールマーケティング
この記事は Re-thinking the Re-engagement Email の抄訳です。
メール受信者との『エンゲージメント』を高めるのに、何か良い方法はないでしょうか?今回は、再エンゲージメント(リエンゲージメント)のためのメールキャンペーンについて考えてみたいと思います。
いわゆる再エンゲージメントキャンペーンでは、一般的にエンゲージメントが低いターゲットに対してメールが送信されます。プロダクトやサービスへのエンゲージメントを “取り戻したい” と思っている人に対して、メールを送信する訳です。
再エンゲージメントメールのデメリット
しかし、再エンゲージメントのためにメールを送信する、というのはあまり良い方法ではなさそうです。実際、それが原因で善良な送信者からのメールが迷惑メールフォルダに入るようになってしまったというデータもあります。再エンゲージメントのためのメールはエンゲージメントが低い人に対して送られますが、彼らはそもそもそのメールを受け取ることを望んでいないのです。では、どうすれば良いのでしょうか?
セグメンテーションやメールキャンペーンごとに、エンゲージメントを継続的に監視し把握しましょう。エンゲージメントの低い人には関連性の高いメールだけを送信し、受信者ごとの適切な送信頻度についても検討すべきです。再エンゲージメントキャンペーンで成果を出すには、適切な頻度でメールを送信することが重要です。
再エンゲージメントメールの7つのポイント
これらのポイントに気をつけて、再エンゲージメントメールを見直してみましょう。
- 再エンゲージメントメールに良い反応を示す人は、極めて少ないものです。
大半の人はエンゲージメントが低い時に再エンゲージメントメールを受け取るため、結果的に全体のエンゲージメント率は下がります。メールプロバイダは受信したメールのエンゲージメントを常にチェックしており、エンゲージメントが低くなると迷惑メールフォルダに振り分けます。 - 迷惑メールかどうかは、受け取る人次第です。
迷惑メールは「望まれていない」メールですが、あなたの再エンゲージメントメールもそう思われているかもしれません。ネガティブな反応を示す人には、あまりメールを送らないようにすべきです。 - 再エンゲージメントキャンペーンを実施してみると、これまで気にしていなかったことにも注意する必要があることに気付くはずです。
一般的なメール配信と再エンゲージメントキャンペーンでは重視すべきポイントが異なることに注意しながら実施しましょう。 - データをうまく活用しましょう。
受信者はとても率直です。興味があればエンゲージし、なければエンゲージしません。その興味のレベルに応じて送信頻度を調整しましょう。 - エンゲージメントは、将来のエンゲージメントにも影響します。
だからこそ、今のうちに再エンゲージメントキャンペーンをうまく活用し、エンゲージメントを高めておくことが重要です。 - できる限り質の高いコンテンツを作成しましょう。
受信者をコントロールすることはできませんが、メールエンゲージメントにとって重要な要素である「コンテンツ」なら自分でコントロールすることができます。 - エンゲージメントは、メールの受信者とそのコンテンツによって決まります。
あなたの仕事は受信者の声を聞き、メールの送信を調整することです。そのためには、次のことが必要になります。
・最高のコンテンツを届ける
・受信者の興味を把握する
・興味に沿ったメールを送信する
・モニタリングし、調整する
お客様が最高のコンテンツを適切な頻度で送信できるように、SendGridは現在、エンゲージメントのデータを利用しやすくするための機能を開発中です。お楽しみに!