一度作ったコンテンツを再利用して効率よく成果に繋げよう(前編)
- 2024年11月28日
- by SendGrid
- Category: ベストプラクティス メールマーケティング
この記事は How to Repurpose Content to Boost Your Traffic (20+ Ways) の抄訳です。
「今までの半分の時間で、2倍の品質のコンテンツを作れるとしたら?」
コンテンツが増え、時間も節約できて、サイトのアクセスも伸びる…。まるで深夜の通販番組の宣伝文句のように思えるかもしれませんが、これは空想ではありません。
実際に、少ない労力で大きな成果を上げることは可能です。
最近作成したコンテンツを思い出してみてください。例えばブログ記事、セミナー、導入事例、動画…。それらを作るのにどれくらいの時間をかけましたか?小さなコンテンツであれば2時間、大きなものなら10〜20時間、あるいはそれ以上かかったでしょうか。
完成後はどうしましたか?公開して、プロモーションの計画を立てて実行したら、すぐさま次のコンテンツ作りに取りかかるという流れが一般的だと思いますが、これを繰り返しているといずれネタ切れになりますし、担当者が疲弊してコンテンツの燃え尽き症候群になってしまうかもしれません。
ここで、少し立ち止まってみましょう。
新しいコンテンツを作るのも良いですが、これまでに作ったコンテンツを振り返ってみると、すでに優れた素材がたくさん揃っているのではないでしょうか。せっかくの宝の山を、そのまま放置するのはもったいないですよね。
Write less, promote more(書く回数を減らし、プロモーションに時間を使え)
これは、古くからあるコンテンツマーケティングの格言です。
今回は前編と後編の2回に渡って、コンテンツ再利用のメリットと、具体的なアイデアをお届けします。記事を読み終わるころには、きっとすぐにでも試してみたくなるはずです!
コンテンツの再利用とは何か?
古い家具をリメイクしたり、使わなくなったタイヤを船の防護フェンダーとして使ったりするように、既存の優れたコンテンツを新しい形式に変えて活用するのが「再利用」です。
コンテンツ再利用の例として、ポッドキャストのエピソードを書き起こしてブログ記事として投稿したり、音声データに背景画像を付けてYouTubeに公開する、といった方法があります。これだけで、元のコンテンツ作成にかかった時間の1/10で新しいコンテンツを2つも作れます。さらに、異なるプラットフォームを使うことで新しいオーディエンスにアプローチができます。
どうでしょう、新しいアイデアが浮かびましたか?
今まで手が届かなかったターゲットに、既存のコンテンツを使ってどのようにアプローチできるか、想像してみてください。
なぜコンテンツを再利用するのか?
毎日のようにすばらしいコンテンツを作成するのは、簡単なことではありません。時間・コスト・エネルギーが必要です。一方で、再利用には新しいコンテンツを作るのに比べて労力や創造性は必要ありません。
再利用をぜひ始めるべき理由をいくつかご紹介します。
成功したコンテンツを活かすことができる
パフォーマンスの良いブログ記事は、他のチャネルでも好まれる傾向があります。反応の良かった記事を、他のプラットフォームで再利用してみましょう。
失敗を活かすことができる
膨大な時間を費やしてコンテンツを作ったのに、あまり成果が出なかったことはありませんか?そのような場合も、一度作ったコンテンツは決して無駄にはなりません。内容を膨らませたり、新しい視点を加えたり、他のコンテンツと組み合わせたりすることで、全く新しいコンテンツとして活用することができます。
新しいターゲットにリーチできる
時間をかけて作ったコンテンツを、新しいチャネルでも公開してみましょう。例えば、YouTube向けに作った動画をポッドキャストとしても配信する、eBookをオーディオブックとして公開する、といったことです。異なるメディアで届けることで、新しいターゲットにアプローチできます。
コストと労力を節約できる
コンテンツ制作は多大な時間と労力を使う大変な作業です。再利用して、より短時間で高品質なものを多く作れるようになれば、チームのストレスは減り、他の業務に時間を割く余裕が生まれます。
なぜコンテンツの再利用が重要なのかお分かりいただけましたか?後編ではすぐに使える「コンテンツ再利用の20のヒント」をご紹介します!