一度作ったコンテンツを再利用して効率よく成果に繋げよう(後編)
- 2024年12月5日
- by SendGrid
- Category: ベストプラクティス メールマーケティング
この記事は How to Repurpose Content to Boost Your Traffic (20+ Ways) の抄訳です。
前編では、コンテンツの再利用とは何か、そしてなぜ重要なのかをお話ししました。後編では、すぐに活用できる20のヒントをご紹介します!
コンテンツを再利用する20のヒント
コンテンツの再利用にはさまざまな方法があります。例えば、いくつかのブログ記事をガイド資料としてまとめてもいいですし、逆にガイド資料を分割して複数のブログ記事として公開することもできます。YouTubeで公開した動画を、ウェビナーやメルマガに利用することも可能です。
再利用に必要なのは想像力です。それでは、いくつかの事例を見てみましょう。
1.ブログ記事に変換する
ほぼ全てのコンテンツはブログ化することができます。例えば、時間をかけて作成したeBookやメール、ポッドキャストの投稿…。それらの一部を、ブログ記事として活用してみましょう。
2.新しいガイドを作る
特定のテーマについて複数のコンテンツを公開している場合、1つのガイドにまとめるのも効果的です。動画、テキスト、音声など異なる形式のコンテンツでも、それらを組み合わせた包括的な資料に仕上げるとよいでしょう。
3.まとめリストやリンク集を作る
まとめリストやリンク集は、関連するコンテンツを一気に見てもらうのにとても効果的です。例えば、ホリデーシーズン向けのコンテンツをまとめたHoliday Email Campaign Handbookや、定期的に最新投稿をまとめて紹介したThe Complete Content Marketing Guideを参考にしてください。
4.eBookにまとめる
ブログ運営を1〜2年継続している場合、さまざまなトピックの記事が蓄積されているのではないでしょうか。既存のコンテンツを整理して、ダウンロード可能なeBookにまとめてみましょう。見込み客獲得用のツールにしたり、有料で提供することも可能です。
5.eBookを印刷して冊子にする
作成したeBookを印刷して冊子にするのもひとつの方法です。印刷にはコストがかかりますが、作業はそれほど必要ありません。冊子はロイヤルカスタマーに送付したり、会議の出席者への配布資料として活用できます。
6.メールをシリーズ化する
メールはコンテンツの再利用に最適なチャネルと言われています。例えば、長文のブログ記事を分割してメールに掲載すれば、数日から数週間にわたって配信ができます。
7.プレゼン資料やSlideShareに利用する
イチからスライドを作る必要はありません。既存の優れたコンテンツをプレゼン資料に再構成して、SlideShareなどのプラットフォームで共有しましょう。
8.プレゼン資料をウェビナーに使う
時間をかけて最高のプレゼン資料を完成させたら、それを基にウェビナーを開催することもできます。オンラインでの配信に活用しましょう。
9.コンテンツを動画に再利用する
人々がオンラインで動画を見る時間は年々増加し続けています。既存のコンテンツを動画に変換することで、多くの人に見てもらえるかもしれません。例えば、ウェビナーを録画してYouTubeに投稿したり、Lumen5などの動画生成ツールを使ってブログ投稿を簡単に動画化することもできます。もしポッドキャストの音声があれば、背景画像を設定するだけでYouTube向けの動画ができます。
10.ポッドキャストのエピソードを作成する
9.の方法とは逆に、動画から音声を取り出してポッドキャストにすることも可能です。また、既存のコンテンツを取り上げて、チームメンバや専門家と議論を行う内容にするのも良いアイデアです。できあがったポッドキャストは、SpotifyやiTunesなどで公開しましょう。
11.インフォグラフィックに変える
マーケターのうち32%は、ビジネス向けコンテンツで画像やイラストを最も重要視しているという調査結果があります。アンケートやベンチマークレポートから集めたデータは、インフォグラフィックとしてブログやPinterestに投稿しましょう。デザインが気に入らない場合は、Adobe Stock、PIXTA、Canvaなどのサービスを利用してみてください。テンプレートが豊富に用意されているので、デザインスキルがなくても簡単に作成できます。
12.ゲスト投稿をゲストブックにまとめる
あなたが他社のサイトにゲスト投稿した内容を、そのまま自社のブログで公開してしまうと、重複コンテンツとしてGoogleからペナルティを受ける可能性があります。このような場合は、ゲスト投稿をまとめたPDF(ゲストブック)を作成してダウンロードできるようにしておきましょう。検索エンジンにインデックスされないようにすることで、Googleのペナルティを受けることなくコンテンツを再利用できます。
13.LinkedIn、Facebook、Mediumへ再投稿する
LinkedInやFacebookで記事を公開するのも、自社のブログを広めるのに有効です。ただし、重複コンテンツが原因でペナルティを受けたり、Google検索で自社サイトの記事よりもLinkedInなどの記事が上位に表示されてしまうリスクもあります。Googleが推奨する以下のルールを守って、安全に同じコンテンツを再投稿しましょう。
LinkedInやMediumに記事を再投稿するためのヒント
- 記事全文を投稿しない
優れたコンテンツの一部だけを公開し、全文は自社サイトで読んでもらえるよう読者を誘導しましょう。 - すべての記事を再投稿しない
量より質を重視し、再投稿するのは特にすぐれたコンテンツだけに限定しましょう。 - プラットフォームに合わせて最適化する
LinkedInなどの読者は、ブログの読者とは異なる場合があります。タイトルやCTAを調整して、それぞれの読者層に響くよう工夫しましょう。
14. SNSのストーリー等で共有する
人気のSNS(Facebook, Instagram, YouTube, Snapchat)では、ユーザはストーリーという小さなコンテンツを投稿できます。記事を公開したら、内容を簡単に紹介するストーリーを作ってみましょう。例えば、「メール作成にAIを活用する7つの方法」という記事を投稿した場合、2~3個のヒントで記事を紹介し、全文を読みたくなるように誘導するのがオススメです。
15.SNSの要約記事を作る
カンファレンスで使ったハッシュタグの投稿やX上の会話とまとめて、ブログ記事にしてみましょう。例えば #SIGNALConf Day 1 Recap を参考にしてください。SNSの投稿やコミュニティの交流活動を要約して楽しいブログ記事にまとめることも、コンテンツ再利用の一つの方法です。
16.オンラインコースを作る
特定のテーマでコンテンツが豊富にあるなら、それらをまとめてオンラインコースにすることも一案です。オンラインコースは、eBookよりも教育的なコンテンツです。単に読むだけの記事ではなく、クイズやチェックリストを含めたり、問い合わせフォームやQ&Aなどで読者が疑問を解決できる仕組みを提供しましょう。
17.Quoraの質問に答える
Quora(知識共有プラットフォーム)には、業界や製品に関する興味深い質問が寄せられていることがあります。コンテンツを再利用して、これらの質問に丁寧に答えてみましょう。もし、既存のコンテンツで回答できない質問があれば、じっくり時間をかけて回答を作成してください。その回答を、ブログやドキュメントに再利用することもできます。
18.専門家の回答まとめをつくる
特定のテーマについて社内外の専門家にインタビューを行った場合、会話のハイライトが再利用できます。例えば「専門家が解説!メールを届けるためのコツ」のような記事が作成できるでしょう。
19.自身のノウハウを共有する
メールの件名の書き方や、ランディングページのコンバージョン率を高めるコツ、忙しい中でのスケジュール管理など、あなた自身のノウハウをコンテンツにしてみましょう。これまで時間をかけて工夫や改良を重ねてきた内容を、同じ悩みを持っている他の人に共有すれば、それだけで貴重なコンテンツとなります。
20.FAQの質問を集める
サポートチームや企業のSNS、カスタマーサクセスには、多くの質問が寄せられていると思います。その中からよくある質問と回答をまとめてFAQとして公開するのも効果的です。これにより、繰り返しの対応を最小限にし、効率的に質の高いサポートを行えます。これから問い合わせようとしたユーザの自己解決にも役立つでしょう。
コンテンツを完璧に再利用するためのヒント
デジタルの世界にはすでに膨大なコンテンツが存在しています。コンテンツを再利用するときにオリジナルよりも良いものにするためには、次のことに注意してください。
- 古い投稿を定期的に更新する
データを更新し、古くなった部分は削除することで常に最新の状態に保ちましょう。検索順位が振るわない場合は、別のキーワードで最適化するのも一案です。 - コンテンツをそのままコピーしない
ブログをeBookにまとめる時は、時間をかけて内容をブラッシュアップしてください。レイアウトを工夫したり、段落を削除して簡潔にまとめることも必要でしょう。単にコピー&ペーストで作ったeBookやガイドは、読者が読めばすぐにわかります。時間をかけて、高品質な作品にしてください。 - すべてのコンテンツをリンクさせる
例えば、ポッドキャストのエピソードをブログに投稿する場合は、元のエピソードへのリンクを貼ることを忘れないでください。逆もまた同様です。コンテンツ同士をリンクさせ、訪問者が自然に多くのコンテンツに触れられるよう誘導しましょう。
コンテンツマーケティングの80/20ルール
前編の冒頭で述べた「書く回数を減らし、プロモーションに時間を使え」というマーケティングの格言を思い出してください。コンテンツマーケティングでは、使える時間の20%でコンテンツを作成し、残りの80%はプロモーションに費やしましょう。
まずは時間をかけて、高品質のコンテンツを作成します。その後、メールや広告などあらゆるチャネルで再利用し、最大限に活用しましょう。この再利用が「プロモーション」に相当すると考えてください。例えば、1つの記事を作成するのに10時間かかった場合、そのプロモーション(再利用)に40時間かけてよいと考えることができます。
コンテンツ作成のブラックホールに落ちないように注意してください!どれほど素晴らしいコンテンツでも、見てもらえなければ意味がありません。
さぁ再利用しよう
ご紹介したように、既存のコンテンツを色々な方法で再利用することで、最大限の価値を生み出すことができます。コストを節約しながら効率的にアクセスを増やしましょう!