Event Webhookで複数のエンドポイントが設定可能になりました!
これまでEvent Webhookではエンドポイントを1つだけ指定可能でしたが、複数利用可能になりました。対象は有料プランのお客様で、Essentialsプランは2つ、Pro以上のプランは5つまで設定可能です。
嬉しいポイント
Event Webhookは、送信ログを保存するために利用している方が多いと思いますが、それと同時に、
- 特定のイベントを特定のエンドポイントに通知する
- Event Webhookと直接連携できる外部サービス(CDPなど)を設定する
- 受信アプリケーション切り替えの際、テストやマイグレーション用のエンドポイントを用意する
といったことはできませんでした。
上記を実現するには、一つのエンドポイントで受け取ったイベントに応じて制御するプログラムを実装する必要がありました。
今回の機能拡張によって、上記のようなことが1つのアカウントで簡単に実現できるようになりました。
設定方法
Event Webhookの設定方法は同じです。「Create new webhook」を選択して設定を追加します。
Friendly Nameは画面上の表示名です。日本語は文字化けしてしまうので英数字で入力してください。Event Webhookの通知先URLを入力して、通知するイベントを選びます。ここでは開封(Opened)とクリック(Clicked)イベントを選びました。
Signature VerificationやOAuth Verificationについてはこちらのブログを参照してください。イベントの疎通テストを行う場合は「Test Integration」を押してダミーのイベントデータが受領できるかどうか確認しましょう。設定が完了したら「Save」を選択して終わりです。
複数のEvent Webhookを設定できました。冒頭で紹介したとおり、Essentialsプランは2つ、Pro以上のプランは5つまで設定可能です。Freeプランは従来通り1つのみ設定可能なため、複数設定したい場合にはアップグレードをご検討ください!