効果的なCTAを作成するための方法 – コピー編
- 2015年3月27日
- by SendGrid
- Category: ベストプラクティス
この記事は What is the Objective of Your Email Call to Action? の抄訳です。
CTA(Call To Action)の配置場所については前回のブログ記事でお話ししました。今回は、CTAのコピー(記載する宣伝文句)についてお話しします。
CTAを作成する際は、次のポイントを押さえましょう。
ユーザにしてほしい行動を伝える
メールで何を伝えたいかにもよりますが、CTAをクリックすることで得られるメリットを強調し、ユーザにゴールとする行動(購入する、登録する、など)をとってもらえるようCTAを活用しましょう。
CTAは、短く、魅力的で、次のステップが明確に伝わるものが良いです。(「買い物かごに入れる」「詳細はこちら」「デモを見る」「今すぐ登録する」など)
コピーの言い回しは工夫しましょう。複数のパターンを用意して、効果の高いコピーをA/Bテストで検証するのもおすすめです。潜在的なクリックを失うことを恐れるあまり、あいまいで目立たない言い回しにするのは避けてください。
また、「ユーザにとって有益な情報」や、Copy HackersのJoanna Wiebeがおすすめしているような「不安を和らげる情報」がある場合は、補足として追記しましょう。Joanna Wiebeは、クリックしてもらうためには「他ユーザからの評価」などを追記してユーザの不安を取り除くことが重要だと言っています。彼女のアドバイスをより詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
複数のCTAを配置したGapの例。
ユーザに、今すぐ購入する、店舗の場所を検索する、などの選択肢を示している。
目的のページに、ダイレクトにリンクさせる
CTAのリンク先は、メールの内容、CTAのコピーと合致するものにしてください。せっかくユーザがリンクをクリックしてくれたのに、CTAのコピーとリンク先が合致していないことで、がっかりさせてはいけません。
例えば「今すぐ登録する」をWebサイトのトップページにリンクさせるのではなく、登録フォームに直接リンクさせることで、ユーザがストレスを感じないようにしましょう。
重要なTips
- ユーザにしてほしい行動を曖昧にせず、簡潔で明確にしましょう
- 「今すぐ」や「今日」などの単語を活用し、緊急性を表現しましょう
- 補足情報はCTAがクリックされやすくなると思われる場合のみ、追加するようにしましょう
- CTAの目的ページに、直接リンクさせましょう
CTAは、メールの中で非常に重要な役割を担います。時間をかけ、CTAのコピーに関する総合的な戦略を練りましょう。コピーは、メールのメインコンテンツに沿ったものであるべきですが、クリックを獲得するために非常に重要であるということを意識してください。複数のパターンを作成し、A/Bテストをして有効なコピーを見つけましょう。