CTAのポイントを押さえて読者にアクションを促そう

アスファルトに塗装されたCTA

この記事は Calls To Action: What We Ask of Our Subscribers の抄訳です。

メールの受信トレイは日々読んでいても、すぐいっぱいになってしまうものです。
受信トレイの目に入るスペースを、友人や同僚やマーケターなどが奪いあっています。メールを大量配信する人はそのことを認識したうえで、メッセージを送る際に、読者に何をしてほしいのか決めなければなりません。

CTA(Call To Action)とは、コンテンツの中で読者に具体的なアクションを促すものです。そして、CTAのベストプラクティスは、意図をはっきりさせて数を絞ることです。本記事では、メールを執筆してデザインする際に気に留めてほしい、CTAのポイントを三つ紹介します。

正確に

読者にアクションを促すためのキャッチコピーとして「クリック」をよく目にしますが、これは昨今の環境では避けた方がいいでしょう。スマートフォンやタブレットでメールを読み書きする人は格段に増えています。ご存知のように彼らは「クリック」ではなく「タッチ」するのです。
ときに送信者は、実際には読者がどうやってコンテンツに触れるのか忘れてしまうことがあります。読者の振る舞いを正確に分析することで、より良いキャッチコピーを作成することができるでしょう。

明示して

読者が「クリック」するのか「タッチ」するのかに関わらず、目的を明示することも大切です。宣伝するコンテンツへの導線に曖昧さがあってはいけません。CTAは取引や情報に直接つながるものです。もしサイトを訪問して買い物してほしいなら、そうキャッチコピーに書きましょう。もしソーシャルメディア経由でシェアしてほしいなら、そうキャッチコピーに書きましょう。
CTAを作成する際は、メールの件名や本文と直接関連させるように心がけてください。矛盾するCTAや、多すぎるCTAによって、読者を混乱させたくはないはずです。

SendGridのデータサイエンスチームが1770万通のメールを分析したところ、HTMLメールに含まれるリンク数とクリック率には相関がありました。下図のとおり、リンク数が増えるほどクリック率は有意に減っています。このことから、一つのメールに含めるリンク数についてはよく検討すべきだということが分かります。

リンク数とクリック率の相関図

また別の注意点として、リンク数が多すぎるとメールのデータサイズも膨れあがってしまいます。とくにクリックトラッキングしている場合は、リンク一つ一つの分だけサイズが大きくなることに注意してください。
Gmailでは、全体のサイズが大きすぎるメールは「クリップ」されて、メールの一部しか表示されなくなってしまいます。詳しくは『効果的なCTAを作成するための方法 – デザイン編』をご覧ください。

ブランド付けを

メールマーケティングの専門家Chad White氏は、著書『Email Marketing Rules』にて「(読者は)ヘッダやヘッドラインや画像のロゴを見ます…(中略)…これらの要素をできるだけクリック可能にして、読者が抱いてくれた興味を最大限に活かしましょう」と述べています。
CTAの色彩・語調・主張をサイトと合わせてブランド付けし、きちんとロゴをインタラクティブなものにしましょう。

まとめ

概してCTAの作成は、マーケターにとってユーザ体験を考えなおす良い機会です。読者に多くのことを求めすぎず、「正確に」「明示して」「ブランド付けを」することで、CTAを最大限に活用しましょう。

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