宛先リストのクリーニングで、時間やコストを有効活用しよう

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この記事は、メールアドレス検証サービスBriteVerifyのMatt McFee氏による投稿 Spring Cleaning for Email Lists の抄訳です。

春は大掃除の季節です。家だけではなくメールアドレスもクリーニングしましょう。
宛先リストが有効なアドレスだけで満たされていれば、送信レピュテーションは高く、メールがブロックされたり迷惑メールだと誤判定されたりする可能性はほとんどありません。ブラックリストに載ってしまったときだけ宛先リストのクリーニングをするという人が多いようですが、賢いマーケターは日頃からチェックしています。

無効になったメールアドレスを宛先リストから削除する

宛先リストを作成した当初は、リストに載っている人は全て、あなたの商品やサービスを購入したいと思っている人達だったはずです。しかし、MarketingSherpaの調べによると、メールアドレスは毎月2.1%ずつ失われているそうです。これは、1年経つと4つに1つは無効になるという計算です。大掃除をすることでかえって時間を節約できるのと同じように、メールキャンペーンを実施する際にメールアドレスの検証(Email Verification)を行うことで、ブラックリストの対応に時間を費やさなくて済み、潜在的な販売機会の損失も防ぐことができます。
メールアドレスの検証はすぐ実施でき、価格も手頃です。最近のツールはメールアドレスのファイルをドラッグ&ドロップするだけで、わずか数分で無効なアドレスを特定することができます。そして、イメージよりもずっと手頃で、クリーンで、安価です。

無効なメールアドレスを宛先リストに入れない

とはいえ、毎日大掃除するというのは現実的ではありません。こんな時は、Webフォーム検証(Web Form Verification)で無効なメールアドレスがデータベースに入り込むのを防ぐという方法があります。調査したところ、全Webフォーム送信の10〜15%は使えないメールアドレスだったということが分かりました。Webフォーム検証を導入することで、フォーム入力時にメールアドレスが自動的に検証され、誤入力による無効なメールアドレスをすぐに検出し、修正することが可能になります。

Webフォーム検証の設定は簡単で、ドメインを追加し、スクリプトを埋め込むといったシンプルな手順をいくつか実施するだけです。また、入力エラーの排除に加え、不正攻撃やコンバージョン率も把握することができます。そして、宛先リストがクリーンに保たれているという安心感を得ることができます。

少し時間をとってメールアドレスを検証し、無効なものを削除することで、時間やコスト、販売機会の損失を抑えることができます。SendGridにはメールアドレスの検証機能はないので、BriteVerifyのような外部のサービスを活用すると良いでしょう。宛先リストのクリーニングの重要性については、以下の記事もあわせてご参照ください。

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