「Litmus」を使って、送信前の表示確認テストを楽にしよう
- 2016年8月30日
- by SendGrid
- Category: ベストプラクティス
ご存知の通り、SendGridはメール送信のエキスパートです。送信についてはSendGridが頼りになりますが、「メールを送信する」ためには「送信」以外にも様々な仕事 (コンテンツの作成や文章校正、宛先リストの作成など) があります。
本記事では、その内の1つである「送信前の表示確認テスト」を手助けしてくれるツール『Litmus』をご紹介します。
メール送信前には、送信内容をチェックしますよね。特にHTMLメールの場合、受信側の環境 (デバイスやメールクライアントなど) によってはレイアウトが崩れてしまうので、送信前の表示確認は必須です。しかし、確認するには、複数の環境を用意したり各環境で表示を確認したりする必要があり、時間と手間がかかります。
そこで、Litmusの出番です!LitmusのChecklist機能では、「複数の環境におけるHTMLメールの表示確認」が簡単に実施できます。
<Litmusとは?>
メール送信のための様々な作業を手助けしてくれる、便利な機能を提供しているサービスです。他にも、「HTMLメールの作成補助機能」「迷惑メール判定機能」などを提供しています。
Checklist機能はFreeプランでも利用可能なので、ぜひお試しください。
Checklist機能でできること
様々な環境でメールがどのように表示されるのか、一斉に確認できます。各クライアントをクリックすると、メール全体を確認できます。
Freeプランの場合、以下の表示が確認可能です。 (2016年8月現在)
- Outlook 2013 (Win 7)
- iPhone 6s (iOS 9)
- Gmail (Chrome)
有料プランにアップグレードすると、
- 確認可能なクライアントが50以上に増えます。
- 改善したほうがいい項目 (リンク切れや画像表示速度が遅いなど) があるかどうかもチェックできます。
具体的なチェック項目についてはこちら (英語) をご確認ください。
Checklist機能の使い方
ログインしてChecklist機能を選択します。
初めて利用する際は、確認用の宛先メールアドレスを作成します。
適当なローカルパートを入力します。
メールアドレスが作成できました!作成したメールアドレスを宛先に指定して、テストメールを送信します。
送信したメールは、Checklist機能のトップページに追加されます。
クリックして表示を確認しましょう。
試しにGmail (Chrome) を表示してみます。実際の受信画面が確認できます。
意図したとおりに表示できていることが確認できました。レイアウトが崩れている箇所があれば、修正して再度メールを送信しましょう。
さいごに
綺麗なHTMLメールを作成するために欠かせない表示確認テスト。手間のかかる作業ですが、疎かにすると崩れたHTMLメールを顧客に配信するリスクが高まり、購読解除にもつながってしまいます。簡単にテストできるLitmusを活用してHTMLメールを整え、魅力的なメールを送信しましょう!