A/Bテストの5つのアイデア

A/Bテストの5つのアイデア

この記事は 5 Email Marketing A/B Testing Ideas の抄訳です。

メールマーケティングで、新しいA/Bテストのやり方を見つけるのはなかなか大変です。件名やテンプレートはよくテスト項目に利用されますが、「次はなんのテストをしよう?」とネタに困る場面に必ず直面するでしょう。

本記事では、そのような場面で参考になりそうなアイデアをご紹介します。テスト方法の検討に役立つような、また、メールマーケティングの結果に影響がありそうなものをピックアップしました。

Friendly From(差出人名)

Friendly Fromとは、受信ボックスでメールアドレスの横に表示される名前のことです。企業やサービスからメールを出す場合、そのブランド名(例:Airbnb)をそのまま指定することが多く、また、ブランド名に担当者個人の名前を追加してパーソナライズの要素を少し加えるのも一般的です。

以前「Friendly From(差出人名)として指定すべきではない名前とは」では受信者を戸惑わせるような差出人名は避けるべきとしていましたが、SendGridではある特定のメールで「SendGrid」よりも「Matt from SendGrid」のほうが受信者に好まれることがわかりました。差出人名に担当者の名前を入れて開封率が変化するか確認してみましょう。

過度にパーソナライズしてしまったり、受信者を戸惑わせたりするリスクはありますが、差出人は絶好のテスト項目であるとハッキリ言えます。例えば、「SendGrid 請求のお知らせ」を差出人名に指定した場合、「SendGrid」のみよりも、ひと目で誰からのどういうメールかが分かりますし、また、件名に請求のお知らせであることを記載する必要がないので他の情報を盛り込む余地が生まれます。

セグメント

相手のことを理解すればするほど、より価値のあるコンテンツを届けることができます。しかし受信者は一人一人異なるため、リストをセグメントに分けることがエンゲージメント率を高く保つことに繋がります。例えば、「過去30日間に開封したセグメント」と「過去30日間は開封していないが30〜60日間に開封したセグメント」に同じメールを配信して結果を比較してみましょう。その後のメールマーケティングに活かせる知見が得られるかもしれません。

開封率やクリック率で、それぞれのセグメントがどのような反応を示したかを確認できます。このようなテストを行うことで、どのセグメントにはどんなメールが喜ばれる、という知見を得ることができ、ゆくゆくはメッセージやコピーを絞り込んだりパーソナライゼーションしたりして、それをセグメント毎に適用できるようになるでしょう。

配信のタイミング

A/Bテストでは、何曜日に配信するかだけでなく、何時にメールを配信するかもテストしましょう。メールの内容や宛先リストの特徴によって、ベストな配信タイミングも異なります。

実例をご紹介します。

  • 長い間運営されている日々のお得情報を配信するWebサイトでは、週末の早朝が最も良い結果になりました。後から、その時間帯は多くの人が活発にサイトを利用している、つまりセールが始まるタイミングであったとわかりました。
  • ある地域の非営利団体では水曜夕方のメールのエンゲージメントが高く、その宛先は若い労働者階級でした。このように、メールのコンテンツや受信者の属性などに応じた、最適な配信タイミングがあるはずです。

パーソナライゼーション

パーソナライゼーションはメールマーケティングの成功において常に大切な要素であり、重要なテスト項目でもあります。受信者に関するデータ(受信者自身の情報や、活動履歴など)が多ければ多いほど、パーソナライゼーションの機会が増えます。メールを作成しながら情報を活用する方法を考え、実践し、効果を検証しましょう!例えば、件名に受信者の氏名を入れると開封率は高くなるでしょうか?また、受信者が最近購入したブランドの名前を件名に入れて、入れない時と比較するという方法もあります。パーソナライゼーションを活用する方法をいろいろと試し、メールマーケティングを成功させましょう。

再送

これは今までご紹介したアイデアと少し性質が異なり、また、全ての状況に利用できるものではありませんが、メールの再送が有効な手段となる場面もあります。厳密にはA/Bテストではありませんが、試しに再送してみるとそのメリットとデメリットがわかるでしょう。再送は販促目的のメールでよく採用される重要な戦略で、特に期限が迫っていることを知らせるメールで使われます。

2018 Global Email Benchmark Reportによると、ひと月のメール配信数は減少傾向にあります。そのため、送信側がメールに再送するだけの価値があると判断した場合でも、受信者にとって価値があるのか?を確認してください。受信者にとって価値があれば再送はKPIに良い影響を与える堅実な手段となるかもしれませんが、再送によるメリットがデメリットを上回ることを確信してからにしましょう。

さいごに

A/Bテストについてもっと知りたい方は、A/B testing essentials guideをご覧ください!A/Bテストの戦略を立てるのに役立つ情報やベストプラクティスをご紹介しています。