実例から学ぶメールマーケティングのアイデア

実例から学ぶメールマーケティングのアイデア

この記事は Email Marketing Inspiration – Learning From the Best の抄訳です。

カフェイン中毒の私は、「この街で一番注目のコーヒーショップは?」といった話題にとても敏感です。そのため、Yelpから「Look directly into this email for coffee(コーヒー情報はこちら) ☕」というタイトルのメールが届けば、開かずにはいられません。

Yelpはメールマーケティングの素晴らしいお手本となるブランドです。今回の記事では、Yelpのメールを題材に、メールマーケティングのベストプラクティスやアイデアについて紹介します。マーケターの皆さんは、コーヒーでも飲みながらぜひ読んでみてください。

件名: 興味を引き、メールの内容が正確に伝わる件名を付ける

まずはメールの件名についてです。ひと工夫した件名を付けてテストすることも大切ですが、メールのトピックから乖離しないように意識しましょう。メールの件名と内容が大きく違っていれば、受信者の信頼を得ることはできません。

また、件名に絵文字を使うことの是非については議論が続いていますが、今回のケースではメールの内容にぴったりの絵文字が入っていて、うまい使い方だと思います。大事なのはブランドのイメージから離れないことです。絵文字を使う場合は、A/Bテストにより受信者の反応を確認してみるとよいでしょう。

Yelp

キャッチコピー: 一貫性があり、簡潔で、楽しいキャッチコピーを付ける

Yelpのメールでは、件名からCall-to-action(CTA)ボタンに至るまで、Yelpからのメッセージが明確です。皆さんは、ブランドから伝えたいメッセージについて考えたことがありますか?もしないのであれば、メールを作成する前に、以下の質問の答えを考えてみましょう。

  • メールを読んだ受信者にどう感じてほしいか?
  • ブランドに対して、受信者にどんなイメージを持ってもらいたいか?

ブランドからのメッセージを明確にすることがマーケティングの第一歩です。このメッセージを念頭に置くことで、ブランドのイメージにぶれがなく、受信者の心に残るキャンペーンを作成できるようになります。

一貫性があり、簡潔で、楽しいキャッチコピー

パーソナライゼーション: その人個人にあわせたメールを送る

私はよくデンバーのカフェや飲食店を検索するので、今回のYelpのメールは私に合ったものと言えます。またこのメールでは、近くのエリアで今後2週間に開催されるイベントの情報も知らせてくれました。Yelp、役に立つ情報をありがとう!

このようなパーソナライズドメールを送るには、地域や年齢層、過去の購入履歴などで宛先リストをセグメンテーションする必要があります。

今回、Yelpは地域によって宛先リストをセグメンテーションし、私が生活するエリアの情報を伝えてくれました。宛先リストをどのようにセグメンテーションすれば効果的かを考えてみましょう。パーソナライズされたコンテンツであるほど受信者がエンゲージする可能性が高くなります。

パーソナライゼーション

Call-to-action: どんなCTAが興味を引くかをテストする

Yelpのメールでは、コーヒーショップのリンクの他に、2つのCTAボタン(「More spots to get buzzed」と「Check out more Denver events on Yelp」)が目を引きます。これらのシンプルなデザインのボタンがコンテンツへの誘導に役立っています。

CTAの効果をA/Bテストすることもおすすめです。太字を使った場合と文字色を変更した場合の比較、プレーンテキストとボタンの比較、また受信者がエンゲージするキャッチコピーなど、いろいろな視点でA/Bテストを実施してみましょう。

デザイン: Webサイトのイメージに似せる

色やレイアウトが似ていることから、YelpのメールはWebサイトの延長のような印象を受けます。メールの構成としても、コーヒーショップやイベントの情報にフォーカスしながら、自然にCTAボタンに目線が行くようになっています。Webサイトとまったく同じデザインにする必要はありませんが、色やデザインに一貫性を持たせることによって、Webサイトやアプリケーション、店舗から離れても、そのブランドからのメールであることに気づきやすくなります。

配信停止: 受信者に選択肢を与える

Yelpのメールでは、プリファレンスセンターの設定を変更することで、すべてのメールを配信停止したり、受信するメールの数を調整したりすることができます。後者の機能は、そのブランドからのメールを楽しんでいるけれど、受信ボックスがメールでいっぱいの受信者にとってすばらしい機能です。配信停止される前に受信者をつなぎとめるため、選択肢を与えることを検討してみてください。

ポイント: 受信者を第一に考え、ブランドらしさを失わないこと

以上のポイントを押さえれば、あなたが送ったメールは受信者の興味を引きつけ、価値あるものとして受け入れられるはずです。

また、メールを作成する際は、ブランドのイメージを念頭におきましょう。メールの受信者は、ブランドそのものや、そこから得る情報を信頼しているからこそ、サインアップしてくれます。メール全体のデザインからCTAボタンの文言のような細部まで、ブランドのイメージを反映したコンテンツを作りましょう。

この記事が皆さんの手助けになれば幸いです。
メールマーケティングの事例についてさらに知りたい場合は、Examples of the Best Email Marketing Campaigns of 2018をチェックしてください。