メール配信サービスを選定する際に忘れてはならないこと


世の中には様々なメール配信サービスが存在していますが、いざ必要になった際はどういう基準で選べばよいでしょうか。とにかく値段を抑えたい、機能が豊富にあるものがいい、早く届ける必要がある、と要件によって左右されることもあるでしょう。SifteryWantedly Toolsなどを利用して他企業の例を参考にすることもあるかもしれません。

本記事では、(もちろんSendGridをお選びいただきたくはあるのですが)どんな要件であっても共通してメール配信サービス選定の際に考慮すべきこと、忘れてはならないことについて述べていきます。

メール配信にとっての成功は到達率?

「そのサービスに移行するだけで到達率が改善し、ROIも向上します」といった使う側からするとそんなうまい話があるのかと感じる宣伝文句を目にし、どうやって選べばよいのか困ることは多いのではないでしょうか。

最近の例で言うと、Message Systemsという会社はSparkPostというメール配信サービスを2015年4月にスタートし、なんとその数カ月後にSparkPostが他のサービスに比べ最も到達率が高いというホワイトペーパーを公開しました。実際にそうなのかもしれませんが、信じられますでしょうか?こういった資料は選ぶ側にとっては魅力的に見えるかもしれません。しかし、ここで一旦落ち着いて、メールをきちんと受信Boxに到達させるためには何がいちばん重要なのか改めて考えてみましょう。

実は見落とされがちな基本ルール

SendGridは7年にわたり数万のお客様とメール配信に取り組んできました。その経験、実績から学んだ、継続的に受信Boxに到達し続ける秘訣は、受け手が欲しているメールを送るということです。なんだそんなことか、と感じるかもしれませんが実現するのは簡単ではありません。
「適切なメッセージを、適切な宛先に、適切な時間に、適切な頻度で」送信するという基本を理解し、実践する必要があるのです。そうして初めて受信Boxへの継続的な到達を実現できるのです。どんなメール配信サービスを使っている場合であっても同じです。この基本を守らず楽をしようとして、質の悪い宛先リストを使ったり、避けることのできるミスを犯したりすると、結果的に到達率が下がってしまうでしょう。人、プロセス、ツールにしっかりと投資をし、愚直に改善を続け、セグメントをきちんと分けて希望している人にだけ送り、望んでいない人には送らないというのを実践して初めて受信Boxへの到達が実現できるのです。
要は到達すればいいという話ではなく、読んでもらわなければ意味が無いということです。たとえ届いていたとしても、いつまでたっても読まれないのであれば、本質的にその宛先への送信に意味はありません。

継続するためには?

よく「迷惑メールBoxに入らないためのコツ」といったことが紹介されていますが、前述の基本をきちんと実践されない限り、一時的な成功止まりがいいとこでしょう。もちろん送信ドメイン認証や、IPウォームアップなどこれまで本ブログ記事で紹介してきた内容ももちろん重要です。しかし、あくまでもそれはメール送信をするうえで最低限守らなければならない作法のようなもので、継続するためには、「適切なメッセージを、適切な宛先に、適切な時間に、適切な頻度で」が必要なのです。

SendGrid Mantra
もはやメールは送れば届くという時代ではなくなってきました。送信者はこのことを理解し、どんなサービスを使う場合であってもそれに頼り切るのではなく自らのプロセスを見直すことが必要になります。流行りのダイエットや、簡単に儲ける方法、などキャッチーなフレーズは魅力的に感じるかもしれません。しかし今回ご紹介した基本を守り、ぜひメール配信を成功させてください。

※この記事はMythbusting ESPs’ Deliverability Claimsをベースにアレンジした内容になっております。