言葉を伝える:コンテンツ通知かニュースレターか

Spreading the Word

この記事は Spreading the Word: Content Notifications or Email Newsletters? の抄訳です。

Newsletter Exampleあなたはマーケティング担当者として、とても長い時間を掛けてメールプロモーションの戦略を練ったり、コンテンツに磨きをかけたりしているのではないかと思います。でも、そのコンテンツをどうやって配信する予定でしょうか?メール配信の計画をあと付けのやっつけ仕事にして、それまでの努力を台無しにしたりしないよう気をつけましょう。

自分に合った配信方法か分からないのであれば、あなたはラッキーです。以下では利点・相違点・検討課題に基づいて主な配信方法を分析します。

選択肢その1: 確実で安定したニュースレターでコンテンツを配信する

ニュースレターはコンテンツや更新情報を拡散する伝統的な手段ですが、メールマーケティングの戦略上は云わばオフェンシブガード(アメリカンフットボールのポジションの一つ。ブロッキングにより、ランニングバックの走路を確保する。)だと言えます。正しく配備すれば、受信者はいつ・どのようなコンテンツが届くのかが正確に把握できるので、受信者の興味を引きつけ購読者が集まります。

でも、編集カレンダーやスケジュールを綿密に計画した場合に生じる、ニュースレターの負の側面についても考慮しておいてください。つまり、ニュースレターは良いものを送ろうとするとかなりの時間が取られてしまい、良くも悪くも設定した配信プランに束縛されてしまうのです。SendGridが四半期ごとに送信するシンプルで簡潔なニュースレターを上に例示しているのでチェックしてみてください。

選択肢その2: コンテンツ通知で読者に最新情報を届ける

コンテンツ通知は、ウェブサイトやマーケティングの窓口に、新しいコンテンツを投稿するたびに購読者に送信するメールです。望みのコンテンツを読む時間がなかなか確保できない読者や、メールが届き次第すぐに内容を確認したい人たちには素晴らしい仕組みです。

Denverite Breaking Newsコンテンツ通知で注意すべき点は、これまではニュースレターを配信していたのに、受信者に確認することなく強制的なコンテンツ通知に変えてしまったら、迷惑がられる危険性があることです。

変化はいつでも歓迎されるわけではありません。通数を増やすと、受信者を混乱させたり苛立たせたりする可能性があります。でもこれは、新しい配信方法を試すなと言っているわけではありません。実際、購読者の中には他の手法を好む人がにいるかもしれないのですから。

選択肢その3: 受信者の好みに合わせたアプローチ

より総合的で良く練られたコンテンツの配信方法を採用すれば、効率的に購読者のエンゲージメントを高めることができるでしょう。実際、最良の総合戦略は、ニュースレターやコンテンツ通知などのあらゆる方策を取り入れたもののようです。

答えは受信者の考え方や行動に眠っています。であれば、受信者自身にコンテンツの取得方法を決めてもらってはどうでしょうか。これは、メール受信設定画面を準備したり、その行動(メールの受信設定)を促すためだけのメールを送信したりすれば実現可能です。また、購読者のセグメンテーションを実施してメールキャンペーンにA/Bテストを導入しても良いでしょう。

どのようなアプローチを採用するにせよ、ソーシャルメディアの相補的な効果は無視できません。ソーシャルメディアは、ネット上でメール戦略の各パーツを一つに繋げてくれます。コンテンツは、ソーシャルメディア上に拡散するのと同時に、メールからでもシェアできるようにしましょう。そして最後に、コンテンツが役に立ったり価値あるものだと思ったらシェアしてほしい、という要望を(それとなく)購読者に伝えてください。

配信ポリシーは、あなたの目標やビジネスに応じて全く違ったものになります。ある人にとっては最良なポリシーであっても、すべての人に適しているとは限りません。たった一つの正しい解があるはずだと考えるのは危険で、後々困ったことになるでしょう。受信者にとって最良のポリシーは受信者自身に決めてもらって、できるだけリスクを排除し、Win-Winの関係を目指しましょう。

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