迷惑メール送信者に間違えられないために

迷惑メール送信者に間違えられないために

この記事は Don’t Be Mistaken for a Spammer: An Internet and Messaging Abuse Primer の抄訳です。

知彼知己、百戰不殆」(彼を知り己を知れば百戦殆うからず)これは有名な孫子の一節ですが、SendGridではこの精神に基づき、正当なマーケティング担当者がインターネットとそこに流れるメッセージの氾濫について理解を深められるようガイドを作成しました。
迷惑メール送信者はスローロリスからスノーシュースパムに至るまで様々な方法で毒を撒き散らします。皮肉にも、これらの攻撃手法は正当なマーケティング担当者の間で一般的に利用されている一般的な手法と同じです。つまり、マーケティング担当者にしてみればちょっと間違えば落とし穴に落ちてしまう可能性があるのです。本ガイドではこのような攻撃手法について詳しく解説しています。さまざまな攻撃手法を知ることで、正当な送信者と迷惑メール送信者とを識別するISPの基準や方法について理解を深めましょう。

※ はじめのうちは正当な送信者を装ってウォームアップを行い、信頼度が十分高まったところで突如大量の迷惑メールを送信する手法

大量の迷惑メールとの戦い

インターネット上を流れているほとんどのメールは迷惑メールです。この状況でメールを届けることは非常に難しく、マーケティング担当者はこういった中でもメールを届け、ビジネスを成長させなければいけません。M3AAWG(The Messaging, Malware, Mobile Anti-Abuse Working Group)の調査によると、ウィルスを含むものやフィッシング詐欺メールなどの大量の迷惑メールは全体の90%以上にのぼります。この数値は同団体に所属するISPが数年間に渡って計測したものです。これによると迷惑メールの割合はここ数年間ほぼ横ばいです。

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疑われる行動をしない

ガイドでは、さまざまな攻撃手法を紹介しつつ、有名企業のような大規模な送信者が取りうるアプローチと比較しています。ゆっくり送信したり、数多くのIPアドレスから送信したり、といった戦術は実際に多くの正当な送信者でも採用されますが、これらは悪意のある送信パターンとみなされてしまう可能性があります。業界標準のメール認証技術とマーケティング戦略のバランスをうまくとらなければ、正当な送信方法にもなりえますし、レピュテーションを損なってしまう送信方法にもなりえるのです。

送信側は労力をどんどん減らしています。受信トレイに届けるための取組みに注力されることは短期的かつほとんど投資されることがありません。しかも常に批判の的になります。2016年夏には、新しいタイプの攻撃手法が現れた影響でサインアップフォームの構築および保護が必要になってきました。大小さまざまなブランドの代わりにメール送信しているESPはある意味サービスを停止に追い込む兵器として悪用される可能性があります。SendGridではすべてのマーケティング担当者に迷惑メール送信者の手法を理解することを推奨しています。迷惑メールは内気なはにかみ屋などではなく、我々すべてが向き合って常に戦い続けなければいけない相手なのです。

フィッシングやドクシング、ボットネットなど、より詳しくはガイドを参照してください。その挙動を把握することで、迷惑メール送信者に間違われることを避けることができるでしょう。