APIライブラリのご紹介
Twilio SendGridの機能はほぼ全てAPI(※)でも提供しており、さまざまなシステムとシームレスに連携可能です。今回は、そのAPIをより簡単に利用するための「ライブラリ」について詳しくご紹介します。
公式ライブラリ
Twilio SendGridは、7つのプログラミング言語(C#、Go、Java、node.js、PHP、Python、Ruby)向けのライブラリを提供しています。GitHub上でオープンソースプロジェクトとして公開されており、日々さまざまなアップデートが行われています。公式ライブラリは大きく分けて、2つの種類があります。
- Web APIライブラリ(名称が「sendgrid-」で始まるもの)
Web API v3エンドポイントのラッパーです。メール送信をはじめ、バウンスリスト取得や各種設定変更などさまざまな機能に対応しています。 - SMTP APIライブラリ(名称が「smtpapi-」で始まるもの)
SMTP APIを利用するためのJSON文字列生成用ライブラリです。生成したJSON文字列をメールメッセージのx-smtpapiヘッダに指定することで、SMTPプロトコルのメール送信機能を拡張することができます。
どうやって利用するの?
各リポジトリのREADMEに記載されているインストール方法やサンプルコードをご確認ください。ライブラリは時々大きく変更されるので、リポジトリ内のサンプルコードを参照することをお勧めします。
ライセンスは?
MITライセンスで提供されています。このライセンスは利用制限が緩い一方、ライブラリの提供者が責任を負わない内容となっています。
機能改善依頼やバグ報告するには?
各リポジトリでPull Requestを送るかIssueを上げることで、機能改善やバグ報告をすることができます。詳しくは、各リポジトリのREADMEに記載されているHow to Contributeをご確認ください。
コミュニティベースのライブラリ
有志により作成・公開されているものです。公式ライブラリがサポートしていない多彩な機能を持つものが多いのが特徴です。特にPHPやRubyのライブラリが数多く提供されています。
さいごに
ライブラリをうまく利用することでプログラムがシンプルかつ堅牢になりますので、ぜひご活用ください。