お礼メールを送る時の3つのポイント
- 2019年4月12日
- by SendGrid
- Category: ベストプラクティス メールマーケティング
この記事は 3 Ideas for Thank You Email Campaigns の抄訳です。
お客様へのメールでは、「クリックしてください、見てください、読んでください、お支払いください、参加してください」など様々なお願いをしてしまいがちですが、時にはお願いするのをやめて、ビジネスを支えてくださっている方々へ感謝の気持ちを伝えることが大切です。
お礼メールを受け取った側からすると、ビジネスに貢献していると実感できるので大変うれしいものです。また、企業側としても、顧客への感謝の気持ちを思い出させてくれるだけでなく、顧客との関係を強めるよいきっかけとなります。
そこで今回は、お礼メールの位置づけとして参考になる例をいくつかご紹介します。
贈り物をする
顧客への感謝の気持ちを伝える方法の1つに、贈り物をするという手があります。贈り物のメールをするのは、特に冬休みの時期にぴったりです。 ビジネスの成功にとって不可欠なお客様に、サービスの割引コードを提供しましょう。 こうすることにより、お客様との関係強化だけでなく、年末年始の売り上げ増も期待することができます。
以下は贈り物のメールで利用できるテンプレートの一例です。 ビジネスのロゴやブランドイメージに合わせてカスタマイズしてご利用ください。SendGridのマーケティングキャンペーンには、このテンプレートを含む2種類のお礼メール用テンプレートがあります。 テンプレートを利用するためには、SendGridの無料アカウントをお申し込みいただく必要があります。
価値のある行動をみんなに共有する
ビジネスに価値をもたらしてくれた人々のことをみんなと共有しましょう。それは従業員や、顧客、あるいはあなた自身のことでも構いません。
社内で価値のある行動を見つけ出し、その行動があなたの会社の製品によってもたらされたものであるということをみんなに共有しましょう。
2017年12月、自動車の相乗りサービス会社が、乗客の生活に新たな価値をもたらした2人の運転手についての、感動的なお礼メールを送りました。 運転手と乗客の両方を評価することで、同社は人々が目的地への到着を手助けできるコミュニティを築くことができました。
あなたのブランドで、この方法をどのように使うことができるかを考えてみてください。 会社のレビューの中に、際立っているエピソードはありませんか?また、何度も高い評価を得ている従業員はいませんか? もしそういったエピソードや従業員が存在するなら、みんなに共有したり、感謝のメールを送るとよいでしょう。
これまでの歩みを共有する
お礼メールと同様の効果を持つ方法として、会社のこれまでの歩みについて紹介する、というやり方があります。会社の状況がどの段階まで到達し、いかにお客様に支えられてきたか、といった話を紹介するのです。 この方法では、ブランドを擬人化し、消費者に喜んでもらえる製品を作るために努力しているチームが存在することをアピールすることができます。
この方法の一例として、女性用下着のビジネスをしているThirdloveは、5年間で達成した成果を祝い、それを支えてくださった顧客への感謝を伝えています。受信者は 、社員たちが夢をかなえるためにどれほど心血を注ぎ、そして自身も目標達成のために貢献できたことに気づかされました。
お礼メールの効果を検証するためのヒント
年末は、感謝の気持ちを伝え、その年を振り返るのに絶好の機会ですが、お礼メールの送信を年末だけに限定しないようにしましょう。 1年に2〜3回お礼メールを送信することで、どのタイプのお礼メールが最も受信者の興味を引き付けられるかをテストすることができます。 以下はテスト方法の一例です:
- 休暇期間中にお礼のギフトメールを試し、会社の記念日が近づいたら会社にまつわる話を紹介するメールを送ってみる
- 開封率によりエンゲージメントを測定し、ブランドに最適なメールの件名をテストする
- クリックスルー率に注目して、お礼メールによってWebサイトを訪れる受信者の数が増えるかどうかを確認する
注目すべきその他の指標については、「メールマーケティングで注目したい4つの指標」を参照してください。
まとめ
あなたのブランドをサポートし、ビジネスの前進に貢献してきた人に感謝する機会はたくさんあります。 記念日やマイルストーン、心温まる物語などを活かして、顧客にお礼メールを送るようにしましょう。
お礼メールの送信を始める場合は、 SendGridのマーケティングキャンペーンにあるお礼メールのテンプレートをぜひご利用ください。 SendGridのアカウントをお持ちでない場合は、無料でサインアップできます。
ご精読ありがとうございました!