よくある質問 – メール改行トラブル編

よくある質問 - メール改行トラブル編

今回は、よくお問い合わせいただく内容のうち、メールの改行に関するトラブルとその対処方法についてご紹介します。

お問い合せ内容

送信したメールの改行が削除されてしまいます。何故でしょうか?どのように対処すればよいでしょうか?

考えられる原因

テキストメールのHTML変換機能(以下、HTML変換機能)が有効になっていることが原因として考えられます。この機能は、元のテキストメール(Content-typeがtext/plain)の本文をHTML変換してマルチパートメール(Content-typeがmultipart/alternative)の1パートとして追加します。その際、改行コードはHTMLの改行タグに変換されません。このため、メールクライアントでtext/htmlパートを確認すると、変換されたメールの改行が削除されているように見えます。

対処方法

2つの対処方法が考えられます。

  • テキストメール形式で表示する
    text/plainパートは元のメールのままですので、メールをテキスト

    メール形式で表示する(text/plainパートを表示する)ようにします。この方法はクライアント側で対処する必要があるため、クライアント側に制限(テキストメール形式で表示する機能が無いなど)があった場合解決が困難です。

  • HTML変換機能を利用しない
    HTML変換機能を利用しないようにします。詳細は以降で説明します。

HTML変換機能の適用条件

HTML変換機能は次の3つの条件をすべて満たした場合に働きます。各項目について詳しく見ていきます。

1. テキストメールを送信している

HTML変換機能の対象となるのは、テキストメールです。HTMLメール(Content-typeがtext/html)やマルチパートメールに対しては働かないため、テキストメールを使用しないことでHTML変換機能の利用を回避することができます。

2. HTML変換機能が有効になっている

アカウント作成直後はHTML変換機能が有効になっています。この機能はPlain Content設定をON(ACTIVE)にすることで停止することができます。

Mail Settings画面

3. HTML変換機能に影響を与える設定が1つ以上有効になっている

HTML変換機能に影響を与える設定をすべて無効にすることでHTML変換機能の利用を回避することができます。これらの設定はHTMLを前提として動作するため、1つでも有効になっているとテキストメールをHTMLに変換しようと試みます。

HTML変換機能に影響を与える設定

  • Legacy Email Template
  • Open Tracking
  • Click Tracking

HTML変換機能に影響を与えない設定

  • Subscription Tracking
  • BCC
  • Bounce Purge
  • Forward Bounce
  • Footer
  • Spam Checker
  • Google Analytics
  • Event Notification
  • Forward Spam
  • Address Whitelist
  • SendGrid for New Relic

※ 設定はアップデートに伴い追加となる可能性があるため、ここに掲載されていない設定については、別途確認が必要です。

HTML変換機能は一見関係無さそうな複数の条件が関係するため、ハマりやすい機能のうちの1つです。ご参考にしていただければと思います。