よくある質問 – Template Engine編

よくある質問 - Template Engine編

この記事は Template Engine Demo – Q&A の抄訳です。

Template Engine の機能やその使い方については、デモ動画(英語) が分かりやすいかと思います。SendGridをすでにご利用の皆様も、利用を検討されている皆様も、是非ご覧ください。
今回は、このデモ中にリスナーからいただいたご質問をいくつかご紹介します。

テンプレートの置換タグ(body/subject)に渡す変数がない場合はどうしたらいいでしょうか?
必ずしも変数を指定する必要はないので、メール送信時に body や subject にブランクを渡してください。

Template Engineの利用は無料ですか?
はい。SendGridのアカウントをお持ちであれば、どのプランでも無料でご利用いただけます。

100テンプレート、100バージョンまで作成できるとのことですが、各テンプレートごとに100バージョンを作成できるということでしょうか?
いいえ。合計100テンプレート、合計100バージョンが上限です。この制限の妥当性については現在評価中です。

Activeテンプレートを設定し、テンプレートIDを指定しさえすれば、SMTP、SMTP_API、Template Engine API のどれでもTemplate Engineを利用することができますか?
いいえ。Template Engineを利用するには、SMTPAPI(SMTPまたはWebAPI経由で利用可能)を使う必要があります。
Template Engine APIはテンプレートの管理、更新、作成などを行なうためのもので、メール送信のためのものではありません。

既存のWeb APIでは、Template Engineを利用することができないって本当?Template Engine API を使わなきゃいけないの?
テンプレートの管理、作成、更新、削除については、Template Engine APIを使う必要があります。
あらかじめ作成しておいたテンプレートを使ってのメール送信については、全てのバージョンのWeb APIおよびSMTP(※SMTPAPIヘッダが必要)でサポートされています。

HTMLメールのデザインテンプレートは用意されていますか?ない場合、どこで入手するのが良いでしょうか?
今のところありません。
stamplia.comのようなサービスでトランザクションメール用のデザインテンプレートを購入し、Template Engineに追加することは可能です。

HTMLを書かずに、トランザクションメール用のテンプレートを作成することはできますか?
効率よくメールテンプレートを管理するために、HTMLとCSSに関する一般的な知識を有している方の利用を推奨しています。
限られた知識でもTemplate Engineを利用することはできますが、HTMLに慣れていない場合、作成したテンプレートに変更を加えるのは難しいかもしれません。

テキストメールは、HTMLメールから自動的に作成されますか?
HTMLに変更を加えてから Plain Text Email ボタンをクリックすると、テキストメールを自動作成するかどうかの確認ダイアログが表示されます。これは、テキストメールとHTMLメールの内容が異なっている場合にも表示されます。

今はテキストメールのみを送信しているのですが、テンプレート機能を使うにはどうすればいいでしょうか?
Template Engineのテキストメール用テンプレートを使うことができますが、その場合でもHTMLテンプレート(※ <%subject%> と <%body%> は初期状態のまま残しておいてください)は必要です。
なお、テキストメールのみを送信することはオススメしません。メールの到達性を高めるために、HTMLメールとテキストメールの両方を送信するのが理想的です。

<%body%> を空にすることはできますか?
APIでメールを送信する際、bodyにはブランクを設定しても問題ありません。この場合 <%body%> はブランクで置換されるため、テンプレートに <%body%> がないのと同じ状態にすることができます。使い方については以下のドキュメントをご覧ください。
Using Template Engine With SMTP API

画像はSendGridのサーバ上に保存されるのでしょうか?画像をAPI経由でアップロードすることはできるでしょうか?
今のところそういった機能はありませんので、画像はご自身で保持していただく必要があります。
この機能を今後のリリース予定に入れるか、現在検討中です。

APIについて質問です。Pythonのラッパーはありますか?
SendGridの Pythonライブラリ を使って、Template Engine が管理するテンプレートを呼び出してメール送信することができます。

複数のテンプレートを有効にするだけで、A/Bテストができたりしませんか?
マーケティングメールのA/Bテストのような機能はまだありませんが、SendGridのロードマップには載っています。
なお、現時点でも以下の方法でA/Bテストを実施することは可能です。
まずはテストするバージョンを、2つの異なるテンプレートとしてセットアップしてください。メールの送信リクエストに カテゴリユニーク引数 を追加しておけば、それぞれの統計を集計することができます。あとは、送信リクエストの半分をバージョン1で送信し、残りの半分をバージョン2で送信してください。

メールの送信については、こちらもご覧ください。
メール送信チュートリアル【まとめ】
SendGridを使って短時間に大量にメールを送るための方法
Google App EngineからSendGridを使うためのベストプラクティス

メール配信を無料ではじめる

アーカイブ

メールを成功の原動力に

開発者にもマーケターにも信頼されているメールサービスを利用して、
時間の節約、スケーラビリティ、メール配信に関する専門知識を手に入れましょう。