メール送信チュートリアル【まとめ】
- 2021年4月27日
- by SendGrid
- Category: 技術ネタ 機能・使い方
SendGridの最も基本的な機能「メール送信」について、これまでいくつかの方法をご紹介してきましたが、ここで一旦整理してみましょう。
3つの送信方法
SendGridでは以下の3種類の送信方法を提供しており、送信方法に応じてトランザクションメールとマーケティングメールに分類しています。
トランザクションメールを送信する
「SMTP」または「Web API」のいずれかをご利用いただけます。
チュートリアルの「トランザクションメールを送信する」で、
- Web APIとSMTPの違い
- curlでWeb APIをコールする方法
- telnetを使ってSMTPで送信する方法
などについて触れています。基本的な内容が網羅されているので、実装を始める前にぜひ一度チェックしてみてください。
なお、Web APIはメール送信以外のこともできます。サプレッションリストの管理や設定変更など、ほぼ全ての機能をAPI経由で利用することができます。
参考
- Web API V3概要
- Web APIに関するよくあるご質問
- 宛先ごとに異なる文字列を本文や件名に埋め込んで送信する
- SMTPに関するよくあるご質問
- SendGridから携帯キャリア向けにメールを送信する方法
- PostfixからSendGridへのリレーをカスタマイズする
SendGridの公式ライブラリを使ったメール送信
SendGridはさまざまな言語やプラットフォーム向けのライブラリを提供しています。ライブラリの使用は必須ではありませんが、要件さえ合えば簡単にAPIを呼び出すことができます。
以下の「SendGridの公式ライブラリを使ってメールを送信する」シリーズでは、メール送信のサンプルコードをご紹介しています。
さらに、DockerとVisual Studio Codeを使うと、より簡単にライブラリを試すことができます。
マーケティングメールを送信する
マーケティングキャンペーン機能を使えば、ブラウザ上で「宛先リストのアップロード」や「本文の作成」を行い、そのままメールを送信することができます。プログラミングは一切不要なので、マーケターの方でも簡単にご利用可能です。
詳しい手順はチュートリアルをご確認ください。
SendGridから情報を受け取る『Webhook』機能
SendGridから情報を受け取るために2種類のWebhook機能を用意しています。
- Event Webhook
- Parse Webhook
SendGridから送信したメールに関する各種イベントデータ(Delivered、Bounce、Open、Clickなど)を指定したURLにPOSTする機能です。イベントデータをDBに保存したり、特定のイベント発生をトリガに処理を実行したりと、さまざまな応用が考えられます。
特定ドメインで受信したメールの内容を指定したURLにPOSTする機能です。空メールによるユーザ登録処理の実装などに応用できます。
参考
その他、詳細仕様や使い方については、ドキュメントをご参照ください。