「ITreview User Conference 2025 ~Voice~」に参加しました!
- 2025年7月10日
- by 田中琴音
- Category: イベント・セミナー
こんにちは、SendGridマーケティング担当の田中です。
2025年6月26日、ITreviewに製品を掲載するベンダーが集うイベント「ITreview User Conference 2025 ~Voice~」に参加しました。ITreviewはBtoB向けIT製品のレビューサイトで、13,000以上の製品が掲載されています。
私にとっては2回目の参加で、今回は初めてスポンサーとしてTwilio SendGridのブース出展も行いました。
当日は200名を超える方々が来場し、会場は終始活気にあふれていました。セッションの聴講やブースでの交流を通じ、「お客様の声」の大切さをあらためて実感する一日となったと感じています。
セッションの様子
セッションでは、ITreviewの活用事例や海外のレビューサイトの最新動向を学ぶことができました。
昨今、AIという言葉がすっかり日常に溶け込み、あらゆる場面で活用されています。今回のセッションでも生成AIに関する話題が多く取り上げられました。
レビューを活かす、AI活用の可能性
特に印象的だったのは、ITreviewに製品を掲載しているベンダーによる、AIを使ったレビュー分析の事例紹介です。
ITreviewに寄せられたレビューをAIで分析し、製品の導入時につまずきやすいポイントや、評価されている製品の魅力を抽出するといった内容でした。事例では複数のAIを使い分け、社内ナレッジをまとめたWikiのような既存データと組み合わせて、高度にAIを活用されていました。
弊社では、いただいたすべてのレビューを担当者が確認し、チーム内で共有しています。これからもレビュー1件1件に向き合う姿勢は変わりません。
一方で、AIの力を借りることで皆さまの声を俯瞰的に捉え、より充実した情報提供やサービス改善につなげられるのでは、と感じました。
G2が語る海外の最新動向
アメリカ最大級のBtoBレビュープラットフォーム「G2」から来日したゲストスピーカーからは、海外でどのようにIT製品の情報収集が行われているかについてお話がありました。
今年G2が行った調査によると、IT製品を導入する際の情報源として最もよく使われるのは生成AIとのことです。ただし、AIだけで調べるのではなく、AIで情報収集した後にレビューサイトや製品サイトで情報を確かめる方が多いそうです。
さらに興味深いのは、IT製品を比較する際、AIが情報源として最もよく参照するサイトはG2だという点です。また、ユーザ投稿型のQ&AサイトもAIの参照元にされることが多いとのことでした。
このAI時代に、ユーザのリアルな声は信頼度の高い情報として、ますます価値が高まっているようです。
ブースでの交流
今回、スポンサーとしてブースを出展したことで、多くの参加者と直接お話することができました。
ブースには、SendGridが重視する「メールの到達率を上げる」という点にご興味をお持ちの方や、宛先リストの管理にお悩みの方にお越しいただきました。
メールを受信トレイに届きやすくするには、受信者の反応を見ながら宛先リストを適切に管理することが不可欠です。SendGridでは、開封・クリックなどのデータをもとに宛先をセグメント分けしてメールを送る機能や、配信停止の管理機能などを備えています。
すでにサービスをご利用中の方、最近導入されたばかりの方にもお声がけいただきました。ここでもお客様の声を直接伺うことができて、本当にありがたい機会となりました。
イベントに参加して
今回のイベントでは、AIを使ったレビューの分析事例や、AI時代におけるレビューの影響力について知ることができました。AIが当たり前に活用される今だからこそ、お客様の生の声は、より存在感が増してきていると感じます。
私たちも、いただいた声にしっかりと耳を傾け、より良いサービス提供に活かしていきます。
ITreviewではSendGridのレビューを募集しています。ぜひ、あなたの声もお聞かせください。