IPウォームアップでは受信者の反応も見よう

青い炎

この記事はWhat Is and What Isn’t an IP Warm Up? の抄訳です。

メールマーケティングには欠かせない「IPウォームアップ」はご存知でしょうか? 本ブログでも何度かご紹介してきましたが、あらためて、その必要性と大切なポイントについてご説明します。

なぜIPウォームアップが必要なのか?

IPウォームアップが必要とされているのは、残念なことに、許可されていないメールを送りつける不届き者がたくさんいるからです。
結果として、メールプロバイダはよく知らない送信者を自然と怪しむようになり、メールをきちんと受信箱へ届けるためにはIPウォームアップが欠かせないものとなりました。

IPアドレスの重み

数年後には送信元IPアドレスと同様に、ドメインもレピュテーションに重要な要素となることが予想されます。
しかしながら現時点では、レピュテーションに大きく影響するのはIPアドレスです。メールプロバイダは多くの場合、それぞれのメールがどのIPアドレスから送られたか記憶しています。そのため、過去にそのIPアドレスから送られたメールが好ましかったか、疎ましかったか、もしくは初めて送ってくるのか判別することができます。
よって送信者にとっては、IPウォームアップが大きな意味を持ってくるのです。

配信スケジュールだけではなく…

大量送信する際のIPウォームアップについて、まず少量のメールを送信し、徐々に送信通数を増やして目標数に到達さえすればいい、と勧めいているブログ記事が世には沢山あります。
たしかにコールドな(最近利用されていなかった)少数のIPアドレスから一気に大量のメールを送信するよりはずっとマシですが、それだけではIPウォームアップの大切なポイントが欠け落ちてしまっています。

受信者の反応も見よう

先に書いたとおり、メールプロバイダはよく分からないメールを怪しまざるをえません。未知のIPアドレスから大量のメールが送信されてきた場合、不審なメールからユーザを守るため、ブロックしたりフィルタリングしたりすることがあります。

新規もしくはコールドなIPアドレスからメール送信しはじめる際に、できるだけ少しずつ送信していくのは良いアイディアです。しかし、開封されなかったり、迷惑メール判定されたり、大量の不正なメールアドレスに送っていたりする場合、そのままでは結局のところ悪い運命が待っています。いずれメールプロバイダは、それらが望まれていないメールであることに気付き、迷惑メールフォルダに入れてしまうでしょう。

もし初めの数通の開封率が低かったならば、送信頻度を落としてメールキャンペーンの戦略を立てなおしましょう。さらに迷惑メール報告が大量にあるならば、タイトル、送信頻度、メールアドレスの取得方法などを一から考えなおすべきです。

覚えてほしいこと

ゆっくりと送信量を増やしていくだけで、レピュテーションの低下を防げるわけではありません。
IPウォームアップを行う際はログを見て、受信者がどう反応しているかに注意を払い、適切に対応してください。これらのことを数日ほど着実に行い、きちんと宛先リストをクリーンにしていけば、メールは受信箱へ持続的に届き、レピュテーション低下による悪影響を避けることができるでしょう。

IPウォームアップやその配信スケジュールについて、より詳しく知りたい場合は、次の関連記事もご参照ください。