本機能は、特定のIPアドレスのウォームアップを支援する機能です。
- あるIPアドレスに対して本機能を有効化すると、そのIPアドレスから1時間あたりに送信可能な通数に閾値が設けられます。
- 閾値を越えるまではアカウントに割り当てられた全てのIPアドレスから送信されます(サブユーザを利用する場合は、そのサブユーザに割り当てた全てのIPアドレスから送信されます)。閾値を超えた後は、ウォームアップ中のIPアドレスは利用されず、ウォームアップ済みのIPアドレスからのみ送信されます。
- 閾値はウォームアップ開始日から起算した日数に応じて拡張されていきます。
- ウォームアップ済みのIPアドレスをお持ちでない場合、本機能は利用できません。手動でウォームアップを行う必要があります。
つまり、特定のIPアドレスからいきなり大量のメールが送られることを防ぎ、コンスタントに送っているだけで徐々にウォームアップが期待できます。
しかしながら、この機能を利用しても大量にバウンスが発生するとウォームアップにならないため、事前に宛先リストをクリーニングすることを忘れないでください。
IPアドレスのウォームアップは慎重に行ってください。機能の詳細については参考記事もあわせてご覧ください。
GET
ウォームアップ中の全IPアドレスを取得します。”start_date”はそのIPアドレスがウォームアップ開始された日付を表し、UNIXタイム形式で表現されます。
Request
1
| GET https://api.sendgrid.com/v3/ips/warmup HTTP/1.1
|
Response
1
2
3
4
5
6
7
8
| HTTP/1.1 200 OK
[
{
"ip": "0.0.0.0",
"start_date": 1409616000
}
]
|
GET
指定したIPアドレスのウォームアップ状況を取得します。
URI引数 |
必須 |
条件 |
説明 |
ip |
Yes |
有効なIPアドレス |
ステータスを取得するIPアドレス |
Request
1
| GET https://api.sendgrid.com/v3/ips/warmup/:ip_address HTTP/1.1
|
Response
1
2
3
4
5
6
7
8
| HTTP/1.1 200 OK
[
{
"ip":"0.0.0.0",
"start_date":1409616000
}
]
|
POST
指定したIPアドレスのウォームアップを開始します。
URI引数 |
必須 |
条件 |
説明 |
ip |
true |
有効なIPアドレス |
ウォームアップを開始するIPアドレス |
Request
1
| POST https://api.sendgrid.com/v3/ips/warmup HTTP/1.1
|
Response
1
2
3
4
5
6
7
8
| HTTP/1.1 201 OK
[
{
"ip":"0.0.0.0",
"start_date":1409616000
}
]
|
DELETE
指定したIPアドレスのウォームアップを解除します。
Request
1
| DELETE https://api.sendgrid.com/v3/ips/warmup/0.0.0.0 HTTP/1.1
|
Response
1
| HTTP/1.1 204 NO CONTENT (OK)
|