Mail Settings

Web APIまたはSMTPリレーで送信されるメールの設定です。

Webhook Settings

Event Webhook

Bounce、Click、Openといったイベントを通知するための、Webhookの設定です。
指定したURLにこれらのイベント情報をPOSTさせることができます。作成可能なEvent Webhookの数はご契約のプランによって異なります。Freeプランの場合は1つ、Essentialsプランは2つ、Pro以上のプランは5つまで設定可能です。

よりテクニカルな情報については、Event Webhook API をご参照ください。

参考:Event Webhookのすすめ

<Settings>

Enable endpoint - On(有効) / Off(無効)

Friendly Name - 表示名を指定します。

Post URL - イベント情報のPOST先URLを指定します。

Actions to be posted - 受け取りたいイベントを選択します。

Signature Verification - デジタル署名を付与して、データの送信元がSendGridであることを証明します。

OAuth Verification - OAuth 2.0によって、SendGridがPOST先URLにアクセスすることを許可します。

<その他の機能>

Test Integration - 「Post URL」に有効なURLが入力されると、このボタンがアクティブになります。 このボタンをクリックすると、指定されたURLにテスト用のイベント情報がPOSTされます。 何か問題があった場合、画面上部に警告メッセージが表示されます。

Event Settings

Forward Bounce Messages

この機能により転送されたメールについては、送信通数にはカウントされません。

バウンスメールを転送することができます。

<Settings>

Use the From address of the outgoing email - バウンスメールを送信元アドレスに転送する場合は選択します。

Specify email address - バウンスメールの転送先メールアドレスを指定します。

Forward Bounce Messages Status - DISABLED(無効) / ENABLED(有効)

Forward Spam Reports

この機能により転送されたメールについては、送信通数にはカウントされません。

迷惑メール報告があった時に、その通知を転送します。

<abuse@ や postmaster@ へのメールを転送>

Domain Authenticationを正しく設定している場合、abuse@ や postmaster@ といったロールアドレスに対して送信されたメールを、Forward Spamで設定したメールアドレスで受信することが可能です。

例えば、サブドメイン sub、ドメイン example.com の有効なDomain Authenticationが作成されており、かつ、Forward Spamを有効にしている場合、abuse@sub.example.com や postmaster@sub.example.com に対して送信されたメールもForward Spamで設定したメールアドレスに転送されます。

<Settings>

Email Address - 迷惑メール報告の転送先メールアドレスを指定します。

Forward Spam Reports Status - DISABLED(無効) / ENABLED(有効)

Suppression Settings

Purge Bounces & Blocks

一定期間が経過すると、自動的にバウンスリストを削除します。

<Settings>

Number of Days until Purging Bounces - 指定された日数(1~3650)が経過すると、バウンスリスト(ハードバウンスした宛先のリスト)が自動的に削除されます。

Number of Days until Purging Blocks - 指定された日数(1~3650)が経過すると、ブロックリスト(ソフトバウンスした宛先のリスト)が自動的に削除されます。

Purge Bounces & Blocks Status - DISABLED(無効) / ENABLED(有効)

Address Allow List

ホワイトリストの登録です。
ここに登録された宛先については、SendGridによる自動的なドロップ処理は行われません。 ホワイトリストには、メールアドレスまたはドメインを登録することができます。
例えば、example.com というドメイン(※ご自身で保有されているドメインにしてください)をホワイトリストに登録すれば、そのドメインで記録されたバウンスリストや配信停止リストは無視され、メールはドロップされることなく通常のメールと同じように送信されます。

<Settings>

Email Address or Domain to Allow List - メールアドレスまたはドメインを指定します。 ドメインを指定した場合、指定されたドメインに属する全てのメールアドレスがホワイトリストに登録されます。

Address Allow List Status - DISABLED(無効) / ENABLED(有効)

ホワイトリストを使うと配信停止リストにもメールが送信されるため、適切に使用しないとレピュテーションを下げてしまう恐れがあります。 運用には十分ご注意ください。

Legacy Template Settings

Legacy Email Template

これは旧機能です。現在はより高機能なDynamic Templateをご利用いただけます。※リンク先がリダイレクトしている Dynamic Templateでは、複数のトランザクションメール用テンプレートをバージョン管理することができます。

メールテンプレートを作成できます。
ここで作成したメールテンプレートの中に実際の本文が挿入されてメールが送られるので、メルマガ等のHTMLメールを送信するのに便利です。 メールテンプレートの作成には、埋め込みのHTMLエディタを使うことができます。 なお、本文を挿入する場所に <% body %> タグを入れるのを忘れないようにしてください。

<Settings>

Template - HTMLメールのテンプレートを作成するためのWYSIWYGエディタ。

Legacy Email Template Status - DISABLED(無効) / ENABLED(有効)

Email Footer

テキスト/HTMLメールの本文の末尾に、フッタを挿入します。

この機能はマーケティングキャンペーン機能には適用されません。

<Settings>

HTML - HTMLメール用のフッタを指定します。

Plain Text - テキストメール用のフッタを指定します。

Email Footer Status - DISABLED(無効) / ENABLED(有効)

廃止された設定

BCC

本機能は2020年1月13日に廃止されました。
詳細はこちらをご覧ください。

BCCメールも送信通数としてカウントされます。

自動的に全てのメールにBCC(Blind Carbon Copy)を追加します。ヘッダにアドレスを追加する必要はありません。
なお、BCCに指定できるメールアドレスは一つだけのため、複数の宛先にBCCを送信する場合は「メーリングリストを作成する」「転送設定をする」などの対応をご検討ください。

<Settings>

Status - DISABLED(無効) / ENABLED(有効)

Email to BCC To - BCC先のメールアドレスを指定します。

Plain Content

本機能は2020年1月13日に廃止されました。
詳細はこちらをご覧ください。

HTML変換機能の有効/無効を設定します。
SendGridでは、メール送信前に、テキストメールを自動的にHTMLメールに変換します。

この自動HTML変換機能を無効化する場合、この機能を On にしてください。

テキストメールのサイズが大きいとHTMLに変換できないことがあります。その場合はテキストメールのみが送信されます。 HTMLバージョンがどうしても必要であれば、メール送信リクエストにHTMLパートも含めてください。
テキストメールをHTMLメールに変換できなかった場合は、Fromアドレス宛にアラートメールが送信されます。

<Settings>

Status - On(HTML自動変換無効) / Off(HTML自動変換有効)

Spam Checker

本機能は2020年1月13日に廃止されました。
詳細はこちらをご覧ください。

スパムチェック機能です。エンドユーザがメールコンテンツを作成し、そのメールをSendGrid経由で送信することができるようなアプリケーションで便利な機能です。

エンドユーザが作成したメールの内容を監視することは難しいため、しばしば迷惑メール業者に悪用されることがあります。 Spam Checkerは、迷惑メール(指定しておいた”しきい値”よりもスパムスコアが高いメール)を検知し、通知します。

しきい値のデフォルトは5.0で、1〜10の間で設定できます。 数値が低いほうが、より厳しくフィルタリングされます。 例えば2を設定すると、非の打ちどころのないメール以外は全て破棄され、9だと明らかに迷惑メールだと思われるもののみが破棄されます。

チェックにはSpamAssassinを使用しています。 デフォルトのしきい値は5.0ですが、1〜10の間の値を設定することができます。
迷惑メールと判定されたメッセージは指定されたURLにPOSTされます。POST先のURLを必ず指定してください。

このフィルタによって迷惑メールと判定されたメールについては、システムによって自動的に破棄され、配信されることはありません。

<Settings>

Status - DISABLED(無効) / ENABLED(有効)

Spam Threshold - スパムスコアのしきい値を 1〜10 の間で指定します。(詳細は上記参照)

URL To Post Spam Messages To - スパムと思われるメールの内容を確認できるようにするため、”Edit”をクリックして、通知先のURLを指定してください。 指定するURLがないという場合は、Setting Up The Inbound Parse Webhookもチェックしてみてください。