バウンス(メールの不達)を管理する

ソフトバウンスとハードバウンス

SendGridでは、バウンス(宛先側の問題などにより差し戻されたメール)はエラーのレベルに応じて次の2種類に分けて管理します。

ソフトバウンスハードバウンス
判定基準一時的なエラー恒久的なエラー
主な発生原因
  • メールボックスがいっぱいだった
  • サーバがダウンしていた
  • メールのサイズが大きすぎた
  • スロットリングなどによる一時的拒否
  • メールアドレスが存在しない
  • メールアドレスが無効化されている
発生後のSendGridの挙動宛先がメールを受け付けない場合、Deferredイベントを発生させる。
メールが受け付けられるまで一定時間(72時間)自動的に再送を続ける。再送間隔は徐々に長くなる。
一定時間経過しても受け付けられなかった場合、宛先アドレスをブロック(Block)リストに登録して、Blockイベントを発生させる。
宛先アドレスをバウンス(Bounce)リストに登録し再送は行わない。
Bounceイベントを発生させる。
メール送信者による再送特に設定変更なしで可能バウンスリストに掲載された宛先に送信すると自動的にドロップ(破棄)されるため、再送前にバウンスリストから削除する必要がある。ドロップ時はDropイベントが発生する。

ソフトバウンスは、宛先側の一時的な問題ですので、時間をあけて再送することで大抵は届きます。このため、Deferredが発生している場合は2~3日様子を見るようにしてください。

ハードバウンスは、待っていても届くようになることはないため、バウンスリストに掲載されているREASONを確認して個別に対処する必要があります。バウンスが発生するのはほとんどの場合、宛先アドレスが存在しない、もしくは誤りがあることが理由のため、一括でバウンスリストから削除するといった対応はおすすめしません。ただし、一部の携帯キャリアメールなどでは、迷惑メールとしてフィルタした際にハードバウンスに相当するエラーを返すことが確認されています。この場合、迷惑メールフィルタの設定を見なおした後、バウンスリストから該当の宛先を削除して再送を試みてください。

バウンスリストの確認

バウンスリストはWebポータルの「Suppressions > Bounces」で確認できます。バウンスリストは宛先アドレス単位で管理され、発生原因は「REASON」で確認できます。

バウンスリストからアドレスを削除する

バウンスの原因が解消した後で再送を試みる場合、バウンスリストから該当のアドレスを削除する必要があります。バウンスリストで削除するアドレスを選択して、画面右上の「Remove Selected Bounces」を選択してください。

ただし、バウンスリストから削除するのは、バウンスの原因が解消した場合だけにしてください。原因が解消されていないにも関わらず削除すると、繰り返しバウンスが発生してレピュテーションを下げる要因となるので注意してください。レピュテーションが下がるとアカウント停止の危険性があります。バウンスの数を減らしたい場合は、宛先アドレスの収集方法を見直したり宛先リストのクリーニングを行ってください。