アカウント設定
サブユーザを作成すると、Account Settings(アカウント設定)画面が表示されます。この画面は、サブユーザの一覧でサブユーザ名をクリックすることでも表示されます。
ここでは、メール送信状況の確認や、登録内容の変更、メールの送信上限を設定することができます。
サブユーザの状況確認
画面の上部には、サブユーザのメール送信状況がひと目で分かるサマリ情報が表示されています。 親アカウントには、作成した全てのサブユーザの行動に責任があるため、この情報には常に注意を払ってください。
Requests - このサブユーザが送信したAPIリクエスト数です(当月分)。 1リクエストで複数のメールを送信することもできるため、メールの送信通数とは必ずしも一致しません。
Reputation - レピュテーションが下がると、そのサブユーザはSendGridからメールを送信することができなくなることがあります。
Opens - このサブユーザからのメールが開封された数です(当月分)。
Clicks - このサブユーザからのメールのリンクがクリックされた数です(当月分)。
Credit Allocation
作成した各サブユーザには、自動的に「Unlimited Credits(送信可能なメール通数:上限なし)」の権限が与えられます。 すぐにメールを送信できるようにこのような設定となっていますが、上限は変更することができます。 この設定にはいくつか選択肢があります。
Unlimited Credits(上限なし) - 新規サブユーザのデフォルト設定です。 各サブユーザは必要な分だけメールを送信することができます。
Recurring Credits(期間で通数指定) - 一定期間(日/週/月)内で送信可能な通数を指定することができます。 上限に達すると、そのユーザからのメール送信リクエストはSendGridに拒否されます。
Nonrecurrent Credits(合計通数で指定) - 送信可能な合計通数を指定することができます。時の経過によって通数が回復することはありません。 上限を増やすには、手動もしくはAPIでより大きな数を指定する必要があります。
Add/Subtract Credits
Credit Allocationで”Nonrecurring Credits”を選択した場合のみ指定できる、オプション設定です。
“Nonrecurring Credits”で送信可能通数を指定している場合、“Change Credit Rules”をクリックすることで、その上限を増減させることができます。
Domain AuthenticationとLink Branding
親アカウントは特定のDomain AuthenticationやLink Branding、IPアドレスを指定してメールを送信することができますが、サブユーザでも同じです。 サブユーザごとに使用するIPアドレスを指定することで、送信するメールの種類や目的等によってセグメント化し、お互いのIPアドレスのレピュテーションを保護することができます。
サブユーザの作成時に、そのサブユーザで使用するDomain AuthenticationやLink Branding、IPアドレスを選択できますが、後から設定を変更する場合はここから変更できます。 複数のIPアドレスを選択した場合、SendGridはそれらのIPアドレスを交互に使用してメールを送信します。
Email Monitor
本機能は2022年12月13日に廃止されました。
詳細はこちらをご覧ください。
Email Monitorで送信されたメールは、送信通数としてカウントされます。
サブユーザが送信するメールをサンプリングし、指定されたメールアドレスに転送する機能です。
有効化する場合は、”Off”ボタンをクリックして”On”に変更してください。
有効化すると入力フォームが表示され、サンプリングの「頻度」と「転送先メールアドレス」を設定することができます。
“Collect Sample Rate”には、サンプリングの頻度を指定します。 例えば”Collect Sample Rate”に100を設定した場合、そのサブユーザがメールを100通送信するごとに、100通目のメールのコピーが転送されます。
Disable Account
サブユーザからSendGridへのアクセスを一時的に停止するには、”Disable Account”ボタンをクリックし、”Enable Account”ボタンに切り替えます。
再度有効化するには、”Enable Account”ボタンをクリックし、”Disable Account”ボタンに戻してください。
Delete Account
サブユーザを削除してしまうと、元には戻せません。 削除してしまう前に、本当に削除しても良いかよく確認してください。 削除すると、該当サブユーザのすべてのアクセスは即座に取り消されます。
サブユーザを削除するには、”Delete”ボタンをクリックし、ポップアップされた確認ダイアログの”Confirm”をクリックします。 この操作は元には戻せませんので、本当に削除して良いかよく確認してください。