Contacts
参考動画:[Vimeo] Contacts, Lists, and Segments
宛先の追加
宛先の追加・アップロード・編集・削除の操作は、Marketing > Contacts(※ログインが必要)で行います。宛先は、APIを利用するかSendGridの画面でCSVをアップロードすることで追加します。
2,000宛先までは無料です。これを超えると、10,000宛先単位で追加料金が発生します。詳しくはこちらをご確認ください。
メールを送信する前に、必ずメール受信者からの明示的な許可を得てください。 SendGridでは、購入またはレンタルした宛先リストへの送信を禁止しています。 詳しくは、サービス利用ポリシー をご確認ください。
アップロード用のCSVファイルのフォーマット
CSVファイルのアップロードで、簡単にSendGridデータベースへ宛先を追加できます。 スプレッドシートで宛先データをお持ちの場合、Microsoft ExcelやGoogleスプレッドシートのようなアプリケーションを使うことで、CSVファイルとして保存することができます。 その他のデータベースシステムでも、大抵は宛先をCSVファイルとしてエクスポートできるはずです。
CSVファイルは、必ず UTF-8 で作成してください。
アップロード用のCSVファイルには、以下の項目を含めます。
- email(メールアドレス、必須)
- first_name(名)
- last_name(姓)
CSVファイルには、宛先メールアドレスだけでなく、カスタムフィールドの値を含めることができます。 例えば、email, first_name, last_name, country, city, age というデータがあった場合、”country”, “city”, “age” の部分はカスタムフィールドとして指定できます。カスタムフィールドの値は、セグメントを作成したり、宛先ごとにコンテンツをパーソナライゼーションしたりするために使用します。
CSVファイルの1行目は、各列を特定するためのヘッダ行である必要があります。CSVファイルのサンプル(※1行目はヘッダ)もあわせてご確認ください。 ヘッダには、半角英数とアンダースコアのみ使用できます。 カスタムフィールドのデータをアップロードする場合、事前に定義しておいたカスタムフィールドの名前と同じものをCSVのヘッダ行に指定しておくことで、スムーズにアップロードすることができます(※必須ではありません)。
メールアドレスがキーになっています。
そのため、CSVファイルのヘッダには必ず email
を含めてください。
email列がない場合、データを追加することはできません。
また、email列にメールアドレスのデータが入っていない場合、その行はインポートされません。
CSVファイルをアップロードする
新しい宛先を追加する方法
- Marketing > ContactsでAdd Contactsをクリックし、Upload CSVを選択します。
Add contacts(宛先を追加する)を選択します。アップロードした宛先は、宛先データベース(All Contacts)に追加されます。
※ここで、”Add contacts and include in an existing list”(既存のリストに宛先を追加する)や”Add contacts and include in a new list”(新規のリストに宛先を追加する)を選択してアップロードした場合は、指定したリストと宛先データベース(All Contacts)の両方に、宛先が追加されます。
画面にCSVをドラッグ & ドロップするか、ダイアログから選択してファイルをアップロードします。
ファイル名が表示されたらNext: Custom Fieldsをクリックします。
アップロードしたCSVファイルのヘッダ項目が表示されます。「Field Name」の欄では、各ヘッダ項目に紐付けるカスタムフィールドを選択します。対応するカスタムフィールドが存在しない場合は、新しく追加してください。必須項目はemailのみです。スキップしたヘッダ項目はアップロードされません。
スキップするヘッダ項目ではSkip Columnをクリックします。
- 編集が完了したらSave Contactsをクリックします。
宛先をアップロードしたら、さまざまな条件で宛先リストやセグメントを定義できるようになります。詳しくはリストとセグメントを参照してください。
アップロードできるCSVファイルのサイズは、最大2GBです。
新しい宛先の更新処理が完了すると、Notifications(※ログインが必要)に登録された宛先に、以下のサマリが含まれた通知メールが届きます。
- 処理された宛先の合計数
- 新しく追加された宛先の数
- 更新された宛先の数
- エラーの数
- 各エラー行のエラーメッセージ
エラーがあった場合は、エラー行のCSVファイルのダウンロードリンクがあります。 内容を確認し、データを修正してから再度アップロードしてください。うまくいかない時は、トラブルシューティング をご確認ください。
エラー行のCSVのダウンロードリンクの有効期間は24時間です。
Contacts(宛先)は、メールアドレスがキーとなっています。同じ宛先を2回以上アップロードした場合、データは追加もしくは上書きされ、最後にアップロードされたデータが正とみなされます。データが上書きされた場合、ロールバックする(元に戻す)ことはできません。異なるリストまたはセグメントに同じ宛先を追加することもできます。追加した宛先は、アカウントやサブユーザごとにそれぞれカウントされます。
宛先を手動で追加する
Contactsを宛先データベース(All Contacts)に手動で追加する方法
- Marketing > Contactsをクリックします。
- 画面右上のAdd Contactsをクリックします。
- Manual Addをクリックします。
- ラジオボタンでAdd Contacts(宛先を追加する)を選択します。
- 新しい宛先の情報を入力します。
- Save Contactをクリックします。
手動で追加した宛先のカスタムフィールドに値を設定するには、その宛先のContact Detailsページで編集します。
宛先の管理
マーケティングキャンペーンにおいて、なくてはならないものの一つに「Contacts(宛先)の管理」があります。 Contactsでは、リストを作成したり、宛先ごとの情報を閲覧・編集したりすることができます。
リストを作成する
CSVファイルから新しいリストを作成する方法
- Add ContactsをクリックしてUpload CSVを選択します。
- ラジオボタンで”Add contacts and include in a new list”を選択し、リストの名前を入力します。
- CSVファイルをアップロードするの手順に沿って操作します。
既存のリストに宛先を追加する
既存のリストに宛先を手動で追加する方法
- Marketing > Contactsをクリックします。
- Add ContactsからManual Addを選択します。
- ラジオボタンで”Add contacts and include in an existing list”を選択します。
- 宛先の情報を入力します。
- Save Contactをクリックします。
リストをアップロードする前にセグメントを作成していた場合、条件にマッチする宛先があれば自動的にそのセグメントに追加されます。
宛先プロフィールを表示する
特定の宛先のプロフィールを表示するには、リストの中からその宛先を見つけるか、宛先データベース(ALL CONTACTS)の検索ボックスで検索します。 メールアドレスをクリックすると、その宛先のメールアドレス、SendGridによって追加された予約フィールド、および、その宛先に紐付けられたリストを確認することができます。
メールアドレスの検索では、大文字と小文字は区別されませんが、”@” や TLD(”.com” や “.io” など)を含む完全なメールアドレスを指定する必要があります。
その宛先に割り当てたカスタムフィールドや、その宛先が追加されているリストを表示するには、Contact Detailsページの下部にあるタブをクリックします。 すべてのカスタムフィールドを一度に確認することもできますし、“Text”、“Date”、“Number” といったデータ型ごとに表示することもできます。
宛先プロフィールを編集する
宛先プロフィールの内容を変更する場合は、Contact Detailsを開いて、そのセクションのEditボタンをクリックします。 ここでは、SendGridの予約フィールドの値(メールアドレス以外)、追加したカスタムフィールドの値、および、その宛先が含まれているリストといったものが編集できます。
宛先をリストに追加する方法
- 宛先のメールアドレスをクリックし、Contact Detailsを開きます。開いた画面でAssociated Listsタブを表示します。
- Add to Listをクリックし、プルダウンから追加先のリストを選択します。
- Addをクリックします。
選択した宛先を削除する
選択した宛先を削除する方法
- Marketing > Contactsで編集対象のリストをクリックします。
- リストから削除する宛先を選択し、Remove From Listをクリックします。
- 表示されたポップアップでConfirmをクリックすると、その宛先がリストから削除されます。このとき、Permanently delete this contact from my account.をONにすると、宛先データベース(All Contacts)からも削除されます。
リストを削除する
リストを削除する方法
- Marketing > Contactsで削除対象のリストのACTIONSにカーソルをあわせます。
- ゴミ箱のアイコンをクリックします。
- 表示されたポップアップでDeleteをクリックすると、リストが削除されます。このとき、Delete all contacts associated with this list from my account.をONにすると、リストに登録されていた宛先も宛先データベース(All Contacts)から削除されます。
All Contactsからすべての宛先を削除する
すべての宛先を削除する方法
- Marketing > Contacts > All Contactsを選択します。
- CONTACTSの左側のチェックボックスをONにすると、すべての宛先が選択状態になります。
- 画面右上にある、選択件数が表示されたボタンをクリックし、Deleteを選択します。
以下の操作を行った場合、宛先はAll Contactsから削除され、復旧することはできません。
- All Contactsから宛先を削除する
例)All Contactsから「宛先1」を削除する - リストから宛先を削除するときに「Permanently delete this contact from my account.」にチェックを入れて削除する
例)List Aから「Permanently delete this contact from my account.」にチェックを入れて「宛先2」を削除する - リスト自体を削除するときに「Delete all contacts associated with this list from my account.」にチェックを入れて削除する
例)「Delete all contacts associated with this list from my account.」にチェックを入れてList Bを削除する
<注意事項>
- 複数のリストに含まれる宛先を上記の操作で削除した場合、ある1つのリストからのみ削除したつもりでも、他のリストからも削除されてしまいます。十分にご注意の上削除してください。
- All Contactsから削除されたメールアドレスについては、過去に送信したキャンペーンで以下のことができなくなります。
※ActivityやStatsのデータには影響ありません。
参考
トラブルシューティング
ファイルのアップロードがうまくいかない
文字コード
英語以外の言語が含まれている場合は、CSVファイルをUTF-8で作成する必要があります。 文字コードがUTF-8になっているか確認してください。
データ書式
CSVの日付書式を確認してください。 Excelを使ってCSVを作成する場合、CSVとしてエクスポートする前に日付の書式を指定しておく必要があります。 西暦は4桁の数字(99ではなく1999)にしてください。日と月は数字1文字でも構いません。
使用できる日付書式は次の通りです。
- MM/DD/YYYY
- MM/D/YYYY
- M/D/YYYY
- M/DD/YYYY
ヘッダ行がない
CSVには、必ずヘッダ行を含めてください。
- “email” 列は必須です。
- 大文字/小文字は区別されません。
- その他の列はブランク(空)でも構いません。
手持ちの宛先リストの中にメールアドレスの重複がある
SendGridのMarketing Campaigns機能では、メールアドレスがキーとなっています。 そのため、同じメールアドレスのデータを複数回アップロードしても同じ宛先が複数追加されることはなく、アップロード(更新)の度にカスタムフィールドの値が最新の値で上書きされます。 これにより、配信停止した宛先にメールを送信してしまうというアクシデントを抑止することができます。
メールアドレスが重複してしまった理由(製品ラインが複数あるなど)によって適切なカスタムフィールドを設定し、リストをセグメンテーションすることをおすすめします。