Activity

Email Activityでは、送信したメールに関するアクティビティを確認することができます。ただし、サブユーザから送信されたメールの情報はここには含まれません。

ご利用のアカウントから送信された全てのメールのイベントが表示されており、直近のアクティビティを確認できます。また、特定のメールアドレスで検索することも可能です。

参考動画:[Vimeo] Email Activity Feed

Email Activityで確認できるのは、直近の7日間分のデータのみです。 全てのデータをリアルタイムに確認するには、Event Webhookの利用をご検討ください。

イベント

Email Activityでは、以下のイベントを確認することができます。

イベント

Processed

SendGridがメール送信リクエストを受け付けたときに発生します。 Webサイト、アプリケーション、メールクライアント経由のSMTPリレー、APIなど、全てのリクエストで発生します。

※CCやBCCが設定されている場合、それぞれでProcessedが発生します。(例:TO・CC・BCCに1つずつ宛先が設定されたメールを1通送信すると、Processedは3件発生)

Clicks

受信者が、メール本文中のリンクをクリックしたときに発生します。

※Clickイベントをトラッキングするには、事前にClick Trackingを有効にしておく必要があります。
Subscription Tracking(配信停止リンク)のクリックはカウントされません。

Delivered

SendGridからメールが送信され、受信側メールサーバがそのメールを受け付けたときに発生します。

※受信ボックスへのメールの到達を保証するものではないことにご注意ください。

Opens

受信者がメールを開封したときに発生します。

※Openイベントをトラッキングするには、事前にOpen Trackingを有効にしておく必要があります。

Unsubscribes

受信者から配信停止のリクエストを受けたときに発生します。

日本の法律でも配信停止用リンクの表示義務が定められています。
※SendGridは、送信するメールに配信停止のためのリンクを自動で追加するためのアプリケーションSubscription Trackingを提供しています。 受信者がこのリンクをクリックすると「配信停止リスト」に登録され、次からその宛先へのメール送信はSendGridにより自動的にDrop(破棄)されます。 なお、Subscription Tracking はマーケティングキャンペーン機能には適用されませんのでご注意ください。

Group Unsubscribes

特定の配信停止グループに対する、配信停止リクエストを受けたときに発生します。

Group Resubscribes

特定の配信停止グループに対する、配信停止が解除されたときに発生します。

Deferred

受信側のメールサーバから一時的なエラー(400番台のエラーコード)が返された場合に発生します。よくある原因としては、

  • 受信者のメールボックスが一杯になっている
  • 接続がタイムアウトした
  • MXレコードが解決できない

などが挙げられます。

Deferredが発生した場合、SendGridは時間を置いて再送を繰り返します(最長72時間)。 メールサーバの問題が解決していれば、メールは通常通り受け付けられDeliveredイベントが発生します。 再送を繰り返してもメールが受け付けられなかった場合はBlockイベントが発生します。

Drops

サプレッションリストに登録されている宛先にメールを送信しようとした場合、SendGridはそのメールを自動的にDrop(破棄)します。このときメールは送信されません。これにより、SendGridは送信者のレピュテーションを保護します。

参考:メールがドロップしてしまったのですが、なぜでしょうか?どう対処すればいいですか?

Bounces

受信側のメールサーバから受信を拒否されたときに発生します。

このとき、受信側メールサーバからは恒久的なエラー(500番台のエラーコード)が返されています。 よくある発生原因としては、宛先のメールアドレスが存在しない、ドメイン指定による受信拒否、メールサーバがブラックリストに登録されている、などが挙げられます。Bounceが発生すると、その宛先は自動的にバウンスリストに登録され、次からその宛先へのメールはSendGridにより自動的にDrop(破棄)されます。

参考:バウンスとブロックが発生する7つの原因

Blocks

送信元IPアドレスがブラックリストに掲載されてしまっている場合や、ISP等によってブロックされている場合に発生します。 これはBounceほど深刻ではなく、永続的な問題ではないため、次からのメールが自動的に破棄されることはありません。

Spam Reports

フィードバックループに対応しているISP(Hotmailなど)の利用者が「迷惑メール報告」を行ったときに発生します。

迷惑メール報告はレピュテーションに悪影響を与えるため、本当に受け取りたいと思っている受信者にのみメールを送ることが非常に重要です。 Spam Reportが発生すると、その宛先は自動的に迷惑メール報告リストに登録され、次からその宛先へのメールはSendGridにより自動的にDrop(破棄)されます。

Parse

Inbound Parse Webhookで受信したメールが処理されたときに発生します。

フィルタリング

イベントの種類でフィルタリングできます。特定のイベントのみを確認する場合は、 “All Filters” のチェックボックスをOFFにした後、確認したいイベントのチェックボックスをONにしてください。 なお、画面の更新はイベントの選択変更時に行われます。

検索

特定の受信者のイベントのみを確認する場合は、そのメールアドレスを画面上部の検索フィールドに入力し、Enterキーを押してください。

メールアドレスの「@」の前の部分(メールボックス名)や、後の部分(ドメイン名)で検索することもできます。

サブユーザのイベント

サブユーザのイベントを確認するには、2つの方法があります。

  1. そのサブユーザで、Webポータルに直接ログインする
  2. 親アカウントでログインし、サブユーザに切り替える

なお、サブユーザのイベントを表示しているときは、親アカウントのイベントは表示されません。