宛先リストの管理

参考動画:[Vimeo] Managing Multiple Contact Lists

マーケティングキャンペーンにおいて、なくてはならないものの一つに「Contacts(宛先)の管理」があります。 Contactsでは、リストを作成したり、宛先ごとの情報を閲覧・編集したりすることができます。

宛先プロフィールを表示する

特定の宛先のプロフィールを表示するには、リストの中からその宛先を見つけるか、宛先データベース(All Contacts)の検索ボックスで検索します。 メールアドレスをクリックすると、その宛先のメールアドレス、SendGridによって追加された予約フィールド、および、その宛先に紐付けられたリストを確認することができます。

メールアドレスの検索では、大文字と小文字は区別されませんが、”@” や TLD(”.com” や “.io” など)を含む完全なメールアドレスを指定する必要があります。

その宛先に割り当てたカスタムフィールドや、その宛先が追加されているリストを表示するには、Contact Detailsページの下部にあるタブをクリックします。 すべてのカスタムフィールドを一度に確認することもできますし、“Text”、“Date”、“Number” といったデータ型ごとに表示することもできます。

宛先プロフィールを編集する

宛先プロフィールの内容を変更する場合は、Contact Detailsを開いて、そのセクションの “Edit” ボタンをクリックします。 ここでは、SendGridの予約フィールドの値(メールアドレス以外)、追加したカスタムフィールドの値、および、その宛先が含まれているリストといったものが編集できます。

宛先をリストに追加する方法

  1. 宛先のメールアドレスをクリックし、Contact Detailsを開きます。開いた画面でAssociated Listsタブを表示します。
  2. Add to Listをクリックし、プルダウンから追加先のリストを選択します。
  3. Addをクリックします。

宛先リストを管理する

適切に管理された宛先リストにメールを送ると、配信結果が大幅に改善します。宛先リストを管理するシンプルな手順とガイドラインを以下にまとめます。

配信停止リストの種類

SendGridのアカウントにはいくつかのサプレッションリストがあります。

  • Global Unsubscribes - すべてのメールを配信停止した宛先のリストです。
  • Bounces - 受信ボックスにメールが届かなかった宛先のリストです。Bouncesに登録された宛先に再度メールを配信しようとしても、送信者のレピュテーションを保つためにSendGridがメールをドロップし、配信されません。
  • Spam Reports - 迷惑メール報告した宛先のリストです。
  • Blocks - 「IPアドレスがブラックリストに掲載された」といった一時的な理由で、受信側サーバにブロックされた宛先のリストです。以降にメールを送信してもSendGridがドロップすることはなく、再送が可能です。
  • Invalid - 不正なフォーマットの宛先のリストです。(例:info.sendgrid.com, info@sendgridcom, info @ sendgrid.com)

Bounces, Invalid, Spam Reports, Global Unsubscribe, Group Unsubscribeに登録された宛先にメールを送信すると、SendGridが自動的にドロップします。不要なアドレスは宛先リストから削除して送信しないようにしましょう。

使用できない宛先の削除

運用中に一部の宛先がサプレッションリストに登録されるのはごく普通のことです。メール配信を希望しない宛先にメールを送り続けると、送信者のレピュテーションに悪影響を与える可能性があります。

Contactsから使用できない宛先をまとめて削除する方法

  1. ダッシュボード左側のメニューからSuppressionsをクリックします。
  2. BouncesやSpam Reportsなどのメニューをクリックします。画面右上の歯車アイコンからDownload as CSVをクリックします。
  3. 削除対象のサプレッションリストごとに2の手順を繰り返し、1つのCSVファイルに統合します。
  4. ダッシュボード左側のメニューからMarketing > Contactsを選択します。
  5. 画面右上のAdd ContactsからUpload CSVを選択します。
  6. Create New Listを選択し、”Remove Invalid Emails(不正なアドレスを削除する)”のような用途を判別しやすい名前を付けます。
  7. CSVファイルのアップロードが完了したら、作成したリストのACTIONSからDeleteをクリックします。
  8. ポップアップ画面で”Delete all contacts associated with this list from my account.(このリストに含まれるすべての宛先をアカウントから削除します。)”にチェックを入れ、Deleteをクリックします。

特定の宛先の削除

1つ以上の宛先をリストから削除する方法

  1. Marketing > Contactsの画面で、削除したい宛先を含むリストをクリックします。
  2. 削除する宛先のACTIONSからRemove From Listをクリックします。 指定したリストからだけではなく、アカウントから完全に削除したい場合は、ポップアップ画面で”Permanently delete this contact from my account.(この宛先をアカウントから完全に削除します。)”のチェックをONにします。Confirmをクリックすると宛先が削除されます。

すべての宛先の削除

すべての宛先をまとめて削除する方法

  1. Marketing > Contactsを開きます。
  2. All ContactsのACTIONSからDelete All Contactsをクリックします。
  3. ポップアップ画面で再度Delete All Contactsをクリックします。

All Contactsから宛先を削除すると復旧はできませんので、十分ご確認の上操作してください。

参考