概要
親アカウントは、自身のアカウントと全てのサブユーザの統計情報を確認できます。 各サブユーザは、自身の統計情報のみ確認できます。
メールをトラッキングすることは、善良な送信者となるためにも、どのようなメールが興味を持たれているのかを知るためにも重要な要素です。 Statsでは、クリックや開封といった基本的なものから、受信者の閲覧ブラウザや利用しているメールボックスプロバイダまで全て確認することができます。
見やすいように、Statsはいくつかの種類に分けられています。
Statsの種類
各Statsは、Account Detailsで指定したタイムゾーンで集計されます。
Overview - 何か問題は起きていないか、うまく事が進んでいるか、状況をひと目で確認することができます。
Deliverability Insights - 宛先プロバイダごとのメールの到達状況や迷惑メール報告数を確認できます。
Global Stats - 全ての統計情報を一箇所で確認できるので、全体の状況を把握することができます。
Category Stats - メールを送信する際にカテゴリを設定している場合、そのカテゴリのパフォーマンスを確認できます。
Category Comparison - カテゴリ同士のパフォーマンスを比較できます。(最大10カテゴリまで)
Subuser Stats - 異なるサブユーザを使うことで送信されたメールをセグメント化でき、どういった種類のメールやセグメントが効果的だったのかが確認できます。
Subuser Comparison - サブユーザ同士のパフォーマンスを比較できます。(最大10サブユーザまで)
Geographical - 最もエンゲージメントが高かった地域はどこか、地域ごとのエンゲージメントの比較ができます。
Email Clients and Devices - メールの閲覧に使われているアプリケーションやデバイスごとの統計情報を確認できます。
Mailbox Provider Stats - 利用されているメールボックスプロバイダごとの統計情報を確認できます。
Mailbox Provider Comparison - メールボックスプロバイダ同士のパフォーマンスを比較できます。
Browser Stats - メールが閲覧されているWebブラウザごとの統計情報を確認できます。
Browser Comparison - Webブラウザ同士のパフォーマンスを比較できます。
Parse Webhook - Parse Webhookを使用している場合、Parse Webhookのリクエストの数を確認できます。
統計指標
Statsでは、メールの配信到達性を以下の指標に細分化しています。 各指標はそれぞれ、送信したメールに対してSendGridもしくはメール受信者がどのように作用したかを示しています。
Blocks - 受信側メールサーバに受け付けを拒否されたメールの数。
Bounces - メールがバウンスした数。
Clicks - メール本文中のリンクがクリックされた回数。
Deliveries - 受信側メールサーバに受け付けられたメールの数。
Invalid Emails - 送信したメールのうち、形式誤りのメールアドレスや、メールプロバイダから”無効”とされたメールアドレスの数。
Opens - メールが開封された回数。
Requests - SendGridが受け付けた、メール送信リクエストの数。
Spam Reports - 迷惑メール報告をした受信者の数。
Spam Report Drops - 迷惑メール報告された宛先へのメール送信を、SendGridが自動的にDrop(破棄)した数。
Unique Opens - メールを開封した人のユニーク数。
Unique Clicks - メール本文中のリンクをクリックした人のユニーク数
Unsubscribes - メールを配信停止した人の数。
Unsubscribe Drops - 配信停止された宛先へのメール送信を、SendGridが自動的にDrop(破棄)した数。
フィルタリング
以下のフィルタは、ほとんどのStatsページで利用可能です。必要に応じて概要または詳細を確認することができます。
指標でフィルタ - 全て表示することも、一部の指標のみを選択表示することもできます。
日付でフィルタ - 特定の期間のみ表示することができます。
グルーピング - 日次、週次、月次でグルーピングすることができます。
Top 5 Categories
リクエスト数が上位5位のカテゴリを確認できます。 このセクションの右上にあるボタンで、「#(数)」と「%(率)」を切り替えることができます。