Link Branding(トラッキングドメイン設定)の設定方法

参考動画:[Vimeo] Getting Started with Link Branding

Link Brandingとは

Link Brandingは、クリックトラッキング用リンクおよび開封トラッキング用の画像リンクを、sendgrid.netから独自ドメインに切りかえる機能です。この機能により、トラッキングがユーザの管理する独自ドメイン経由で行われるようになり、メールの到達性をより高めることができます。受信側メールサーバや迷惑メールフィルタは、メール内リンクのドメインのレピュテーションを元に、そのメールを受信者に配信するかどうか判断しています。

用語

DNS

DNS(Domain Name System)は、インターネット上でドメイン名を管理するシステムです。SendGridで「DNS」という用語を使うときは、メールの送信元または画像リンクの参照元となる、ユーザのドメイン名を指します。また同様に「DNSプロバイダ」は、ユーザのドメインを管理するレジストラ(お名前.comなど)を指します。詳しくは用語集のDNSのページを参照してください。

CDN

CDN (Content Delivery Network)はWebページをエンドユーザに配信するためのネットワークです。CDNは、エンドユーザとWebページ、コンテンツ配信用サーバのロケーションに基づいて応答するサーバを選択します。CDNは、複数の媒体をまたいでコンテンツを高速に提供するとともに、セキュリティも確保できる優れた仕組みです。

SendGridとCDNを組み合わせて使用する場合は、CloudFlare, FastlyまたはKeyCDNの利用を推奨しています。

CNAME

CNAMEレコードはドメイン名に別名を付けるためのDNSレコードです。SendGridでは、Sender Authenticationで設定した「サブドメイン.ドメイン」をsendgrid.netの別名として使用するためにCNAMEレコードを利用します。登録したCNAMEレコードは、クリックトラッキングや開封トラッキングの情報をSendGridのアカウントに紐付けたり、送信ドメイン認証したりする際に、宛先サーバやメールの受信者から参照されます。設定に必要なCNAMEレコードの内容はSendGridが生成するので、それらをユーザ自身がDNSサーバに登録する必要があります。詳しくは用語集のCNAMEのページをご確認ください。

Link Brandingの設定方法

前提

Domain Authenticationを設定するには、設定を行うドメインのレジストラ(お名前.comなど)にSendGridが指定する内容でDNSレコードを登録する必要があります。まずはご利用のレジストラを特定し、そこにアクセスできるかどうかを確認してください。アクセスできない場合は、御社のDNSサーバへのアクセス権限を持つ担当者にご確認ください。

Domain Authenticationの設定時にLink Brandingを同時に設定することも可能です。その場合、Link Brandingをあらためて登録する必要はありません。

Link Brandingの設定方法

  1. SendGridのダッシュボードでSettings > Sender Authenticationを開きます。
  2. Link BrandingのセクションでGet Started(初めて設定する場合)またはBrand Your Links(設定を追加する場合)をクリックします。
  3. 遷移先の画面でレジストラの種類を選択し、Nextをクリックします。
  4. 「Domain You Send From」の入力欄にFromドメインを入力し、必要に応じてAdvanced Settingsを設定します。ここではwwwhttp://wwwを含めず、ドメインだけを入力するようにしてください。例えば、example@sendgrid.comからのメールを送る場合は、sendgrid.comを入力します。入力したらNextをクリックします。 Advanced Settingsについて、詳しくはこちらを確認してください。
  5. 画面に表示されるCNAMEレコードをすべてDNSサーバに登録します。登録手順はDNSホストにより異なります。主要なレジストラでのCNAMEレコードの登録手順はvideosで公開しています。自社のDNSレコードを登録する権限がない場合は、Send To a Coworkerタブから担当者に登録依頼メールを送ることができます。このメールには登録すべきCNAMEレコードの内容を閲覧するためのURL(有効期限付き)が記載されています。このとき、登録依頼メールの受信者はSendGridのアカウントにログインする必要はありません。

DNSレコードが反映されるまでには最大48時間かかる場合があります。反映されるのを待ってLink Branding設定を有効化(Validate)してください。

Link Brandingの有効化(Validate)

DNSレコードの登録内容が反映されたら、Sender AuthenticationのページでVerifyをクリックします。

Validateをクリックしても一部のCNAMEレコードしか”Verified”の表示にならない場合は、もう少し時間を置いてから再度お試しください。また、登録したレコードに誤りがないかを確認してください。詳しくはトラブルシューティングを参照してください。

SendGridは、Fromアドレスのドメインと一致する有効なLink Branding設定を適用します。メール内のトラッキング用リンクのドメインを変更する場合は、Link Brandingの設定を新たに作成して有効化(Validate)してください。

Advanced settings

Use a custom link subdomain(Custom Link Subdomainの利用)

任意のサブドメインを利用する方法

Create a Branded LinkのページでAdvanced Settingsのメニューを展開し、Use a custom link subdomainのチェックをONにします。サブドメインの入力欄が表示されるので、数値または文字列を入力します。この設定を利用しない場合、SendGridが自動的にサブドメインを設定します。ここでは、SendGridが割り当てる初期値とは異なる値を入力するようにしてください。

Assign to a subuser(サブユーザへの割り当て)

親アカウントで作成したLink Branding設定をサブユーザに割り当てることができます。親アカウントから割り当てたLink Branding設定を、サブユーザ側で編集したり削除したりすることはできません。

サブユーザにLink Branding設定を割り当てる方法

Brand Your LinksのページでAdvanced Settingsのメニューを展開し、Assign to a subuserのチェックをONにします。Choose a subuserの欄で、設定を割り当てるサブユーザを選択します。

2015年7月以前のWhitelabel設定の移行

2015年7月以前の旧ポータルで設定したEmail Link Whitelabelは従来通りに動作しますが、設定内容を更新する場合は、古いEmail Link Whitelabel設定を削除してLink Brandingを新たに設定する必要があります。このとき、Domain Authenticationとは異なるサブドメインを利用する必要があります。

それ以降に設定したEmail Link Whitelabelは、自動的にLink Brandingへ移行されています。

参考