Tracking

Open Tracking (開封トラッキング)

Link Brandingを設定している場合、開封をトラッキングするための画像のURLは「sendgrid.net」ではなく、「Link Brandingで指定したドメイン」になります。

Open Trackingを有効にすると、Opens(開封)イベントをトラッキングするために、メールの末尾に非常に小さな1ピクセルの画像が挿入されます。 メールの受信者がメールクライアント上で画像の表示を許可すると、その画像のリクエストがSendGridサーバに送られ、メールの開封イベントが記録される仕組みです。本設定の有効化により、Unique Opensイベントの確認も可能です。 Opens と Unique Opens の違いは、Opens がそのメールの全ての開封を記録しているのに対し、Unique Opens は最初に開封したときにしか記録されないという点です。OpensはStats、Activityで確認することができ、Event Webhookでも通知されます。Unique OpenはStatsでのみ確認可能です。

Settings

Track emails that have been opened - DISABLED(無効) / ENABLED(有効)

メールの末尾に開封トラッキング用の画像が挿入されることに何か不都合がある場合、SMTP API ヘッダを使用してください。opentrackのreplaceパラメータを指定することで、メール内の任意の場所にトラッキング用の画像を挿入することができます。

メールの送信にWeb API v3を使用している場合は、open_trackingパラメータを使用することもできます。この場合、substitution_tagパラメータに任意の値を指定し、その値をメール内に挿入しておけば、開封トラッキング用の画像で置換されます。

参考情報 - Gmailの新しい画像表示方法についてのTips

Click Tracking (クリックトラッキング)

Click Trackingを有効にすると、Clicksイベント(受信者がリンクをクリックした時間やそのURLなど)をトラッキングできるようになります。 その際、本文中のリンクURLは全て「SendGridのサーバ」もしくは「Link Brandingで指定したドメイン」を経由するように上書きされます。SendGridでは、メール1通あたり1000件までのリンクをトラッキングすることができます。

Settings

Also enable click tracking in plain text emails - On(有効) / Off(無効)
Onにすると、テキストメールでもクリックトラッキングを有効にします。

Track links in emails that are clicked - DISABLED(無効) / ENABLED(有効)

Subscription Tracking (配信停止トラッキング)

メール本文の末尾に、配信停止用のリンクを追加します。 ここで配信停止された宛先はSendGridに保存され、以降、その宛先へのメールは自動的にDrop(破棄)されます。

配信停止用のリンクの内容や、配信停止時のランディングページ(待ち受けページ)はカスタマイズすることができます。

Subscription Trackingはトランザクションメール用(Web API、SMTP)の配信停止設定であるため、マーケティングメール用の配信停止設定はできません。マーケティングキャンペーン機能の配信停止設定についてはこちらをご確認ください。

Settings

Replacement Tag - ここでタグ(例:<unsubscription_link>など)を定義し、本文内の任意の場所に記述することで、配信停止リンクを自由に配置することができます。タグがない場合、配信停止リンクは自動的にメールの末尾に配置されます。

配信停止グループ(Unsubscribe Groups)を指定した場合はReplacement Tagは無効となり、自動で生成されたリンクがメールの末尾に配置されます。 配信停止グループを利用した配信停止リンクの配置方法はこちらをご確認ください。

HTML Unsubscribe Content - HTMLメール用の配信停止メッセージです。このHTMLメッセージには、配信停止リンクを配置するためのタグ <% %> を必ず含めてください。

1
配信停止は <% こちら %>

Plain Text Unsubscribe Content - テキストメール用の配信停止メッセージです。ここには配信停止リンクを配置するためのタグ<% %>を必ず含めてください。タグがないと、配信停止をするためのリンクURLが挿入されません。

1
配信停止はこちら: <% %>

Custom Landing Page URL - 受信者が配信停止リンクをクリックした際に、ここで指定したページにリダイレクトさせることができます。必ず有効なURLを指定してください。

SendGrid Landing Page HTML - 受信者が配信停止リンクをクリックした際に表示されるHTMLページの内容を、ここで指定できます。ページ自体はSendGridのサーバ上に配置されます。

Setting State - DISABLED(無効) / ENABLED(有効)

Google Analytics Tracking (Googleアナリティクス)

メール本文中のリンクURLに、Google Analyticsのカスタムキャンペーン用のパラメータを自動的に追加します。

何もパラメータを設定しなければデフォルト値が適用されますが、Settingsで各フィールドに値を設定すればそれが優先されます。

参考:GoogleのURL生成ツール
参考:Google Analytics Demystified

Settings

Campaign Source - キャンペーンのソース(例:Google, SomeDomain.com, Marketing Email)

Campaign Medium - キャンペーンのメディア(例:Email)

Campaign Term - キャンペーンのキーワード(検索広告キーワード)

Campaign Content - キャンペーンのコンテンツ(広告との区別用)

Campaign Name - キャンペーン名(商品名など)

Setting State - DISABLED(無効) / ENABLED(有効)