メールの「プレビューテキスト」を使いこなそう

メールの「プレビューテキスト」を使いこなそう

この記事は Perfecting Your Email Preview Text の抄訳です。

メールキャンペーンが成功したかどうかを判断するうえで、まず気になるのが「送信したメールがきちんと受信トレイに届いたか?」ということでしょう。

宛先まで届いたら、次に重要なのが「メールを開封してもらえるか?」です。受信者の興味をひけるように件名の作成に時間をかけている人も多いかと思いますが、開封に影響するのは件名だけではない、ということについてはご存知でしょうか?

開封を引き出すもう1つの要素が、プレビューテキストです。

プレビューテキスト(プリヘッダーテキストと呼ばれることもありますが)は、件名の右に表示される文言です。

プレビューテキスト

開封は最も重要なコンバージョンであり、メッセージ送信におけるKPIです。時間をかけてプレビューテキストを練ることで、メールの開封や、ひいてはエンゲージメントの向上につながるでしょう。

それではこれから、プレビューテキストのカスタマイズ方法や効果的な利用方法についてご紹介していきます。

プレビューテキストとプリヘッダーテキストの違いとは?

「プレビューテキスト」と「プリヘッダーテキスト」はしばしば同じ意味で使われますが、厳密には同じではありません。

プリヘッダーテキストはメールの冒頭部分のテキストのことで、通常はプレビューテキストや件名の補助的な内容をコントロールするために使われます。

これをうまく使うことで、メール本文の内容そのままではなく、カスタマイズした内容を件名の横に表示させることが可能です。

この場合、SendGridでは次のようなコードを使用します。

<span class="preheader" style="color: transparent; display: none; height: 0; max-height: 0; max-width: 0; opacity: 0; overflow: hidden; mso-hide: all; visibility: hidden; width: 0;">
プレビューテキストをここに挿入
</span>

プレビューテキストをカスタマイズすべき理由

プレビューテキストを使えば、件名でパッと注意を引くためのメッセージを付加することができます(件名のベストプラクティスはこちら)。そして、これについてもテストが重要です。例えば、まずはカゴ落ちメールに焦点を定めてプレビューテキストにメッセージを追加し、開封率に効果が出るか?といったことをテストしてみましょう。

ここで、SendGridユーザの中でも特に私のお気に入りの「件名+プレビューテキスト」の例をいくつかご紹介します。

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上述のプレビューテキストはすべて緊急性とウィットを兼ね備えており、説明が明確であるとともに、メール本文の内容ともマッチしています。

まとめ

プレビューテキストを活用すれば、件名とあわせてメッセージを伝えることができます。ほとんどの主要なメールアプリケーションでプレビューテキストはサポートされていますが、表示される文字数は様々です。そのため、次の点に気をつけると良いでしょう。

  • プレビューテキストは短く
  • 要点やバズワードを前半に入れる
  • 切迫感のある呼びかけの言葉を入れる

最後に。メールコンテンツのその他の要素と同じように、プレビューテキストも、継続的にテストできる(テストすべき)項目です。A/BテストのベストプラクティスについてはA/B Testing Best Practice Guide(英語)で詳しくご紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。

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