オートメーションメールとは?今すぐ活用すべき理由をチェックしよう

オートメーションメールとは?今すぐ活用すべき理由をチェックしよう

この記事は What is Email Automation and Why You Should Use it in Your Campaigns の抄訳です。

ビジネスを行う上で、ユーザにとって必要な情報(領収書など)を送付するトランザクションメールや、販促目的のメッセージ(ニュースレターやクーポンなど)を送付するマーケティングメールには、皆さん馴染み深いのではないでしょうか。本記事では、これらのメールに続く第三のメールをご紹介します。非常に価値があり、現在のメールキャンペーンを補完する、automated email(以下、オートメーションメール)です。

01 オートメーションメールとは?

オートメーションメールはトリガーメールとも呼ばれ、サービスのWebサイト内やアプリ内での、ユーザの特定の行動に基づいて自動送信されるメールのことです。

オートメーションメールはリアルタイムかつ1対1のコミュニケーションを可能にし、エンゲージメント/リテンション/ロイヤルティの向上につながることが期待できます。

領収書やパスワード再設定など、サービスを利用する上で必要不可欠な情報を届けるトランザクションメールはユーザにとって価値がありますが、トランザクションメール内に販促目的のコンテンツを含めすぎてしまうと法律やガイドライン(CAN-SPAMやCASL)に反することになります。また、従来のマーケティングメールはリスト内の大きめのセグメントにプロモーションやメルマガを配信するのには非常に便利ですが、ユーザが望むような1対1のコミュニケーションは提供できません。

※トランザクションメールとマーケティングメールの違いについて、詳しくはこちら

オートメーションメールはトランザクションメールとマーケティングメールの良いところを併せ持っており、1人1人のユーザを自動でフォローして販促目的のメッセージを送ることができます。トランザクションメールとマーケティングメールの隔たりを埋めるオートメーションメールは、ユーザ個別のメッセージをすばやく送信でき、ユーザ数の増加に伴う配信数の増加にも難なく対応できる効果的なメールです。

送信タイミングとコンテンツの両方を駆使して優れた成果を得るために、以下の要素を考慮しましょう。

  • 関連性 ─ ユーザがメール送信のトリガになっているアクションをした時にメールを送信します。ユーザにとって関連性の高いメッセージのため、開封やクリックがされやすくなります。
  • エンゲージメントを高めるコンテンツ ─ アプリやWebサイトへのエンゲージメントを高めるようなコンテンツを作成しましょう。例えば、新規ユーザに利用方法を案内したり、フィードバックでやる気に働きかけたり、また、休眠ユーザに再利用を促すインセンティブを提供したりなどです。サインアップはしたものの利用を開始していないユーザに利用方法を案内するのも効果的でしょう。
  • ブランドの構築 ─ 1対1のコミュニケーションであるオートメーションメールは、ブランド戦略にも関係します。業界内の課題やその解決策を先陣を切って伝えたり、関連商品をおすすめしたり、未使用の機能をタイムリーに通知したりするなど、サービスや企業とユーザの関係を強固にする機会となります。端的にいうと、オートメーションメールはエンゲージメントを引き出すのです。ユーザは、開封し、メッセージを読み、クリックなどのアクションをしやすくなります。

ブランドの構築
オートメーションメールは、次のような有意義な結果に繋がります。

  • ロイヤルティの向上 ─ オンボーディング(ユーザをサービスに定着させるプロセス)でサポートしてもらったり、次の手順を先回りして教えてもらったりしたユーザは、サービスでの成功体験を得やすく、また、他の人にサービスやブランドを薦めてくれる傾向があります。
  • リテンションの向上 ─ 個人的なサポートやリアルタイムのコミュニケーションを受けたユーザは、サービスを高く評価してくれます。こういったユーザは長期的に利用してくれるコアなユーザになってくれる可能性があります。
  • 収益アップ ─ ユーザは、適切なメッセージを完璧なタイミングで受け取ると、支払い情報の入力やアカウントのアップグレードをしやすくなります。また、アクティブユーザに戻りやすくもなります。
  • 行動につながる ─ オートメーションメールの効果が高い理由の1つには、送信対象がすでにWebサイトやアプリにエンゲージしている、というものがあります。彼らは購買ファネルをさらに進み、サービス提供側がユーザに望むステップを踏んでくれる傾向があります。

02 初めてのオートメーションメールの例

オートメーションメールは価値があるにも関わらず導入している企業は多くはありません。しかし、実は実施するオートメーションキャンペーンを絞れば、有益な結果を簡単に得ることができるのです。

次のようなオートメーションキャンペーンから始めてみましょう。

  • ユーザになったばかりの人に向けた、ウェルカムメールシリーズ
  • 購買ファネルの次のステップに進んでもらうために役立つ、育成メールシリーズ
  • ロイヤルティの向上につながる、誕生日や記念日を祝うメール
  • 別のデバイスからのログインが不正利用でないことを確かめるための、確認メール

03 オートメーションメール開始前の注意

オートメーションメール開始前の注意

ワークフローを設定しオートメーションメールを送信する準備ができたら、送信を開始する前に下記の点をチェックしましょう。

  • タイミング ─ トリガとしたイベントとコンテンツに基づいて、配信を開始するタイミングを考慮しましょう。シリーズを送る場合、配信間隔は空けるのがマナーです。いきなり何通も送信するとユーザは驚いてしまいます。
  • 通数 ─ 多ければ良いとは限りません。とても関連性の高いメールだったとしても送りすぎるとユーザは離れていきます。ユーザにとって、また、サービスにとって、最も意味のあるタイミング/コンテンツのメールに注力しましょう。
  • テスト ─ オートメーションメールを設定したら、メッセージの最適化のために必ず複数回テストをしましょう。件名、コンテンツ、CTA、タイミング、さらにはアップグレードやページビューなどのメールの目標が反映された指標をテストしましょう。
  • 配信停止 ─ 配信停止の操作とプリファレンスセンターへのアクセスは簡単にできるようにしましょう。そうしておけば、エンゲージメントのあるユーザだけに注力できます。また、サービスやブランドにとって、オプトアウトできないようにするよりも、ユーザビリティに優れたオプトアウトを提供する方が良いです。
  • CAN-SPAM と CASL ─ オートメーションメールの主な目的はユーザをアプリやWebサイトに誘導することなので、マーケティング目的のメールとみなされます。そのため、オートメーションメールもCAN-SPAMやCASL等の迷惑メールを規制する法律(日本国内の法律はこちら)に沿う必要があります。

04 さいごに

世界中でパーソナライゼーション化が進む中、マーケターの仕事はメールマーケティングの自動化によって確実に楽になります。オートメーションメールを利用すれば、手動で個々のメールを送信することなしにメールマーケティングの成果を上げることが可能です。

オートメーションメールで、ユーザに適したメールを配信することはエンゲージメントの向上につながります。ぜひ、オートメーションメールの配信をご検討ください。SendGridのパートナーであるSimon Dataのようなサービスは、効果的で統合されたオートメーションプログラムの構築に役立ちます。メールマーケティングについてもっと詳しく知りたい方は、2018 Email Marketing A-Z Guideをご覧ください。