3種類のPreference Center(メールの受信設定機能)

3種類のPreference Center(メールの受信設定機能)

この記事は 3 Types Of Email Preference Centers の抄訳です。

SendGridブログの読者の皆さんなら、「適切なメールを、適切なタイミングで、適切な宛先に、適切な頻度で送信する」という言葉を目にしたことがあるのではないでしょうか。この覚えやすいモットーは、望まれる(愛される)メールを送信するのに役立つでしょう。

しかし、熱が冷めてしまったとか、メール疲れを起こした(平均的なメールの受信数は1日100通以上という話も)という受信者はどうしても出てきます。コンテンツがどれほど有益であろうと、テンプレートがいかに印象的で創造的であろうと、メールマーケティングの世界では配信停止は避けては通れない普通のことなのです。

「さようなら」をするのは残念なことですが、世界規模で配信されているメールには例外なく一つの共通点があります。それは、配信停止のための機能が使いやすいということです。ほとんどの国で設置が義務づけられてるこの配信停止機能ですが、最近ではもっと強力なツールを提供しているマーケターも増えているようです。それが、Preference Center(プリファレンスセンター)です。

Preference Centerは、購読者に対し「宛先リストから完全に抜ける」以外の選択肢を提示することができる非常に強力なツールです。市場性のあるリードを完全に失うことなく維持できることはビジネスにとっての成功であり、さらに重要なことは、購読者にとってのユーザ体験が全体を通して良いということです。一般的なPreference Centerは、以下の3種類です。

配信頻度ベースのPreference Center

このタイプのPreference Centerでは、「配信頻度を減らす」「任意の配信頻度を指定する」「一定期間のみ配信を停止する」といった選択肢を購読者に提示します。例えば、West Elmというセレクトショップが提供しているPreference Centerがこのタイプです。

West ElmのPreference Center
画像を見ると、いくつかの選択肢が提示されているのが分かると思います。「全てのメールを受け取る」「メールの配信頻度を下げる」「90日間は一切のメールを配信しない」、そして最後の選択肢が「配信を停止する」です。

コンテンツベースのPreference Center

さきほどのPreference Centerはメールの配信頻度を選択できるものでしたが、今度は、受け取りたいメールまたは受け取りたくないメールの種類を選択することができるPreference Centerです。NextDoorというご近所さん用のSNSではコンテンツベースのPreference Centerを提供しており、「すべてのメールを受け取る」「一部のメールのみ受け取る」「受け取るメールをカスタマイズする」といった選択肢から選ぶことができます。

NextDoorのPreference Center
NextDoorではユーザの投稿をカテゴリで分類しており、受け取るメールを「すべて」「一部のみ」「自分にとって重要なカテゴリのみ」といった形で選択できるようにしています。

配信頻度とコンテンツのハイブリッド型Preference Center

配信頻度とコンテンツの種類の両方を考慮するのが、ハイブリッド型Preference Centerです。SendGrid社がメール配信をする際に採用しているPreference Centerもこのタイプです。

SendGridのPreference Center
まずは、配信停止の方法を選んでもらいます。「完全に配信停止する」「90日間マーケティングメールの配信を停止する」そして「配信するコンテンツの種類をカスタマイズする」です。SendGridではメールにあまり詳しくない方もフォローできるように幅広いトピックを扱っており、メールのベストプラクティス、プロダクトの更新情報、ニュースレターなど、カスタマイズの選択肢が沢山あります。

SendGridでは、普通の配信停止からPreference Centerに切り替えてから状況を詳しく監視していますが、その結果は良好です。

Preference Centerにしてから、配信停止の総数は20%減少したのです。

これは、メールをちょっとお休みしたいという人がいる一方で、単にSendGridからのマーケティングメールは受け取りたいけど新機能には興味がないという人もいるため、シンプルな配信停止ページではそういった声を聞くことができないということを示しています。

SendGridのマーケティングキャンペーン機能を利用されている方で、Preference Centerを導入してみたいとお考えの方は、各コンテンツ用のUnsubscribe Groups(配信停止グループ)を作成してください。この機能を使えば自動的にPreference Centerが追加され、受信したくないコンテンツを購読者自らが選択することができるようになります。どれぐらいの量のメールを受け取りたいか、受信者自身に選択させるようにすることを忘れないでください。そうすればエンゲージメントは上がるはずです!