メールマーケティングゲームに勝つ方法
- 2018年7月24日
- by SendGrid
- Category: ベストプラクティス メールマーケティング
この記事は How to Play (and Win) the Email Marketing Game の抄訳です。
メールを作成することはまるでゲームみたいだと感じたことはありませんか?
ゲームを攻略できるように、SendGridではPlay the Game of Emailというトレーニングプランを作成しました。Play the Game of Emailでは3つのレベルでメールマーケティングの最適化について学ぶことができ、マーケティングメール作成のために必要なステップが細分化されています。
え?いきなり全部プレイするのはちょっと…そんな方のために、各レベルからメールプログラムの改善に役立つヒントをピックアップしてご紹介します。
レベル1: クリーンな宛先リストを使う
宛先リストを購入したり借りたりすることは有害無益なので止めましょう。このような宛先リストを使うとブランドイメージやレピュテーションが下がり、また、スパムトラップに引っかかるリスクが高くなります。その結果、メールアカウントが完全に使えなくなってしまう可能性があります。
オプトインの取れた宛先リストを作る方法はたくさんあります。以下はその一例です。
- ウェブサイト上にメール購読についての案内を掲載する
- 会員登録などのプロセスの中で作成する
- ランディングページにメール配信を希望するかどうかのチェックボックス(初期状態では「希望しない」にしておく)などを設ける
オプトインが取れている相手はあなたからのメールを望んでいるため、そのような相手にのみメールを送るようにしてください!
レベル2: 件名とCTA(Call To Action)は完璧に
どんな件名にすればエンゲージメントを高めることができるでしょうか?
以下の点を考慮するようにしてください:
シンプルにしておくこと – 受信者が件名を素早く読むことができるように、はっきり簡潔な件名にしましょう。一目瞭然の短くて分かりやすい件名を検討してください。
問いかけで始めてみる – 相手の好奇心を刺激し、ちょっとした対話を生むことになり、受信者があなたのメールを開く可能性が高まります。
パーソナライズする – 単に相手の名前を入れれば良い、ということではありません。相手に応じた地名を入れるなどして件名をパーソナライズしましょう。
ヒント:プリヘッダーテキストは、件名の次に目につく位置にあります。このスペースを無駄にしないようにしましょう。この部分には「電子メールが正しく表示されませんか?ブラウザで開いてみてください」といったメッセージが表示されることが多いですが、そういったメッセージの代わりに、受信者がエンゲージするための内容を表示して活用してください。
件名と本文ができたら、行動を喚起するフレーズ(CTA)も忘れないようにしてください。CTAを最適化するためには、メールの目標を設定し、受信者にどんな行動をとらせたいかを考えるようにしましょう。
また、以下も忘れず実行してください:
- 配置に気を付ける – CTAをどこにいくつ配置するかを検討しましょう。CTAを複数設けることも可能ですが、1~2個にしておくことをお勧めします。
- 言い回しを考える – 受信者にしてほしいことがはっきり分かりやすいようにしましょう。
- デザインを検討する – ボタンにするかテキストにするか、またその色などを検討しましょう。
メールを単に宛先リスト全員に送るのではなく、属性、地域、過去の行動などでセグメンテーションしましょう。そして、受信者に関する情報を使用して、ターゲットを絞ったキャンペーンを作成してください。このようにすることで、受信者がメールの内容に共感しやすくなり、メールを読んで行動を起こす可能性が高くなります。
レベル3: パフォーマンスを測定する
最後に、キャンペーンメールを送信したら、色々な方法でキャンペーンの成功具合を測定してみましょう。
定期的な測定を行う上でいくつかの指標があります。
開封率 – 何人の受信者がメールを読んだかが分かります。開封率はメールの件名が効果的であったかを図る指標になります。
クリック率 – メールが開封され、リンクがクリックされたときにカウントされます。クリック率が高いということは、CTAとそのリンクの前のコンテンツが優れていることを意味します。
配信停止 – 受信者がメールを開き、メールの配信停止を希望したときに発生します。配信停止した人についてはすぐに宛先リストから削除するようにしてください。
迷惑メール報告 – このデータで誰があなたのメールを迷惑メールとして報告したかがわかるため、宛先リストをきれいに保つのに役立ちます。
2018 Global Email Benchmark Reportでは、15以上の業界の統計情報を詳細に分析しています。あなたのメールプログラムが他と比べてどうなのか興味があれば確認してみてください。
まとめ
上記のヒントやベストプラクティスは、SendGrid’s Play The Game of Emailで示した内容の一部にすぎません。マーケティングキャンペーンメールの送信に躊躇しないよう、全てのゲームをこなしてみてください。