オートメーションメールの送信を始めるときの 3つのアイデア

オートメーションメールの送信を始めるときの 3つのアイデア

この記事は Automated Emails: 3 Ideas to Get You Started の抄訳です。

オートメーションメール(ユーザの行動に基づいて自動配信するメール)を送りたいけれど、どこから手を付ければよいかわからない、ということはありませんか?
オートメーションメールでは受信者1人1人にあわせた内容のメールを送ります。よい結果を得るには事前準備や戦略が必要ですが、シンプルなものであっても、通常の一斉配信やマーケティングメールにはない多くのメリットがあります。まずは始めるということが重要です。
今回の記事では、きっかけとなるアイデアをいくつか紹介します。

始める前に:宛先リストの傾向をつかむ

既存の宛先リストでも、新しく収集した宛先リストでも、オートメーションメールの参考になる多くの情報や傾向をそこから読み取ることができます。

Tip:登録時にたくさんの入力項目があるなど、受信者に最初から多くを求めないようにしましょう。単純に受信者の手間がかかるということもありますが、時間が経ってエンゲージしてから得られる情報の方が、より有益だからです。

宛先リストに関する考察やエンゲージメントを高める方法について詳しく知りたい場合は、How to Grow Your Email List Best Practice Guideを参照してください。

アイデア1:親切なウェルカムメールシリーズを配信する

もし、すでにメールプログラムの運用を始めているのであれば、ブランドの新しいユーザにどのようなオートメーションメールを送れば効果的なのかを考えてみましょう。

Tip:2~3通で構成されたウェルカムメールシリーズを配信することがおすすめです。

例えば、サインアップしたタイミングで親切なウェルカムメッセージを配信すれば、すぐに退会させることなくユーザをつなぎとめることができるかもしれません。

ウェルカムメールシリーズについては、こちらの記事も参考にしてください。初めてのメールはブランドに対する受信者の期待値を左右するので、十分に準備しましょう。

アイデア2:連絡を絶やさず、特別な気分にさせる

オートメーションメールを利用する大きな目的の1つは、受信者があなたの会社のことをよく理解し、得意客や常連客になってくれるように、個人的なレベルでのナーチャリングやエンゲージの手段として使うことです。

自動的なナーチャリングのプログラムは、ターゲットによっても大きく異なるでしょう。

受信者のウェルカムメールシリーズへの反応に応じて、以降に配信するメールを調整しましょう。

例えば、エンゲージメントの高い受信者であれば、プロモーションメールの通数が多くても喜ばれるかもしれません(念のため、開封率やエンゲージメント率に注意しながらテストしてください)。メールは開封するけれどCTAボタンをクリックしない受信者は、ベストプラクティスガイドやケーススタディなど、より価値のあるコンテンツを必要としているかもしれません。

パーソナライズドメールのアイデアについては、こちらの記事も参考にしてください。

アイデア3:再エンゲージメントメールを送信し、配信を止める仕組みを自動化する

繰り返しキャンペーンを送信すると、エンゲージメントの高い受信者とめったにメールを開封しない受信者を切り分けられるようになります。

メールの到達率を維持するために、2~3か月間メールを開封しない受信者については、速やかに宛先リストから削除すべきですが、その前に、再エンゲージメントメールを送信することを検討してみてください。例えば、「2か月間メールを開封しないこと」をトリガーとして再エンゲージメントメールを送信すると、単に受信者が興味を失ったことを受け入れるのではなく、引き続きメールの配信を希望するかどうかを受信者自身で判断してもらうことができます。

Tip:受信者がメールの受信頻度を調整できるよう、再エンゲージメントメールからプリファレンスセンターへアクセスできるようにしましょう。そうすれば、完全に配信停止されずに済むかもしれません。

まとめ

ニュースレターEmail Blastはこれまで通りに送るとしても、今回紹介したようなオートメーションメールを使うと、メール送信者の時間とリソースを節約しつつ、受信者と1:1でコミュニケーションを取ることができます。

オートメーションメールの戦略を立てる際は、まず受信者のデータを調査し、シンプルなウェルカムメールシリーズの送信から始めることをお勧めします。

また、宛先リストから受信者を削除するのは残念なことではありますが、2~3か月間メールを開封しない受信者に配信終了のオートメーションメールを送ることで、手間をかけずに高い到達率を維持することができます。

オートメーションメールの運用に慣れてきたら、セグメントごとに最適なコンテンツを探すため、トリガーを追加してテストしましょう。

より詳しい内容は、Best Practices For Email Marketing Automation: A How-to Guideをチェックしてください。

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