実用的なメール登録フォームと活用ポイント11選

実用的なメール登録フォームと活用ポイント11選

この記事は 12 Tried-and-True Email List Sign-Up Forms and Tips の抄訳です。

メールマーケティングで成果を出すための第一歩は、本当にブランドに興味を持ってくれる購読者のリストを作ることです。苦労して自社で作り上げたリストには、ブランドからの情報発信を心待ちにしている「優良な見込み客」が多く含まれています。

では、そのような見込み客にメールを購読してもらうにはどうすれば良いのでしょうか?
重要なのは、質の高い「メール登録フォーム」です。

今回は、思わず購読したくなるおすすめのメール登録フォームを実例付きで紹介します。

メール登録フォームとは?

メール登録フォームとは、メルマガやニュースレターの購読希望者からメールアドレスを収集するためのオンラインフォームです。しかし、優れた登録フォームは、単にメールアドレスを収集するだけではありません。どのようなメールが届くのかや購読するメリットを明確に伝えることで、購読者との信頼関係を築くきっかけとなります。

メール登録フォームは、Webサイト内のあらゆる場所に設置できます。

  • フッター
  • トップページのメインビジュアル
  • スクロール中のポップアップ
  • サイドバー
  • SNS上

フォームの入力項目は1つか2つに絞り、購読希望者が迷わず登録できるようにすることが重要です。

優れた登録フォームに必要な要素

まずは、優れた登録フォームに必要な要素を確認しましょう。興味関心の高い購読者のメールアドレスを集めるためのテクニックが詰まっています。

  • 付加価値:
    購読のメリットを明確に示しましょう。メールアドレスを登録すれば、お得な情報やクーポンなどが獲得できることを最初に伝えるのが効果的です。
  • 効果的なCTA:
    CTAには「購読する」「サインアップする」などの言葉がよく使われますが、より具体的なフレーズにするのも効果的です。たとえば「無料のeBookを入手する」「コミュニティに参加する」「このブログの読者になる」などです。
  • 配信内容の明確化:
    メルマガやニュースレターの内容や頻度をあらかじめ伝えましょう。
  • 一貫性のあるデザイン:
    ブランドイメージやサイトのデザインと調和したフォームを用意しましょう。フォントや配色、トーンに統一感を持たせることが重要なポイントです。
  • シンプルさ:
    名前や出身地などの入力は求めず、シンプルにメールアドレスのみを尋ねましょう。購読者に関する他の情報は別途集めれば良いのです。

では、これらのテクニックを使った実例を見ていきましょう。

優れたメール登録フォーム作成のヒント

1.Webサイトの目立つ位置に置く

Backlinko.comの登録フォーム

Backlinko.comにアクセスすると、すぐにメール登録フォームが目に入ります。
見逃されない位置にメール登録フォームを配置し、単刀直入に「AI検索で成果を出すための秘訣を届ける」というメッセージを伝えているのです。

加えて、フォームのすぐ側には、マーケティング業界で知名度の高いKieran Flanagan氏のアイコンと推薦コメントが添えられています。こうした推薦コメントは「ソーシャルプルーフ」と呼ばれ、サービスの信頼性を担保する重要な要素です。まだ知名度のないブランドであっても、ソーシャルプルーフをうまく活用することで「メールアドレスを提供する価値がある」という安心感を与えられます。

2.コンテンツに合わせる

Legion Athleticsの登録フォーム

サイト訪問者が閲覧しているページの内容に合わせてメール登録フォームを準備しましょう。コンテンツと関連のないフォームを用意しても効果はありません。たとえば、女性のトレーニングにフォーカスしたページで男性ボディビルダー向け商品のクーポンを紹介しても、メールアドレスが登録されることはないでしょう。

Legion Athleticsでは、減量用カロリー計算ツールを紹介する記事内の登録フォームにメールアドレスを入力すると、計算結果をメールで送れるようになっています。
このように、手間を惜しまずページのコンテンツに合わせることで、訪問者にとって魅力的なフォームを作ることができます。

3.興味がある人に限定する

Designmodoの登録フォーム

むやみにメールアドレスの入力を求めず、コンテンツに興味を持ってくれたサイト訪問者のみに促す方がうまくいく場合もあります。

Designmodoブログでは、メール登録フォームを記事の末尾に設置しています。ブログ記事に興味を示し、最後まで読んでくれた訪問者にメール購読をすすめるのは理にかなっています。

逆に、最初の一文すら読んでいないのにポップアップでフォームを表示すると、訪問者の興味を損なってしまいます。まずはしっかり読んでもらい、関心を示した訪問者に対して、さらに価値ある提案をしましょう。

4.サイドバーまたはフッターに置く

Email on Acidの登録フォーム

訪問者のページ閲覧を邪魔をしないように、控えめにフッターやサイドバーへ設置する方法もあります。

Email on Acidのフッターにあるフォームはシンプルですっきりしています。どのページでもスクロールダウンすればフォームを見つけられるので、希望者は迷わずに購読を始めることができます。

5.固定表示する

Smart Passive Incomeの登録フォーム

固定メニューにメール登録フォームを配置するのも有効です。

Smart Passive Incomeの登録フォームを見てみましょう。画面をスクロールしても常にヘッダーにメニューが表示されるため、ページを閲覧している訪問者を邪魔することなく、また見逃されることもありません。

6.ソーシャルメディアを活用する

ソーシャルメディアを活用する

Webサイトだけでなく、ソーシャルメディアも購読者獲得のチャネルとして活用しましょう。単なるフォロワーを購読者に変えることができます。

たとえばFacebookのリード獲得広告では、デスクトップでもモバイルでも簡単にメール登録フォームを設定できます。

7.オフラインのフォーム

世の中がデジタル化するにつれ、逆に物理的なメール登録フォームが目立つようになりました。お店のテーブルやレジ、展示会やイベントのブースなどにフォームのURLやQRコードを記載した紙を置いて、興味をもった人がすぐ手に取れるようにしましょう。

8.イベント申込者に登録を促す

ウェビナーなどのイベント申し込みフォームは、メルマガ購読を促す絶好の機会です。 参加者は申し込み時にメールアドレスを入力しているため、自然な流れで購読意思を確認できます。

9.SMSの登録オプションを設ける

フォームより手軽にメールアドレスを登録してもらいたい場合は、SMSも活用しましょう。「登録」というテキストとメールアドレスを特定の電話番号に送ることで、メールの購読を可能にする方法があります。数文字打つだけなので、ランディングページや登録フォームにアクセスするよりずっと簡単です。

10.サンクスページを活用する

サンクスページで購読を促す方法もあります。製品やサービスを購入してくれた顧客に、感謝の気持ちを伝えながら最新のニュースやクーポンを提供すれば、購読者になってくれるかもしれません。

11. 404ページを最大限に活用する

Shinestyの404ページ

404ページを活用して訪問者を購読者に変える方法もあります。Shinestyの404ページを見てみましょう。ページ末尾に「メールなんてつまらないが、我々のは違う。」というフレーズとともに、「賢い選択をしましたね! 」というユニークなCTAボタンが設置されています 。本来ならエラーページに不満を持って去っていく人々を、抜群のセンスで購読者にしようとしているのです。

さいごに

今回は、優れたメール登録フォーム作成の様々なテクニックを紹介しました。ぜひ、魅力的なフォーム作成の参考にしてください。
しかしながら、メール登録フォームは一度作ったら終わりではありません。試行錯誤と効果測定を繰り返し、改善サイクルをまわしましょう

メール登録フォームによって購読者を集めた後は、関係を育てていくことが重要です。登録してくれた購読者に価値あるメールを継続的に届け、信頼関係の構築につなげましょう。

よくある質問

Q:メール登録フォームの入力項目はいくつが望ましいですか?

最小限に抑えましょう。通常はメールアドレスだけで十分です。
項目が1つ増えるごとに登録完了率は低下していきます。その他の情報は、ウェルカムメールや購読管理ページを通じて後から収集することができます。

Q:メール登録フォームは、ポップアップ形式と埋め込み形式のどちらを使うべきですか?

どちらにもメリットがあります。ポップアップ形式は訪問者の目を引くため登録率が上がる傾向にありますが、表示のタイミングが悪いと不快感を与えてしまいます。一方、埋め込み形式は控えめでユーザ体験を損ねにくい反面、見落とされやすいのが難点です。
おすすめは両方の併用です。初めてサイトを訪れた人にはタイミングを見計らってポップアップを表示し、じっくり検討したい人のためにサイトの各所に埋め込みフォームを設置しましょう。

Q:メール登録を促すのに最も効果的な特典は何ですか?

ターゲット層によって異なりますが、「特定の課題を解決するもの」や「すぐに役立つ価値があるもの」が効果的です。
ECサイトなら「割引クーポン」、B2Bサービスなら「限定コンテンツ」がよいでしょう。「無料ツール」や「テンプレート」も多くの業種で活用できます。どのような特典であっても、サイトを訪れた目的と関連性の高い内容であることが大切です。

Q:メール登録フォームへの不正な登録を防ぐにはどうすればいいですか?

reCAPTCHAのようなツールを導入してボットによる登録を排除しましょう。 偽のメールアドレスや不正な登録を防ぐにはダブルオプトインも有効です。
これらを導入することで、実在しないメールアドレスを減らせるだけでなく、本当にメールの受信を希望する購読者のリストを構築できます。

Q:メール登録フォームはWebサイトのどこに設置するのがいいでしょうか?

サイト訪問者が自然とスクロールを止める場所や、コンテンツに興味を持つ場所がおすすめです。 具体的には、トップページ、ブログ(特に記事の末尾)、会社概要ページ、そしてフッターなどです。さまざまな場所への設置を試して、登録数が高い場所を探しましょう。

Q:メール登録フォームはどのくらいの頻度で表示すべきですか?

訪問者の目に留まる程度に表示しつつ、しつこいと感じさせない頻度が望ましいでしょう。
ポップアップを閉じた訪問者に対しては、少なくとも30日間は再表示させないようにしてください。離脱防止ポップアップ(サイトから離脱しようとしたタイミングで表示されるポップアップ) は、最後の切り札として使います。埋め込みフォームについては、目立つ場所に置きつつも、コンテンツの閲覧を邪魔しないデザインを心がけてましょう。

Q:メール登録フォームのボタンにはどんな文言を使うのが効果的ですか?

登録すると「何が手に入るのか」が具体的にイメージできる言葉を使いましょう。単に「登録する」とするのではなく、「無料で資料をダウンロードする」「お役立ち情報を受け取る」「購読者になる」といったフレーズが効果的です。具体的な価値が伝わり、訪問者がボタンをクリックしたいと思えるような表現を目指してください。

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