パスワードリセットメールの事例と到達率を高めるためのTips

パスワードリセットメールの事例と到達率を高めるためのTips

この記事は Password Reset Email Message Examples + Deliverability Tips の抄訳です。

みなさんも、パスワードを思い出すのに苦労した経験が何度もあるかと思います。結局、諦めて「パスワードを忘れた方へ」のようなリンクをクリックしたのではないでしょうか?パスワードを覚えられない人は、パスワードリセットメールを頼りにしています。この手のメールはワクワクするものではありませんが、私には(そして多くの人にとって)アカウントにログインするのに必要なものです!

パスワードリセットメールはトランザクションメールにカテゴライズされます。また、受信者からリクエストがあったタイミングで送信され、有効期限があるという特性があります。では、良いパスワードリセットメールとはどのようなもので、具体的にどういった内容を含めるべきでしょうか?

本記事では、パスワードリセットメールのベストプラクティスといくつかのサンプルを紹介し、最後にメールを受信トレイに届けるためのTipsをまとめます。

パスワードリセットのベストプラクティスと事例

パスワードリセットリンク

パスワードリセットメールにはどのような情報を含めればよいのでしょうか?「当然、パスワードでしょ」と思われるかもしれませんが、たとえ一時的なものであってもメールにパスワードそのものを含めるのは危険です。以下で紹介している事例でもパスワードを含めたメールは一つもありません。

メールには、パスワードではなくパスワードをリセットするためのリンクを含めてください。これはユーザアカウントを危険にさらす可能性を減らす、より安全な方法です。

以下のTwilio SendGridのメールでは、パスワードをリセットするためのCTAボタンと、パスワードリセットをリクエストしていない場合にサポートに問い合わせるためのメモがあるのがわかります。多くの企業では、意図せず送信されたパスワードリセットメールを無視するよう言っていますが、SendGridではサポートチームに連絡を取るようにすることで、お客様のアカウントをより安全に保つようにしています。

Twilio SendGridのメール

送信者名とロゴ

パスワードリセットをする際、受信したメールが安全なものであることを確認したいと思うはずです。送信専用のメールアドレスから届いたメールや、見慣れない送信者名だった場合、受信者はそのメールを迷惑メールとみなす可能性が高まります

送信者名と送信元メールアドレスは、あなたの企業のものであることがわかるよう明記しましょう。また、メールの上部にはロゴを入れましょう。これにより、受信者はメールが実際にあなたの企業から送られたものであることを確認できます。

ClassPassから送られた以下のメールは、送信者名が ClassPass 、送信元メールアドレスが info@classpass.com 、メールの上部とGmailのプロフィール画像にもロゴが入っています。このメールがClassPassからのものであることを疑うことなく、自信を持ってメールを開き、何の問題もなくリンクをクリックすることができました。

ClassPassからのメール

短くシンプルに

素早く要点にたどり着けることも良いパスワードリセットメールとして重要です。結局のところ、特定の目的を持ったメールなので、余計な情報は不要です。

letgoのメールは、「letgoのパスワードをリセットしてください」という直接的な件名で始まります。メールを開くと、新しいパスワードを設定するためのCTAが中央に大きく目立つボタンで配置されており、一目見ただけで、パスワードをリセットするためにどこをクリックすればいいのかがわかります。

この例はシンプルなものかもしれませんが、メールの上部にはカラフルなCTAやロゴ、ウェブサイトのメニューがあるletgoブランドを表す代表的なものです。

メールは複数カラムの複雑なテンプレートである必要はありませんが、見た目は洗練されている必要があります。プレーンテキストは迷惑メールと関連していることがあるため、特にトランザクションメールではプレーンテキストを使用しないようにしましょう。また、受信者がデスクトップとモバイルの両方で見やすいよう、デバイスを問わずメールをテストしましょう。

メールのデザインに役立つサンプルテンプレートが必要な場合は、無料のレスポンシブ対応のテンプレートをダウンロードして、お客様のブランドに合わせてカスタマイズしてください。

letgoのメール

有効期限

特に機密情報を扱う企業では、パスワードリセットリンクに有効期限を設けることをお勧めします。

以下はNikeからのメールですが、リンクが48時間有効であることと、パスワードの要件がすべて記載されていました。このメールを読んだことで、自分が設定したパスワードを思い出すことができたので、結果的にリセットを行う必要はなくなりました。

Nikeからのメール

トランザクションメールの到達性向上のために

パスワードをリセットするためのメールを送信した後にすることは何でしょうか?それは受信トレイを確認することです。

でも、メールが届かなかったらどうなるでしょうか。不満と文句の連絡がカスタマーサービスに飛ぶことになるでしょう。パスワードリセットメールが受信トレイに届くこと、つまり、迷惑メールフォルダに振り分けられたり、遅延やブロックされたりしないことがとても重要です。

メールが本来あるべき場所に届くよう、以下のことに気をつけましょう。

  1. 固定IPアドレスから送信してください。固定IPアドレスを利用し適切にコントロールすることで、強力なレピュテーションを構築できます。
  2. マーケティング/プロモーション用メールとトランザクション用メールのストリームを分離するのも有効です。そして、トランザクション用のメールストリームが高い到達率を維持できているか注意深くモニタリングしてください。
  3. トランザクションメールにマーケティング要素を加えるのは避けましょう。インターネットサービスプロバイダ(ISP)が勘違いをして、トランザクションメールを迷惑メールフォルダに振り分けてしまう可能性が高まるためです。

パスワードリセットメールが受信トレイに届かなくなるその他の要因についてより詳しく知りたい場合は、2019 Email Deliverability Guideをご覧いただくか、サポートにお問い合わせください。

最後に

良いパスワードリセットメールとなるために以下のことを確認しましょう。

  • 受信トレイでブランドを識別できるようにする
  • メールは短く
  • リンクを含める(パスワードそのものは含めない)
  • よりセキュアにするためにパスワードリセットには期限を設ける
  • 受信トレイに届くようにする(迷惑メールフォルダに振り分けられないように)

トランザクションメールについてより詳しく知りたい場合は、Transactional Email use casesをご覧ください。

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