BattleHack 2015 Tokyo 参加レポート
- 2015年6月26日
- by 中井 勘介
- Category: イベント・セミナー
SendGridエバンジェリストの中井です。6月13~14日に開催されたBattleHack 2015 TokyoにAPIパートナーとして参加しました。既に以下の様なレポートも上がっていますし、BattleHackがどんなイベントだったかを中心にご紹介します。
- PayPalがハッカソン世界ツアー「BattleHack」の東京編を開催、シリコンバレー本戦を目指して41チームがピッチ
- 日本は評価が甘め? Braintreeのグローバルなハッカソンで審査員をやって感じた厳しさ
BattleHackとは – 総勢130名41チームの大ハッカソン
PayPalとその子会社であるBraintreeが主催するハッカソンで、東京を含む世界14箇所で予選を行い、各地で優勝したチームがシリコンバレーに集まり決勝戦でトップを競います。優勝チームにはなんと賞金10万ドル!(およそ1200万円)が贈呈されます。
ちなみに今回が3回目で東京での予選は初めてとなります。
BattleHackにはいくつかのルールがあり、
- 1チーム4名まで(1人でも可)
- PayPalもしくはBraintreeのAPIを利用すること
- アプリケーションは何らかの問題を解決するものであること
- ピッチは2分でデモを必ず入れること
各チームは上記に従い24時間でプロダクトを作成しました。
ハッキングの様子
APIパートナーもサポートします
最高のコードと最高のグルメ、完璧なファシリテーション
BattleHackはハッカーたちが実装に集中できるよう最高の環境を準備していました。朝食、昼食、夕食、夜食、おやつを全て適当なタイミングで提供(しかもどれもおいしい!)
職人が寿司を握っていたり、地ビールが飲み放題だったり、コーヒーも猿田彦珈琲と、とてもハッカソンに来ているとは思えないほど充実していました。
夜にはマッサージも!
世界中から集ったPayPal, Braintreeチームのファシリテーションもさすがでした。ネットワークや音声、プレゼン機材等やはり問題も発生していましたが迅速に対応していました。世界中での開催実績は伊達ではないですね。
SendGrid賞はChokin(チーム:Bario)
全部で10もの作品でSendGridを利用していただきましたが、SendGrid賞はチームBarioのChokinに贈りました。PayPalを利用し貯金を奨励するためのプラットフォームです。ユーザに貯金を促すためにSendGridからメールを送るというシンプルな利用用途ではありましたが、ただ単純な通知メールではなく、ユーザエンゲージメントを高めるための重要なツールとして利用していたこと、作品のコンセプトから総合しての選択となりました。
商品ははやりのドローンをメンバー全員にお送りしました!
チームBarioの発表の様子
ハッカソンとSendGrid
SendGridは世界各地のハッカソンにAPIパートナーとして参加していますが、BattleHackにも第1回の2013年から参加しています。
今回は初めての日本開催ということで米国Developer Evangelistより依頼され日本チームで参加したわけですが、海外でのSendGridの人気、Developer Evangelistたちの活躍ぶりを感じることができました。
SendGridのTシャツを着ていると「お!SendGrid!誰々のこと知ってる?あいつは本当にすごいやつだ、いつも世話になってるんだよ」と主催者やパートナーの方々から何度も声をかけられました。以前、この記事を読んだことを思い出し、今も変わらずDeveloper Relationsを大切にしていることを肌で感じ嬉しく思いました。
さいごに
あっという間の2日間でしたが、終了後に運営チームと「来年も絶対に東京でやろう!」と言い合えるような素敵なイベントでした。決勝戦も楽しみです。優勝チームの皆さんがんばってください!
引き続きSendGridチームではハッカソンにAPIを提供していきます。もしなんらかのハッカソンを企画する場合ぜひお声がけください!