デジタルコミュニケーションの未来

デジタルコミュニケーションの未来

この記事は The Future Of Digital Communications Study の抄訳です。

特に若い世代にとって重要なコミュニケーションチャネルであるメール。その将来や、B2Cコミュニケーションにおけるメールの有効性について、10年ほど前から盛んに議論されてきました。これに対する真の回答と理解を得るため、SendGridでは本当に価値のある「データ」を選別し、それを活用したいと考えていました。

そこで、調査会社のEgg Strategyと協力し、メールがどのように使われ、他の一般的なデジタルコミュニケーションツール(Instagram, WhatsApp, SnapChat, Slack, Facebook, 電話, テキスト等)と比べてどのように思われているのかを調査しました。その結果については、The Future of Digital Communication Report(英語) にまとめてあるのでご確認ください。メールに対する人々の考え方や主なメールユーザのデモグラフィックといったデータは、これから配信するメールキャンペーンや、メールプログラムの最適化に役立つでしょう。

SendGrid+eggstrategy

このレポートにある、デジタルコミュニケーションの利用方法、考え方、傾向といった貴重なデータをぜひ皆様にもご活用いただければと思います。以下、レポートの内容を少しかいつまむと、

  • 世代を問わず、メールは主要なコミュニケーション手段となっており、必要不可欠かつ重要で、人々の生活に定着しています。
  • あと数年でZ世代でもメール利用者の割合が増え、その割合はX世代やミレニアル世代よりも多くなります。X世代やミレニアル世代の大半は、メールはこれまで通り使っていく、もしくはより多く使っていくという見込みです。
  • 消費者が企業と交流する際のコミュニケーション方法としては、圧倒的にメールが好まれます。これは世代を問いません。
  • 文書の共有や打合せの日程調整など、仕事に関するやり取りについては、主にメールが使われます。

メールは今も健在

デジタルコミュニケーションの世界は、この10数年で急速な進化を遂げました。私自身、この間に新しいツールやチャネルを利用するようになったことも確かです。

これまでにも「メールは終わった」もしくは「もう終わる」といった見出しをたくさん見てきましたが、もはや通説となっているこの神話は定期的に、特に新しいソーシャルメディアやコラボレーション製品が出てくる度に繰り返されました。いくつか私のお気に入りをご紹介します。

メールは今も健在

Facebookのメッセージ機能は、メール終了の前兆か?
Facebookのマーク・ザッカーバーグがメールを全滅させた?
メールキラー「Slack」は、仕事の未来をどう変えるのか?
Slackが完全にメールを終わらせる、その理由

これらの見出しは真実か?その答えは、その人が開発者なのかマーケターなのか、日々顧客と接する際に使っているのがメールなのかそれとも他のチャネルなのか、といったことで大きく変わってきます。

しかし、今回のレポート The Future of Digital Communication Report(英語) は、我々にリアルなデータとフィードバックを提供してくれます。これによると、メールはまだ強力なマーケティングチャネルであり、若い世代においてもよく使われているということが分かります。

以下、その統計を見てみましょう。メールは今も生き残っているというより、むしろ成長していることが分かります。

1日に送信される商用メールは1,250億通 (Radicati)

メールマーケティングは、1ドルの投資で38ドルのリターンを創出 (DMA)

メールマーケティングのROIは、ソーシャルメディアマーケティングの5倍(eMarketer)

メールのユーザ数は世界中で37億以上 (Radicati)(ちなみに、SendGridでは2017年6月30日までの12ヶ月で、20億の宛先にメールを送信しています)

今後

今後のSendGridブログでは、以下のテーマを掘り下げていく予定です。

  • メールがZ世代を含むすべての世代で使われる理由
  • 消費者がメールのコミュニケーションを好むのはどんな時で、どういう理由なのか
  • 消費者が企業とやり取りする際、どのような方法を好むのか
  • 世代による主なコミュニケーション方法や好みの違い(X世代、ミレニアル世代、Z世代)

この新たな調査により、デジタルコミュニケーションやデジタルマーケティングにおけるメールの未来について、より正確な言葉と統計情報が得られました。みなさんご存知のように、友人や家族と繋がるためのツールとしてはメールの他にも素晴らしいものがいくつもあり、また、職場でのコラボレーションツールも重要です(SendGridでもそういったツールを使っています)。しかし、このレポートが示すように、世代を超えて、人々は今後もメールを使っていきたいと思っているのです。

顧客とエンゲージするための重要なチャネルとして、我々はこれからも引き続きメールを使っていきますし、このレポート The Future of Digital Communication Study(英語) を読んでくださった方もそうであると確信しています!