マーケティングメールで使える!画像素材サイト19選(2018年版)
- 2018年12月7日
- by SendGrid
- Category: メールマーケティング
この記事は Where to Get Great (Non-stock!) Email Marketing Images in 2018 の抄訳です。
コンテンツライターの仕事の中で特に憂鬱なのが、メールで使う画像を探すことです。私は物書きであり、絵描きではないのです。ありもしない画像を探し、iStock内をさまよっていることが本当によくあります。
幸運なことに私は社内のグラフィックデザイナーに助けてもらうことができましたが、多くの場合このようなリソースの確保は難しいか、そもそもリソース自体がないということもあるでしょう。
はじめに
常に時間に追われているマーケターの中でも、特に、すべてを1人でやらなければならない状況にある方の助けになればと思い、今回は優良画像素材サイトをいくつかご紹介いたします。次のメール配信のお役に立てれば幸いです。
また、これらの画像が使えるレスポンシブ対応のフリーテンプレート(下の画像はそのうちの1つです)もあります。うまく活用して時間を節約していただければと思います。
しかしその前にまず、法的な問題をクリアにしておきましょう。オンライン画像は、著作権、商標、およびその他の知的財産法によって保護されている場合があります。面倒なことにならないよう、正規の販売代理店や画像素材サイトを利用してください。以下でご紹介する画像素材サイトは例として挙げたものであり、法的な観点において十分に吟味されている訳ではありません。また、私は法律家ではなく、法的なアドバイスをする立場にもありません。
各画像に付随する使用許諾契約に目を通し、ご自身のユースケースがライセンス条項で許可されていることを必ず確認してください。素人には非常に難しい分野のため、疑問がある場合は有能な弁護士に相談しましょう。
さて、小難しい話はこれぐらいにして、本題に入ります。
1. Death to Stock
Death to Stockは無料ではありませんが、ファンタスティックで面白い画像がたくさんあり、プロが手がけた作品も豊富です。Death to Stockの画像はここでしか手に入らない(他のサイトには置いていない)というのもポイントです。
2. Unsplash
Unsplashは無料の写真ライブラリで、高解像度の写真が55万点以上あります。Unsplashの写真は誰でもダウンロードして自由に使用することができます。また、写真はコレクションという形でまとめられ、自分でコレクションを作成することもできます。
3. Pixabay
Pixabayでは、膨大な(150万点もの)ロイヤリティフリーの動画および画像を提供しています。ベクター画像やイラストもあります。検索時は、種類(画像・動画など)、向き(縦・横)、カテゴリ、サイズ、色で絞り込むことができます。
【Tips】イラスト素材
unDrawではイラスト素材を提供しています。これらのイラストはテーマカラーを自由に変更することができるため、ブランドや企業のイメージに簡単に合わせることができます。
4. Pexels
UnsplashやPixabayと同様、Pexelsでも無料の写真を提供しています。カテゴリ、コレクション、色といったもので検索でき、お気に入りのカメラマンをフォローすることもできます。
5. Burst
Burstは、Shopifyが提供している画像素材サイトです。他の素材サイトと同じように、カテゴリで絞り込んだり、テーマで検索したり、最近追加された写真をチェックしたりすることができます。興味深いのがビジネスアイデアのページです。「レディースファッションの販売」や「キッチン用品の販売」など、様々なビジネスに直結した画像を探すことができます。
6. NegativeSpace
NegativeSpace はカメラマン向けのプラットフォームで、その作品を世界と共有することができます。画像はすべて高解像度で、動画やイラストはありません。これらの写真は編集して使用することができます。メールアドレスを登録しておけば、最新画像の情報をメールで受け取ることもできます。
7. Barnimages
Barnimagesの画像はインターネット上から収集されたものではなく、すべてクリエイターが作成したものです。無料の画像だけでなく、無料のモックアップも提供しています。
8. PicJumbo
PicJumbo には何百万点もの無料画像があります。2,000点以上の高解像度画像をまとめて購入することができるAll in One Packもあります。
写真にロゴや商標が入っている場合、その写真は使わないでください。この選択が常に正しいとは限りませんし、あなたが望む答えでもないかもしれませんが、その帰属やクレジットの表記に責任を負い、常に細かくチェックしなければならなくなるよりはマシです。よく似た別の画像を探しましょう。
9. Life of Pix
Life of Pixは、週ごとに異なるカメラマン10名を特集しています。訪問者は常に新しい画像に出会うことができます。
10. Startup Stock Photos
Startup Stock Photosは、テック系スタートアップ向けの画像が豊富です。検索機能はないのでスクロールで頑張ってください。
11. Gratisography
Gratisographyが他のサイトと違うのは、「奇抜で、美しく、人目を引く」画像が多く掲載されているという点です。他よりも個性的で面白い画像を見つけることができるでしょう。例えば、ロボットスーツを来た老女、といった画像を探すには最適です。こういうのが欲しかったという人も多いのでは?
【Tips】画像の切り抜き
ヘッダ画像、背景画像、本文を区切るための画像など、画像を探す際は様々なユースケースがあるかと思います。
画像全体を使わなければならない、ということはありません(編集に制限がある場合を除く)。
ユースケースにあわせて、不要な部分を切り抜き、必要な部分だけを使用しましょう。こちらのスライドも参考にしてみてくださいね!
12. CreateHER Stock
CreateHER Stockは女性ブロガーやクリエイター向けの画像素材サイトで、ライフスタイル関連のモダンで信頼できる画像を提供しています。数百の無料画像があり、有料会員になれば1,300点以上の画像にアクセスすることができます。
13. FoodieFactor
FoodieFactorは、ISO Republic(こちらも画像素材サイトです)が立ち上げたサイトです。食べ物や飲み物に関する画像が1,200点以上もあるので、レストランやホスピタリティ業界のメールマーケティング担当者はブックマークしておくことをお勧めします。
14. New Old Stock
New Old Stockはかなり変わったサイトで、昔のパブリック写真を掲載しています。1900年代初頭の白黒写真や、1950年代のカリフォルニアのセピア調の写真が欲しい時など、特定のユースケースで重宝します。様々なカテゴリの高解像度画像をまとめて購入することもできます。
15. Magdeleine
Magdeleineは、投稿された画像をカテゴリで絞り込んだり、クリエイティブコモンズライセンスのもののみを閲覧したりすることができます。
【Tips】デザインリソース
GraphicBurgerは、メールをレベルアップさせたい場合や、社内にグラフィックデザイナーがいない場合にお勧めのサイトです。GraphicBurgerが提供しているモックアップ、テキストエフェクト、アイコン、写真などの素材を使って、ワンランク上のメールにしましょう。何か新しい要素を入れたいと思っている場合は一見の価値ありです。
16. JESHOOTS
チェコのWebデザイナーであるJan Vasek氏は、画像を使用したことで何百ドルも支払わされたという苦い経験から、2014年にJeshootsを作りました。彼は自身の作品を何百点も掲載し、誰でも無料で使用できるようにしました。2018年3月時点で彼の写真は140万回以上ダウンロードされています。
17. Stocksy
写真と動画の素材サイトStocksyは、ロイヤリティフリー素材の販売プラットフォームです。有料ではありますが、品質は高く、作品の制作者を支援することができます。
【Tips】Canva
Canvaは、マーケティングで必要となる画像や販促品等を作成することができるツールです。写真を探したり、それにテキストを追加したり、画像としてエクスポートしたりすることができます。イメージが湧かなくなったとき、何か一味加えたいとき、Canvaが力になれるでしょう。デザイン経験がなくても簡単に使うことができます!
18. Foter
3億3500万点もの無料画像があるというFoterでは、カテゴリやライセンス等でフィルタリングすることができます。また、著作権表示が必要な画像では、利用者は何をすれば良いか?ということまで指示してくれます。
19. Kaboompics
Kaboompicsは無料の画像素材サイトで、テーマ、色、カテゴリなどで検索できます。Kaboompicsにはブログがあり、画像の使用方法に関する内容だけでなく、デザインに関する有益そうな内容も掲載されています。
おわりに
きっと、次のマーケティングメールでは「平凡な画像だなぁ」なんて思われることはないでしょう。上述のWebサイトを活用すれば、簡単に面白くて魅力的なものにすることができます。
それはさておき、受信者がメールを開封し、本文を読み、最終的にエンゲージする上で、画像は一つの要素にすぎません。受信者が次のメールを待ちきれなくなるよう、コンテンツ、CTA、件名といったものをしっかり練りましょう。