友人の作り方に学ぶ、宛先リストの増やし方

友人の作り方に学ぶ、宛先リストの増やし方

この記事は Grow Your Email List Like You Make New Friends の抄訳です。

メールマーケティングを成功させるために必要なことは、意外にも、新しい友人をつくるときに取るべき行動に似ています。本記事でご紹介する宛先リストを作成するためのシンプルな方法は、新しい購読者を獲得し関係を維持するために役立つでしょう。

1. 新しい購読者を歓迎する

パーティーに参加したのに、誰からも歓迎されず話しかけられないという状況を想像してみてください。間違ったパーティーに参加してしまったのか、もしくは歓迎されないような行動をしてしまったのかと心配になることでしょう。

新しくメルマガやニュースレターを購読してくれた人にそのような思いをさせないよう、配慮が必要です。会話のキャッチボールを無視した内容を送信してはいけません。購読申し込みの完了や、今後送信するコンテンツの内容をお知らせするようなメールを送信しましょう。

ウェルカムメールで押さえるべきこと

  • 誰からのメールなのか説明し、オプトインを取った上でメールを送信していることを伝える。
  • どれくらいの頻度で送信するのか伝える。(詳しくは「受信ボックスで他のメールに埋もれないために」をご参照ください)
  • あなたのビジネスにとって意味のあるCTAをつける。(近隣の店舗情報、新着情報、次回開催イベントの登録、など)

下記のウェルカムメールをご覧ください。ファッション、インテリア、雑貨などを扱うOLIVER BONASのメールです。新しい購読者に、取り扱い商品のカテゴリを紹介するCTAになっています。

新しい購読者を歓迎する

2. 購読者に興味を持つ

会社のビジネス内容によりますが、購読者が増える理由には様々なものがあります。典型例として、オンラインで不動産データベースを提供するZillowの例をあげましたので、下記メールをご覧ください。購読申込みがあるとすぐに効果的なウェルカムメールを送り、購読理由を尋ねています。

「あなたはどういう人ですか?」「どんな目的で購読を申し込んだのですか?」と、自分に興味を持った質問をされると購読者は嬉しく感じるものです。

購読者に興味を持つ

このメールは、購読者の興味に合ったコンテンツの配信と、それによる素敵な体験を保証しているだけでなく、メールへのエンゲージメントを確かなものにする役割を担っています。誰からもエンゲージメントを得られないメールを大量配信すると、受信ボックスプロバイダに「誰からも望まれていないメールである」と認識され、メールの到達性を悪化させてしまいます。とても残念なことです。エンゲージメントのない購読者には、次の項目を参考にフォローをしましょう。

3. しばらくエンゲージメントのない購読者をフォローする

しばらく連絡を取っていなかった友達がいれば、今どんなことをしているの?と確認しますよね。メールの場合も同様です。エンゲージメントの低い人にメールを送信し続けると、到達率に悪影響が出るのできちんと対応する必要があります。
再エンゲージメントメールを送信し、現在の状況を尋ね、再購読のアクションをとるためのオプションも加えておきましょう。また、購読者がメールの受信を嫌だと思っている理由、メールへの興味がない理由を教えてもらえないか聞いてみましょう。

しばらくエンゲージメントのない購読者をフォローする

上記のメールは、まさにそれを行っています。テクノロジーとビジネスに関するニュースを毎日届けてくれるThe Hustleのものです。このメールが送信された理由(購読しているが、最近開封されていない)、ニュースレターを受信できていない場合に考えられること(メールプロバイダに問題がある可能性)が示され、さらに、購読者が忘れているかもしれないニュースレターの配信頻度と配信時刻についても記載されています。また、受信できていない場合のトラブルシューティング、受信ボックスに届けるために購読者に協力してほしいこと(設定の変更方法)も載っています。

4. 謝罪をする

メール配信でのミスは避けようがありません。ミスしてしまった場合、どのように対処すればよいのでしょうか?

ミスの深刻度によっては、謝罪メールが必要になる場合があります。購読者を不快な気持ちにさせるようなミスであれば、謝罪の意味を込めたクーポンなどの配布が必要になるかもしれません。下記のメールをご覧ください。寝具の販売をしているPrimary Goodsの謝罪メールです。かわいい犬のGIFアニメーション、心からの謝罪の文章、さらにクーポンがついています。これなら、ミスにより購入を諦めてしまった人を呼び戻すことができるでしょう。

謝罪をする

5. 誕生日をお祝いする

最後に、新しく購読してくれた方を特別な気持ちにさせる簡単な方法をご紹介します。それは、誕生日など、その人にまつわる情報を覚えておき、お祝いすることです。

誕生日をお祝いする

お祝いの際、特別なクーポンを贈るとさらに良いでしょう。例えば、キャッシュバックアプリのIbottaからのメール(上記)は、誕生日に自分のためにすこし贅沢をしようという内容でした。
メールには贅沢を実現するアプリが載っており、リフレッシュできるホテルの予約、マッサージの予約、誕生日を祝う飲み物の購入などが可能です。素晴らしい誕生日のプランができそうですね。

おまけ: 新しい購読者と関係を築きつつ、昔からの購読者も大切にする

宛先リストの成長を考える時、新しい購読者を得ることは大きな目標ですが、既存の購読者を失ってしまうと実質的な成長は難しくなります。配信停止率はしっかり確認してください。エンゲージメントの低い購読者が減るのは素晴らしいことですが、配信停止率が高くなりすぎないよう注意しておきましょう。高い数値は、購読者が望むメールを送れていないことを表しています。

まとめ

上手に設計されたメールプログラムでは、対面でコミュニケーションするのと同じように購読者を扱っています。メール越しであっても、生身の人間のように歓迎し、個人を尊重し、反応がなければフォローし、きちんと謝罪し、時には特別な祝福までしてくれるのです。

新しい友人を作る場合でも、良好な顧客基盤を獲得し維持したい場合でも、宛先リスト構築の際には上記の方法を試し、長続きするような関係を構築しましょう。宛先リストの増やし方についてもっと詳しく知りたい場合は、「SendGrid’s How to Grow Your Email List」をご覧ください。