スタートアップ向けシリーズ:トランザクションメールから始めよう

トランザクションメールから始めよう

この記事は Email for Startups: Transactional Comes First の抄訳です。

メールの世界ではタイミングが命です。「SendGridよさげだね。メールを送信することになったらチェックしてみる!」といった感想を聞くことがよくありますが、小規模な企業ではそのタイミングは思ったよりも早くやってきます。
前回の記事では適切なメール配信サービス(ESP)を選択することが高い到達性を獲得するために重要となることをご紹介しました。ESPを決めたら、いよいよメールの送信です。今回は、まずはじめに考えなくてはいけないトランザクションメールの扱い方についてご紹介します。

何を送信するかを決める

サービスやプロダクトの種類によっては、メールを配信するための特別な必要性がある場合もありますが、一般的にはトランザクションメールとマーケティングメールを送信していることでしょう。トランザクションメールとは次のようなものを指します:

  • ログイン、セットアップその他アカウントの詳細についての通知
  • 領収書や注文状況の確認メール
  • パスワードリセットやセキュリティ情報の通知

多くの場合、顧客がサインアップしスムーズに利用を開始できるようトランザクションメールを送信するところから始めるでしょう。一方、マーケティングメールはより画像やデザイン重視で多様性があり、次のようなものを指します:

  • プロモーションやセールスの案内、クーポンの送信
  • ニュースレターや再エンゲージメントメール
  • プロダクトやサービスについてのお知らせ、もしくはイベント通知

マーケティングメールについては次回の記事で詳しくご紹介しますが、これらの違いについてはMarketing and Transactional Email Guide(英語)をご覧ください。

スタートアップ企業はすぐに始めよう

多くのスタートアップや小規模な企業は、サービスをローンチしてからメールを送信していなかったことに気付く、というミスを犯します。メール送信の準備ができたらすぐに送り始めるようにしましょう。
まずはじめは、できるだけシンプルにアプリをダウンロードしてくれた方に「ダウンロードいただき、ありがとうございます。」といった内容のメールを送信しましょう。

「スタートアップ企業が犯す最も大きなミスはサービスやプロダクトのローンチ後に、メールプログラムの開発を行うことです。」── SendGridシニアデベロッパーエバンジェリストTony Blank

彼のアドバイスによれば、できるだけ早くメールを送信しはじめることが重要です。企業名を周知できるだけでなく、送信者としての強力なレピュテーションを構築できるのです。

自前で作る(BIY: Build It Yourself)

さて、スタートアップ企業として自分のビジネスを一から創り上げたわけですが、同じ考え方を宛先リストの作成にも当てはめましょう。リストをゼロから構築するのは大変なことかもしれませんが、購入したリストや、以前のビジネスで使用していたリスト、ソーシャルメディアからクローリングして集めたリスト、パートナーや関連企業から取得したリスト宛に送信することはトラブルの原因になりえます。宛先リストを作成する場合に重要なことは次のとおりです:

  • サイズの大きなリスト≠良い宛先リスト量より質が大切です。企業やサービスの成長とともに宛先リストも成長します。
  • 信頼できるリスト=息が長いリスト自ら獲得したリストは到達性とエンゲージメントが高く、健全なメールキャンペーンに効果的です。
  • 本物のリストを維持する―宛先リストの成長が止まることはないので、最初のリスト構築後に気を抜かないようにしましょう。宛先リストを購入する誘惑に負けないでください。そして心配する必要はありません。最初の宛先リスト構築が最も難しく、成長させるのは比較的簡単です。

宛先リストの成長と管理の正しい方法については、Unread Mailビデオシリーズ(英語)やHow to Grow Your Email Marketing List(英語)をご覧ください。

まとめ

トランザクションメールは企業が送信するメールの基本であり、ここで強い基盤を持っておくことで、ブランド作りの強力な武器になります。TechCrunchのようなメディアで注目されるまでに大きなボリュームを扱えるシステムを準備しておきましょう。
トランザクションメールを送信できるようになったら、次はマーケティングメールです。次回は、初心者向けにマーケティングメールの概要についてご紹介する予定です。
SendGridではスタートアップ向けのアクセラレートプログラムを提供していますのでぜひご覧ください。