複数の異なるドメインを利用するには
- 2014年5月20日
- by SendGrid
- Category: 機能・使い方
この記事は Tutorial: How to Create a SendGrid Subuser With Its Own Whitelabel の抄訳です。
独自ドメインの利用については既にご紹介しましたが、
今回はサービスごとに異なるドメインを利用する方法についてご紹介します。
複数の異なるドメインを利用するためには、サブユーザ機能(※Silver以上のプランで利用可能)を使います。
サブユーザとは、簡単に言うと「子アカウント」のことです。各サブユーザの送信上限数は、親アカウントによって制限されたり、他のサブユーザの影響を受けたりします(親アカウントとサブユーザの合計送信数で管理されます)が、SMTPの接続情報・各種設定・統計情報・ログイン情報については、サブユーザごとに管理することができます。また、ドメインについても各サブユーザごとに異なるものを設定することができます。
今回はサブユーザごとに異なるドメインを利用する方法について説明しますが、親アカウントと同じドメインのサブユーザを作成する方法については、こちらの動画(英語) をご覧ください。
サブユーザを作成する前に
以下の点に注意してください。
- サブユーザの作成は一気にやり終えてしまうようにしましょう。途中でやめてしまったり、ログアウトしてしまったりすると、最初から手順をやり直す必要があります。
- サブユーザごとに独自ドメインを設定するには、事前に新しいIPアドレスを用意しておく必要があります。IPアドレスの追加についてはサポートにお問合せください。(※IPアドレスの追加には別途利用料が発生します)
それでは実際にサブユーザを作成していきましょう!
サブユーザの作成
SendGridにログインし、Account Overview 画面の右側にある Subuser Management をクリックします。
Subuser Management 画面が表示されます。
画面右上の New subuser をクリックします。
User Management 画面が表示されます。
サブユーザを作成するには、このあと6つのステップを実施する必要があります。それではStep1から進めていきましょう。
Step 1
サブユーザのアカウント情報を正確に入力します。
Username はSendGridのシステム全体でユニークである必要があります。まだ誰にも使われていない名前を入力しましょう。
全ての情報を入力したら、一番下までスクロールします。
「I agree to the terms of service.(利用規約に同意する)」のチェックボックスをONにします。
全て入力し終えたら、右下の Step2 – IP Selection をクリックします。
Step 2
サブユーザのIPアドレスを選択します。
ここには「親アカウントのIPアドレス」と「追加したIPアドレス」が表示されています。今回は新しく追加したIPアドレスを選択します。
選択したら、右下の Step3 – Quick Setup をクリックします。
Step 3
サブユーザのドメインを選択します。
新しいドメインでも、既にあるドメインでも構いません。今回は新しいドメインを使うため、Create a new whitelabel entry を選択します。
選択したら、右下の Step4 – Domain Info をクリックします。
Step 4
新しく使用するドメイン名と、プライバシーポリシーのURLを入力します。
入力したら、右下の Step5 – DNS Validation をクリックします。
Step 5
DNSレコードを追加していきます。親アカウントで独自ドメインを利用する場合と、やり方は同じです。
まずはサブドメイン名を決めます。必ず、他と重複しない一意な名前にしましょう。今回は “testing” というサブドメイン名を使います。
画面に表示されている、追加すべきDNSレコードの値がサブドメイン名 ”testing” で更新されていることが分かります。これら全てのDNSレコードをお客様が管理されているドメインホストに追加しましょう。
DNSレコードを追加したら、右下の Step6 – Confirm Settings をクリックします。
Step 6
全て終わると緑のチェックマークが表示され、設定内容の確認画面に移ります。内容が正しいことを確認してください。
以上で、サブユーザの作成は終わりです。
サブユーザは、Silver以上のアカウントでご利用いただけます。Silverプランについて、詳しくはこちらをご覧ください。
チュートリアル動画(英語) もありますので、実際の操作をご覧になりたい方はこちらもご参照ください。