サブユーザ機能とは?
- 2015年9月29日
- by SendGrid
- Category: 機能・使い方
SendGridのサブユーザ機能(※Silverプラン以上でのみ利用可能)はご活用いただいているでしょうか?今回はその概要や使いどころについてご紹介します。
SendGridのサブユーザ機能とは?
簡単にいうと”子アカウント”を作成できる機能です。
すべての設定はサブユーザごとに独立しており、サブユーザごとに全く異なる環境を構築することができるようになっています。
例)
- SendGridへの接続情報(ユーザ名やパスワード)
- サプレッションリスト(バウンスリストや配信停止リストなど)
- メールの統計情報やアクティビティログ
- メールの送信設定(トラッキングの設定、フッタなど)
- 独自ドメイン利用(Whitelabel)機能の設定
- Event WebhookやParse Webhookの設定
- 二要素認証の設定
- アラート設定
また、各サブユーザにはメールの送信上限通数を設定することができます。
サブユーザの使いどころ
各サブユーザの環境は独立しているため、用途に応じて使い分けることをオススメします。例えば、
- トランザクションメール用とマーケティングメール用
- テスト環境用と本番環境用
- サービスごと
といった分け方です。
なお、SendGridでは複数のFreeアカウントを作成することができないため、テスト環境が必要な場合はサブユーザをご利用ください。
親アカウントからサブユーザの設定を管理
サブユーザの設定を変更するのに、いちいちサブユーザでログインし直す必要はありません。SendGridにはサブユーザへの切替機能があるため、親アカウントからログアウトすることなく、直接サブユーザでログインしたときと同じように設定の確認と変更を行うことができます。
まずは親アカウントでマイページにログインし、ダッシュボードを開きます。
左上に表示されているログイン名(通常は”Reseller Customer”)をクリックします。
プルダウンメニューから“Switch User”をクリックし、切り替えたいサブユーザのユーザ名をクリックします。
ページが更新され、上部に “You’re currently logged in as [サブユーザ名]” というメッセージが表示されると、指定したサブユーザでログインしたのと同じ状態です。これで、当該サブユーザの設定を確認/変更することができます。
独自ドメイン利用(Whitelabel)機能の管理
サブユーザへのWhitelabelの割り当ては、親アカウントから設定できます(Subuser Managementもしくは、各Whitelabel設定)。
Domain WhitelabelとEmail Link Whitelabelについてはサブユーザでも作成できますが、編集できるのは自分で作成した、もしくは、自分に割り当てられたWhitelabelのみです。他のサブユーザや親アカウントのWhitelabelを閲覧・編集することはできません。
IPアドレスの割り当て
メールの送信元IPアドレスを追加している場合、サブユーザごとに異なるIPアドレスを割り当てることができます。親アカウントでログインし、SETTINGS > Subuser Management から、当該サブユーザで使用するIPアドレスを指定してください。
特に、トランザクションメールとマーケティングメールでは、異なるIPアドレスを割り当てた方が良いでしょう。
価格のメリット
サブユーザから送信したメールの通数はすべてまとめられ、一括して親アカウントに請求されます。そのため、複数のアカウントを作成するよりもずっと安価で、無駄がありません。
いかがでしたか?様々なメリットがある便利なサブユーザ機能を、ぜひご活用ください!