メール配信サービス「Twilio SendGrid」の導入検討ガイド

Twilio SendGridはクラウドベースのメールサービスです。確実なメール配信を、素早く簡単に始められます。

SendGridでは、ドキュメントやよくあるご質問、ブログといったリソースを豊富に公開しています。導入方法から、機能説明や使い方まで、お客様自身で参照しながらスムーズにご利用いただけます。とはいえ、導入検討中の方や、興味を持ったばかりの方にとっては、何から調べたら良いのか分かりづらいかもしれません。

そこでこの記事では、SendGridに興味がある方、導入してみたいがなかなか踏み切れないという方に向けて、判断の助けとなるような情報をご紹介します。

SendGridを使うと、どんなことができるの？

あらゆる種類のメール送信が可能

SendGridでは以下の機能を使い分けることで、さまざまな用途のメール送信を実現できます。

マーケティングキャンペーン機能

ニュースレターやメールマガジンといった、購読者への一斉配信メールに適しています。
リストのアップロードからメールの作成、送信までを全てダッシュボード上で操作できます。プログラミングは必要ありません。さらに、開封率やクリック率の把握、A/Bテストの実施、配信結果に応じたリストのセグメンテーションなどが簡単に行えます。

トランザクションメール送信機能

Web API、SMTPを使って、あらゆるトランザクションメール（購入完了通知や会員登録通知など、トリガをきっかけに自動送信されるメール）を送信できます。各種プログラミング言語に対応したライブラリも充実しています。

これらの概要は動画でも紹介していますので、ぜひご覧ください。
https://sendgrid.kke.co.jp/about/guide/summary-2/

高い到達率で、安定した大量配信が可能

メールは、あらゆるビジネスにおいて自社と顧客をつなぐ重要なコミュニケーションツールです。しかし、メールはただ送れば必ず届くわけではなく、約20%のメールは宛先の受信トレイに到達していないとの調査結果もあります。必要な宛先にメールを届けられないと、機会損失や企業のイメージダウンにもなりかねません。

メールを確実に届けるためには、送信者が「この人は正当なメール（＝スパムではないメール）を送る人である」と宛先から信頼される必要があります。SendGridには信頼性の高いメール送信を行うための機能が充実しており、メールが宛先にスパム扱いされるリスクを低減させることで、高い到達率を実現しています。
さらに、SendGridは非常に強力かつ安定したインフラの上に構築されており、全世界で月間1,000億通以上ものメール送信実績があります。大量の配信でも安心してご利用いただけます。

実際にSendGridを使っている人の声を聞きたい

IT製品・SaaS専門のレビューサイト「ITreview」では、SendGridのユーザから多数のレビューをいただいています。

SendGridの良いところとして、メールの到達性が高い点や、豊富なAPIで容易にシステムと連携できる点を挙げている方が多いようです。他にも主な口コミをこちらの記事で紹介していますので、ぜひご覧ください。
https://sendgrid.kke.co.jp/blog/?p=14191

また、SendGridはさまざまな業界の方にご利用いただいています。お客様が導入に至ったまでの背景や課題、SendGridによって改善したことなどを、導入事例としてご紹介しています。
https://sendgrid.kke.co.jp/case/

どうやって使い始めるの？

まずはSendGridのアカウントを作成しましょう。会員登録フォームでメールアドレスなどの個人情報や利用用途を記入してください。弊社で審査を実施した後、お客様のアカウントを発行します。詳細はこちらをご覧ください。

以下の「無料ではじめる」ボタンからも、会員登録フォームにアクセス可能です。

なお、アカウント作成時には利用プランは指定できず、必ずFreeプランからの開始となります。Freeプランでもメール送信に関するほぼすべての機能が使えるので、機能検証や使用感の確認などにご活用いただけます。必要に応じて有料プランにアップグレードしてください。

プランによる違いを教えて！

SendGridには大きく分けて3種類のプランがあります。無料でお使いいただけるFree、有料プランのEssentialsとProをご提供しています。それぞれの違いは、基本的には送信可能なメール通数とお考えください。上位のプランほど、より多くのメール送信が可能です。

また、Proでは全ての機能が使えますが、FreeとEssentialsでは一部の機能が制限されています。Proのみで使える機能には、例えば次のようなものがあります。

固定IPアドレス

専用の送信元IPアドレスを使うことで、他ユーザからの悪影響を受けなくなります。これにより、メールの到達率や送信レピュテーション（＝信頼度）をコントロールしやすくなります。

サブユーザ機能

一つのアカウント配下に独立した子アカウントを生成する機能です。認証情報や各種設定をサブユーザごとに分けて管理できます。
https://support.sendgrid.kke.co.jp/hc/ja/articles/115000029901
メールを送信するサービスが複数ある場合や、テスト用の環境が必要な場合にオススメです。

各プランの料金や使える機能の詳細については、以下をご覧ください。
https://sendgrid.kke.co.jp/plan/

少しでもSendGridが気になった方は

「やりたいことが実現できるか？」「使いこなせるか？」といった不安もあるとは思いますが、無料でほとんどの機能が使えるのでまずは気軽に試してみましょう！

弊社では日本語のサポートを提供していますので、機能や使い方に関する不明点があればお気軽にお問い合わせください。

「アカウントは作成したけど、次はどうしたらいい？」と迷った方はこちらをご覧ください。1からメールを送信する手順を詳しく説明しています。